Il film del sogno

現実逃避の夢日記

シークレット・サンシャイン/JUNO

2008-06-16 02:39:00 | 日記
6/15(日)晴れ
快晴続く。父の日だそうな。早朝、昨日釣ったサメの肉(牛乳につけて臭みを取ってソテーして)でサンドを作って食す。なかなかの美味なり。エクセサイズを1時間。戻って池袋に出張る。副都心線のおかげでダイヤが遅れる。ロサ会館で韓国映画をメトロポリタンプラザでインディー系のアメリカ映画を鑑賞。『ペパーミント・キャンディ』『オアシス』に続くイ・チャンドンの5年ぶりの最新作は前2作に劣らぬ傑作である。打率10割。監督はいつも弱者に焦点を当てる。夫に先立たれた子連れの母親の奮闘記。物語は健気なヒロインに過酷な運命を背負わせる。母性、娼性、可憐でしたたかな主人公を巧み演じ分けたチョン・ヨドンの入神の役作りに尽きる。人は弱く神はいつも沈黙する。それでも人は生きてゆかねばならない。
単館上映から全国拡大し全米で大ヒットしたガールズ映画は、その洒落たダイアローグ(但しスラング解らず)とヒロインの魅力で見せる佳作である。エレン・ペイジ、『ハード・キャンディ』で注目した新進女優は並みの器ではない。
コメント
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