Il film del sogno

現実逃避の夢日記

またも通夜・・・

2006-02-22 00:53:00 | 日記
1/21(火)
暖かきかな。コート不要。
元上役の突然の訃報。享年72。
まだ若い。
今月は知人の妻、母、元取引先の担当者などなど、周囲で不幸が続く。
夕刻横浜の斎場へ。
旧知の人々多数散見。
親しき仲間7名とお清めの宴。
故人の思い出話を小一時間、あとは共通知人の近況、消息、消長、盛衰。
そこに不在の嫌われ者の悪口で飲む酒美味し。
皆々気炎をあげ大いに盛り上がる。
ああ人間という奴は嫌なもんだな、帰路の車中で自己嫌悪。少し凹む。
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イノセント・ボイス-12歳の戦場-

2006-02-22 00:41:00 | 日記
2/6(月)
予報では夕刻より雪になるとかならぬとか。
結果、少し冷たき雨がチラつく。

シネスイッチ銀座にてタイトルのメキシコ映画を鑑賞。
1980年、中米の小国エルサルバドルは政府とゲリラの内戦下にあった。
11歳の少年主人公が住む小さな町は、軍とゲリラの勢力のほぼ境界線にあり、銃撃戦がなかば日常的に行なわれている。
一家団欒の最中に銃弾の雨あられという状況は凄まじい。
映画とはいえやり過ぎじゃあねえか、と少し引いた。
問題作ではあるが、映画としての出来という点では疑問符もつく。
少年少女の眼差しは純真無垢。
倹しい日常生活と戦火のコントラストが激しい。
教会の神父が戦いの無益さを嘆く。
深く同感。

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エリ・エリ・レマ・サバクタニ

2006-02-22 00:39:00 | 日記
2/7(火)
未明に雪。
早朝、うっすら薄化粧の舗道を慎重に歩く。
昼、ブリ大根を食す。

新宿テアトルにて『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』を鑑賞。
観客10名前後。奇矯な題名なり。
『神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや』(マタイ27章46節)と、これはキリストが十字架に懸けられた時に唱えた科白だそうな。
西暦2015年、世界中に自殺を促すウィルスが蔓延。
それは視覚で映像によって感染し、人々はこれを“レミング病”と呼んでいた。
発病を抑えるためには、あるふたりの男が演奏する“音”を聴くこと・・・。
と、設定はSF的であるが、実は大変感覚的な映画であった。
監督は『ユリイカ』の青山真治。
あれは3時間40分という長尺と哲学的な内容が物議をかもしていたが、当年(2001年)のベストの邦画であったと思う。
ラストのクライマックスには鳥肌が立った。
本作も音をキーワードに孤独な近未来を描いて風景も神話のようである。
『レイク・マーダー・ケース』で商業作品も撮った監督であるが、やはりアート系が良く似合う。
青山ワールド侮れず。


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種まく人

2006-02-22 00:38:00 | 日記
2/8(水)
業務連絡省略。
神田の喫茶店でお茶飲んでいたら隣のテーブルに怪しき中年男二人組が座った。
漏れ聞こえてきた会話は、手形詐取の打ち合わせ。
カモ(子羊)は、どこぞの中小企業オーナー。
弱肉強食の資本社会。
うまい話には気をつけよう、と自戒の念をあらたにする。

玉村豊男【種まく人・ヴェラディスト物語】読了。
四十路半ばで大病し、終の棲家として信州に農場を開墾するまでの顛末が軽妙洒脱に書かれている。
理想の余生、などという言葉が脳裏をよぎる。
晩年は田舎で農業も悪くない?当然はたで見るほど楽じゃあないのだろうが・・・。

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the quest for the red prince

2006-02-22 00:36:00 | 日記
2/5(日)
晴天なれど風強く寒し。
前日明け方就寝。
起きれば昼近く。
【遅寝早起き】を実践しているわたくしにとってこれは珍しい。
前日の鍋物を雑炊にして朝昼食を兼ねる。

タイトルはマイケル・バー=ゾウハー&アイタン・ハーバー共著によるノンフィクション。
前日鑑賞した【ミュンヘン】の背景本。
イスラエルとパレスチナの抗争を描いたもの。
しかし、この種の本は何冊も読んだけれど、中東問題というのは複雑だなぁ。
まぁそれで御飯食べてる学者が居るくらいだから、素人が付け焼刃で本数冊読んだくらいで解るわけがないのだが・・。
民族・宗教の溝は深い。
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