Il film del sogno

現実逃避の夢日記

わたしのハワイの歩きかた /ノア 約束の舟

2014-06-15 03:43:44 | 映画
6/14(土)晴れ
目覚めれば居間のソファー。足元には愛犬が丸くなっている。時計は6時ジャスト。朝食と掃除をして愛車に乗り込む。インドアでエクセサイズの後に本日初日の邦画を鑑賞。意外や高年層が多かったが入りは3割程度。お話は他愛のない観光案内を兼ねた婦女子の奮闘記ではあるが、贔屓女優の自然体のキャラで退屈することなく楽しめた。この娘は性格もきっと良いのだろう。高梨臨もこういった明るい役のほうが映えますな。一旦帰宅して布団を干したり床掃除をしたり午睡をしたり。夕刻、愛犬と散歩。夜は池袋に出張って友人のライブを聴きに行く。小さなバーでのサックス&ギター演奏。スタンダードナンバー中心に1時間半。更には深夜のシネコンに再度出向いてハリウッド大作をIMAXで鑑賞。若年層アベック多いが流石に時間帯から2割程度の入り。演出本数は多くないが過去作総て粒揃いのダーレン・アロノフスキー監督作。旧約聖書の有名な逸話を大胆にアレンジ。壮大なアドベンチャー物としてもよく出来ているが、神対人間の葛藤と苦悩を織り込んでドラマ部分も抜かりない。神話を迫力ある実写で再現できるのはCG/SFXの賜物でありましょう。大満足で深夜の夜道を走る。
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無頼漢/地獄変

2014-06-14 06:52:41 | 映画
6/13(金)晴れ
漸く週末。午前中に雑務をやっつけ午後一番で日比谷の兄弟会社へ経過説明と陳情。そのまま池袋でフェイドアウト。通りすがりの新文芸坐では仲代達矢特集がかかっていた。演目は69年70年製作の篠田正浩と豊田四郎監督作。原作が木阿弥と芥川。しかし現役俳優で頑張っている仲代達矢のフィルモグラフィーを眺めていると凄い監督によく使われている。佳作傑作の数珠繋ぎの如し。いづれも30年振りの再見であったが得るもの多し。あたりまえであるが役者が皆々若々しい。40年と云うのは感慨深い歳月である。終演後、新しく出来たカレーハウスで夕食。夏服を大量に買ってジムで遠泳をして帰宅。
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醒めながら見る夢

2014-06-13 05:39:54 | 映画
6/12(木)雨後曇り
朝から梅雨空。午前中は資料作成、午後にしんどい打ち合わせ。結論が出たような出ないような。定刻退社して新宿で途中下車。お目当ての演目(洋画)が満員御礼。カフェで読書をして時間をつぶし武蔵野館で邦画のレイトショウを鑑賞。都内単館。R-15。観客20名程度。そこそこ著名な小説家による舞台劇の映像化。それなりのキャストにそれなりのスタッフ。京都を舞台にした恋愛譚。結論から云うと生欠伸連発の退屈な作品。見所は古都の景観と女優ふたりの美貌のみ。金をかけた学生の自主映画のような独りよがりの筋立てで、これはお金を取ってはいけないのではないか。憮然として席を立つ。帰宅して口直しに録画されていたTVドラマを観て不貞寝。
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仕事もギャンブルもツメが甘い

2014-06-12 00:52:14 | 日記
6/11(水)曇り後雨
早朝から赤羽へ出張る。週の恒例となった取引先訪問。商談やら雑用やら。帯同者と昼前に事務所に戻る。霞ヶ関で老舗のラーメンを食す。炭水化物は控えたいところであるが、麺の大盛りがサービスだという。思わずオーダーする貧乏性のわたくしども。満腹の状態で午後の業務に勤しむ。申請却下の警報あり。雌雄を決するべく会議の段取りをする。定刻退社して新宿で毎度の定例会。新劇出身の大物俳優のグループに隣接したテーブルで規定回数行い、序盤好調、終盤捲られ飛ばされ沈痛な面持ちで帰路につく。啜る汁粉の苦きかな。
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捨てがたき人々

2014-06-11 02:11:25 | 映画
6/10(火)曇り時々晴れ
雨が降らなきゃ蒸し暑い。早朝から水道橋の同業者を訪ねて資料提出。一年ぶりに担当と会い情報交換。帰社して難件の上申を済ませる。定刻退社して新宿で途中下車。テアトルで先週末から公開の邦画を鑑賞。都内単館、R-18。原作はジョージ秋山の成人コミックス。若年層中心に3割程度の入り。全くの予備知識なく観たがこれは拾い物でありました。九州は五島列島を舞台にしたダメダメ男女の堕落譚である。閉鎖的な港街で繰り広げられる情痴の数々。皆々業の深い人生を送っている。『発狂する唇』以来、定期的に暗い役柄でスクリーンに登場する三輪ひとみの力演に瞠目。内田滋や美保純の好演も特筆しておきたい。雰囲気は70年代のピンク映画の如しであるが、鑑賞後の気分は意外や晴々しい。これぞ日本映画の底力とでも云うべもっと注目されて良い作品だと思ふ。旧橘いずみ、現監督夫人の唄うエンディング曲にも痺れた。
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美しい絵の崩壊

2014-06-10 01:07:21 | 映画
6/9(月)晴れ後曇り後豪雨
早朝から千葉の工業団地に顧客を訪ねる。残高多いが追加与信不可。直近の財務諸表を受け取ると案の定債務超過であった。銀行出身の経理部長と世間話。代表が加わり開き直りともとれる計画を拝聴。帰社して雑務を少々。夕刻、監査面談あり。夜は新宿・武蔵野館で濠=仏合作映画を鑑賞。ふたりの主演女優のネームバリューも虚しく観客20名弱と閑散。原作は最年長でノーベル賞作家となったドリス・レッシングの小説。未読。一言で云うならば禁断のラブ・ストーリー。母親・息子共に親友同士がクロスして関係を持って・・・という、まぁとんでもない乱交話なのであるが、実年齢でも40代後半である美貌の両女優のよろめきと苦悩の演技が素晴らしかった。女優経験のある監督の手堅い演出、オーストラリア沿岸部のロケーションも秀麗。余韻のある俯瞰のラストシーンまで、ちょっと展開が読めなかった。佳作なり。駅に着けば土砂降りの雨である。それにしてもよく降る。
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ハミングバード

2014-06-09 01:32:08 | 映画
6/8(日)雨後曇り
昨日同様、起床、朝食、インドア、シネコン。演目は2012年英国製作のアクション物。観客は中高年中心に4割程度と健闘。主演男優にはコアなファンがいるのであろう。『トランスポーター』はそれほど好きなシリーズではないが、本作を観てジェイソン・ステイサムを少し見直した。渋くタフで哀愁あり。舞台が猥雑なロンドンの下層地区というのも良い。更にはヒロインにポーランド系修道女との関係が儚く切ない。ふたりは夫々深い傷を背負っている。少し突っ込みたいところもあるが、好みのフレンチ・ノワールのテイストもあり大満足でエンドロールを見上げる。ジムで遠泳、スーパーで買い物をして帰宅。夕刻、薄日も射してきたので愛犬と3日振りの散歩。夕食は1個75円の特売コロッケ。たかがイモだが腹は重くなる。柔になったな我が胃袋。
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女子ーズ

2014-06-08 00:13:15 | 映画
6/7(土)雨
しかしよく降りますなぁ。一月分の降雨量を超えた地域もあるそうな。気が付けば居間のソファーで明け方就寝。愛犬と2度寝をして10時覚醒。インドアで白球を打って隣町のシネコンで邦画を鑑賞。若年層中心に4割程度の入り。立て続けに公開が続く福田雄一監督の珍作である。まぁこの監督の作品は脱力系おバカおふざけ映画であるが、キャストのファンには食指が動くだろう。表向きはヒーロー戦隊モノのパロディであるが、実はワーキングガールの奮闘記であり友情物語でもある。福田作品の常連・佐藤二郎あたりのギャグに笑えるか白けるかで評価が分かれそうである。桐谷美玲の事務所はよくオファーを受けたなぁ。ジムで遠泳とサウナ。買い物をして帰宅。BSで寅さんの2本立てを眺め、地上波でのAKB総選挙をチラ見する。豪雨に集まった7万人のファン。その歓声を聞いてわが国の平和を思う。
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六月燈の三姉妹

2014-06-07 22:31:30 | 映画
6/6(金)雨
入梅確実な雨の週末。早朝一番に暗い打ち合わせ。昼食に昨日と同じ蕎麦屋で胡麻蕎麦を啜る。午後から新丸ビルにある同業社を訪問。相手とは旧知の中である。情けない陳情をして快諾戴く。丸の内線で池袋へ出る。シネマ・ロサで邦画を鑑賞。中高年層中心に観客10名弱。皆々関係者の親類縁者か。監督は職人気質。役者は中堅どころの演技派揃い。良く言えばそうなるが、意地悪な見方をすると予算の関係だろう。もとは舞台劇らしい。時折こうした町興しのようなローカル映画が文化庁の支援資金でつくられるが悪いことではないと思ふ。三姉妹のキャストが渋く絶妙。それぞれ昨今スクリーンで良い仕事をしている。夜は新宿に出張って高校時代の友人と呑み会。じつは本日から上高地~涸沢、二泊三日の登山予定であったが、この雨で中止。その残念会である。東大の博士号を持つ医薬品会社勤務のインテリがSTAP細胞について薀蓄を開陳。最近父親を亡くしたマダムは5千万の納税をしたそうな。人生色々。安酒場を2軒梯子して1円単位までキッチリ割り勘にして和やかに再会を約して駅の改札で手を振り合って別れる。10代に出来た友人は人生の宝である。
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罪の手ざわり

2014-06-06 01:03:15 | 映画
6/5(木)曇り後雨
退屈な業務内容記載略。帰りしなに困ったチャンから相談をうけてイライラ募る。午後から降り出した雨は時折強弱を増す。渋谷で途中下車して東急ル・シネマでジャ・ジャンクーの新作を鑑賞。知的な単身男女が30名ほど。都内単館なれど不入りである。ベネチアグランプリを獲ろうが興行には関係ない模様。『長江哀歌』から7年経つのだな。『プラットフォーム』の感銘が昨日のことのように蘇る。独特のリズムとリアリティで描く暗いオムニバスである。現代の中国を、その苦悩や閉塞や暗部を見据える視線は鋭い。トマトの赤、のたうつ蛇、挿入される京劇。そのゆるぎない構成と鮮烈な色彩で観る者をグイグイとスクリーンに引き込んでゆく。文句なし、年度ベストの一本。終演後、ファストフード店で余熱を冷まして通勤快速に揺られて帰宅。
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章

2014-06-05 01:46:19 | 映画
6/4(水)晴れ
午前午後と雑用をやっつける。早めに退社して新宿で途中下車。ピカデリーで押井守製作の邦画を鑑賞。メディアミックスとして各媒体作品あるようだが総て未見。これはTVシリーズ(1時間もの)を2話づつ上映しているのか。ヒロインが可愛いと思ったくらいでわざわざ映画館で観ることもないか。夜は毎度の雀荘で定例会。前回の大敗が身にしみているから今回は慎重に打ち、ここぞのチャンスに上がって面目を施す。勝負は時の運ではあるが、頭を使えば結果は出る。やや早めに規定回終了。各駅停車に揺られて帰路につく。
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

2014-06-04 02:42:54 | 映画
6/3(火)晴れ
終日遮社内にて事務処理。マッカサー通り近くのラーメン屋で昼食。夕刻、フライング気味に退社して日比谷で打ち合わせ一件。そのままシャンテ・シネにてコーエン兄弟の新作鑑賞。知的な雰囲気の勤め人中心に4割程度の入り。デビュー作以降、ほぼ全編リアルタイムで鑑賞してきたが落胆した記憶がほとんどない。本作も1960年代当初のNYグリニッジ・ビレッジで売れないフォークシンガーの1週間を描いた傑作である。年度ベストの一本。懐かしき音楽、うらびれた街角。しみったれた主人公と周囲の人々との応酬にニヤリとしたり泣かせもする。主演男優と猫に各々星を献上。ラストは映画的なたくらみに満ちて陶然となった。この兄弟は映画を知り尽くしている。大満足で地下鉄に揺られて帰宅。
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薔薇色のブー子

2014-06-03 01:25:18 | 映画
6/2(月)晴れ
少し寝坊して五反田にある同業他社を訪問。旧知の担当へ協調の申し出をする。眉間に皺が寄るのが判る。午後は埼玉県にある取引先の決算説明会に出向く。駅前の貸しホールで行われる毎年恒例のセレモニーらしいが、開始前から会場は異様な雰囲気である。開場を告げる司会進行役の第一声で、これは大変な処へ来てしまったと後悔する。つまりそれは衰退する業界で悪戦苦闘するオーナー中小企業の決起集会なのだった。理念・方針・信賞必罰。カリスマ教祖を戴く新興宗教の秘密集会の如し。隣席の同業者は中座。わたくしも夕方からの懇親会をパス。途中下車して東武練馬のイオンシネマでAKBアイドルを主役にすえたコメディーを鑑賞。観客20名強。過半がアベック。総選挙で1位になった主演女優と異能な才能を発揮して快作を連発する監督のコラボ。結論から云うと大いに笑わせてもらった。およそアイドル映画の真逆を行く設定とストーリー。ヒロインに繰り返し降りかかる受難の数々の下らない事この上なし。白目を剝いて放屁までして根性が座っている。エンディングの大御所とのデュエットも良し。これは映画ならではの遊びだろう。大満足して徒歩で帰宅。
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X-MEN:フューチャー&パスト

2014-06-02 01:56:26 | 映画
6/1(日)晴れ
連日の真夏日で暑い。昨日同様、朝食後にシネコン。先週末から公開のハリウッド大作を鑑賞。3D字幕版。映画の日とあいまって場内ほぼ満席。2000年から始まったシリーズ最新作。もうそんなに経つのですな。確か全作リアルタイムで劇場鑑賞しているはずなのだが、アメコミ関係は筋やらキャラがこんがらがっていけない。時間軸を往復するストーリーが少し込み入って予習が必要だったか。しかしCG、SFXは相変わらず凄い。ニューキャラの凄技も見所のひとつ。オスカー俳優をずらりと並べて豪華絢爛。ドラマ部分の深みもあって満腹致しました。ジムで遠泳、買い物をして帰宅。夕食にオージービーフのステーキ。甲子園球児のように刈り上げた愛犬と居間でダラダラして夜を過ごす。
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MONSTERZ モンスターズ /万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-

2014-06-01 23:59:25 | 映画
5/31(土)晴れ
深夜のTVニュースを観ているうちに意識混濁で気が付けば朝の6時。2度寝をするもあまりの暑さに覚醒。真夏日なり。朝食後にインドア、次いでシネコンで昨日初日の邦画を鑑賞。若年層中心に3割程度の入り。コリアン映画のオリジナルあるそうだが未見。ホラーを得意とする中田秀夫の作品には独特の暗さがある。主演男優ふたりの熱演は評価したいがもっと面白くなって良い題材なのに少し間延びするところがあるのはシナリオの問題か。異能者同士の対決といのも古今東西枯れぬテーマである。贔屓の藤井美菜が出ていて嬉しい。愛犬をトリマーに連れて行き、合間にジムで遠泳して買い物を済ませて帰宅。夜は再度シネコンへ出向き本日初日の邦画を鑑賞。零時過ぎの開始という時間帯ゆえ観客10名前後。原作小説あるそうだが未読。万能鑑定士という設定は慧眼で主演女優のキャラとベストマッチ。モナ・リザを絡めた壮大なミステリーはルーブル美術館の協力もあって見応えあり。謎解きにちょいと強引なところもあるが良しと致しましょう。心地よい夜風に吹かれて帰路につく。
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