Il film del sogno

現実逃避の夢日記

フランス組曲

2016-01-13 23:36:23 | 映画
1/12(水)晴れ
大型案件の修正に伴い各部署の責任者が右往左往してちょっとしたスペクタクル。トラブルになると人間性が良く出て興味深い。ノロノロと案件を仕上げる。気が乗らぬ。定例化の誘いも蹴って定刻退社して日比谷へ徒歩移動。シャンテ・シネにて英=仏=ベルギー合作映画を鑑賞。大戦時、ナチスに占領されたフランスの田舎町。メインストーリーは美貌の人妻とドイツ人将校とのよろめきである。陳腐な設定ながらグイグイ引き込まれた。ミシェル・ウィリアムスとクリスティン・スコット・トーマスには欧州の雰囲気が良く似合う。戦争とエロスは、実は親和性が高い。善者悪者の二元論でなく細部のエピソードの丁寧な積み上げも素晴らしい。上半期ベストの一本。ゆっくり官庁街の夜道を歩いて余韻を楽しむ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知らない、ふたり

2016-01-13 00:28:42 | 映画
1/12(火)雨後曇り
久々のお湿り。冷たい雨ぞ降り通勤の足元を濡らす。定例の御前会議で審議1件。地方拠点の難件に取り組む。予告される仕事で今月は多忙の予感。サクサクやれば良いものを名刺の整理などの雑用に手が出る。昼にぬるいビビンバ。2時間の残業を終えて新宿で途中下車。武蔵野館で今泉力哉の新作を鑑賞。観客20名前後と閑散。駄目な男女7名のすれ違い群像劇。日本のホン・サンスの面目躍如。ツウ受けするのが良く解る。役者の魅力で退屈はしなかったが緩やかな演出は少し間延びもしているか。冷たい繁華街の濡れた夜道にネオンが反射して怪しく光る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする