Il film del sogno

現実逃避の夢日記

乱暴と待機

2010-10-11 04:33:00 | 日記
10/10(日)雨後曇り
早めの就寝で睡眠は充分。8時から重たい朝食を摂ってジムで軽運動。午後は新宿テアトルで単館上映の邦画を鑑賞。本谷有希子の同名戯曲(後に小説)の原作あり。同様の経緯で映画化された【腑抜けども、悲しみの愛を見せろ】は、吉田大八のデビュー作であり、永作博美の好演が忘れがたい、その年のわがベスト邦画の一本であった。小劇団のアンダーグラウンドな作品と云うのは本来は映像化し難いと思うのだが、本作は完全に【映画】になっていた。それも極上のブラックユーモアを纏った屈折した純愛の物語である。4人の役者(浅野忠信・美波・小池栄子・山田孝之)各々の駄目っぷりが素晴らしい。美波は特に刮目すべし。大満足で劇場を後にして私鉄に乗り、かつて育った街を訪れる。気が遠くなるほど昔の10代につるんで遊んだ旧友が遠路やってきた。嘗てのバンド仲間でもあるもう一人の友人も呼び出して久闊を叙す。駅前の飲食店で夕食。近況報告。6時間喋りっぱなし。帰宅は午前様。


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