Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ロストパラダイス・イン・トーキョー

2010-09-25 03:19:00 | 日記
9/24(金)曇り時々雨
台風接近の為、終末に計画していた房総勝浦のタイ釣りは中止となる。張り合いのない週末の業務、来客1名、客先訪問1社(鶴見)を終えて、そのまま外出先から夕方フェイドアウト。新宿で総武線に乗り換え東中野で下車。駅前にポレポレと云う人を喰った名前のミニ・シアターがある。以前、大傑作『ディア・ピョンヤン』を偶然観た思い出の小屋である。客席数は100ちょっと。心地よい傾斜に居並ぶ深紅のレザーシートが個性的な上映演目を象徴するかの如し。今日は同好の士3名、モノ好きにも全く無名の新人監督のデビュー作を鑑賞することになった。19時台に集合して居酒屋で軽く飲食懇親していざ入場。客席は単身者多く20名程度の入り。ストーリーは現代世相を反映して暗く重たい。知的障害のある兄と弟。これに根なし草のような年増のイタいアイドルにしてデリヘル嬢が絡む。低予算でセットや美術はチープだが、役者の好演でそこそこ見せる。きらりと光る印象的なシーンも多く監督の才能が感じられた。終映23時50分、降り出した雨の中を地下鉄に乗りゆるゆると帰宅。
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