アイ・フランケンシュタイン ／フルスロットル

9/7(日)小雨後曇り
秋の霧雨が冷気を誘う。明け方就寝9時起床。朝食を摂りながらネットで映画予約。愛車に乗って隣町のシネコンで洋画の梯子鑑賞。東映撮影所のお膝元の小屋は休日でも大ヒット作以外は大概空いている。鑑賞した両作品ともインディー系の地味な作品らしく観客10名前後。座席も大きく音響抜群、大富豪のプライベート映写室の如し。結構なご身分でありますな自分。フランケンシュタインと云えばクラシカルなモンスターの代表選手だが、これを現代に甦らせ天使と悪魔の決戦に絡ませたのは新味。アーロン・エッカードがこうした役を演じるとは、と云う意外性もある。CG満載のゴシック・アクション。まぁそのダークなビジュアルを楽しめるかどうかで評価は分かれよう。続いての鑑賞作はリュック・ベッソンが脚本を手がけたフランス映画『アルティメット』のリメイク。こちらも潜入捜査や悪の要塞など新味のない設定と展開であるから、興味は急逝したポール・ウォーカーの雄姿とパルクールの第一人者であるダヴィッド・ベルの芸術的なアクションに尽きる。スカッと爽快。劇場を出れば内容は綺麗に忘れる。それも娯楽作。ジムで遠泳、愛犬と散歩、夕餉を孤食してTVのバラエティを漫然と見る。