Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ゴッド・ファーザー/シングルマン/森崎書店の日々

2010-10-24 23:08:00 | 日記
10/24(日)曇り後雨
昨夜は殊勝に参考書を片手に資格取得のためのお勉強をした。合間にNetを眺めていると近所のシネコンで深夜0時過ぎに始まる演目があった。これは何かの啓示であろう。時計は開始15分前。自転車に跨り、いそいそと行ってきました。映画史上に燦然と輝く不朽の名作は何度再見しても得るモノあり。大画面(デジタル・リマスター)での至福の3時間。明け方帰宅して3時間ほど睡眠。インドア・ジムでエクセサイズの後は渋谷へ出る。午後は著名なファッションデザイナーの初監督作を鑑賞。監督自身のアイデンティティも投影され洗練されたお上品なゲイ映画。上手い役者と流麗な映像美で語られるとイロモノも芸術になる。人を懸想する切ない気持に老若男女の区分なし。コリン・ファースは名優なり。上映中トラブルで5分ほど画面が揺れた(コマずれ)お詫びに、終映後、劇場から招待券が配られた。こいつをそのまま夜の部に上映されている邦画の梯子鑑賞に使用。新人監督と新人女優のご当地(神保町の古本屋街)映画。特別なことは起こらない淡々としたスケッチのような小品。時間つぶしに駅前の古本屋に入って、友人に貸したまま返ってこない大昔に読んだお気に入りの作家の旧作を見つけてワンコインで購入、並びにある鄙びた喫茶店でのんびりとページをめくる。そんな10代の日常を思い出させるようなノスタルジックな作品だった。劇場を出ると本格的な秋の到来を思わせる冷たい小雨が降っていた。
コメント
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