Il film del sogno

現実逃避の夢日記

海を感じる時/ぼんとリンちゃん

2014-09-22 01:13:08 | 映画
9/21(日)晴れ
9時起床。自室で朝食。10時には家を出て新宿へ向かう。テアトルで邦画を鑑賞。休日初回で中高年中心に7割以上の入り。単館とはいえヒットでありましょう。我と同じリアルタイムで原作を読んだ世代か。主演女優の体当たりの演技が話題になっているが、時代設定を小説のままにしているために違和感はある。70年代の時代再現というのは難しいかもしれない。間延びとも感じられる長廻しは賛否あろう。10代の心身のアンバランスさは何に例えたらいいだろう。じれったいものですな。監督は【blue】【僕は妹に恋をする】の安藤尋。恥ずかしながらその作風から勝手に女流だと思っていた。いやはや。続いてシネマカリテへ移動して昨日から公開されている邦画を梯子鑑賞。観客30名前後。主人公のようなアニメオタク風の婦女子が多くいて少したじろぐ。開巻10分で傑作の予感。そしてこの直観は見事に当たって年度ベストの一本となった。【バウンスkoGALS】【Pain/ペイン 】【ラブ&ポップ】に近い系譜のオタク・風俗もの。この監督は前作【ももいろそらを】にも感心したが、さらなる飛躍の一本。無名役者3人のアンサンブルとセリフが素晴らしい。軽快でいて鋭く深い。たいした才能である。ボーカロイドのサウンドトラックも二重丸。 ジムで遠泳・サウナのあとファミレスで遅い夕食。
コメント
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