Il film del sogno

現実逃避の夢日記

シーズンズ 2万年の地球旅行

2016-01-16 21:57:50 | 映画
1/16(土)晴れ
珍しく昼過ぎまで惰眠を貪る。午後から愛車に乗って近所のシネコンまで。仏製作のセミドキュメンタリー作品鑑賞。場内親子連れなどで3割程度の入り。同じ製作スタッフでオーシャンズというのがあった。大自然相手の映像は忍耐や粘りしかなかろう。4年の歳月と40億の費用が掛かったそうな。ハナシ半分としても頷ける絶景・迫力の映像が続く。大画面向きでありますな。2万年というのは氷河期が終わり、地球上に四季が戻ってきてのスパンらしい。悠久の歴史のわが生涯はあまりに短い。隣町の駅前でブランチというか早目の夕食を摂る。ジムで遠泳をして帰宅。
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消えた声が、その名を呼ぶ

2016-01-16 00:30:39 | 映画
1/15(金)曇り
寒き週末。ルーチンワークをノロノロと、しかし確実にこなして手持ちの案件が減ってゆくのは充実感あり。昼食にカキフライ。定刻退社して有楽町まで徒歩移動。角川シネマで独=仏=伊=ロシア=カナダ=ポーランド=トルコ合作という多国籍映画を鑑賞。100年前のアルメニア人の厄災(史実)を描いた力作。トルコ系ドイツ人のファティ・アキン監督作、恥ずかしながら初見。いやはや世界にはまだまだ才能とガッツのあるフィルムメーカーがいるのだな。娘を探して三千里・・・。地球を半周する父親の執念が鬼気迫る。しかし要所にはユーモアも忘れず、また地球の果てのも人情や優しさはある。すっかり満足して足取りも軽く帰路に就く。
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クリムゾン・ピーク

2016-01-14 23:59:37 | 映画
1/14(木)晴れ
中京圏での事故案件をネタに同僚からチクチクと嫌味を云われて忍耐の日々。隣席の同僚はストレスで白内障が進行したり蕁麻疹が出たりと忙しい。誰かに気遣ってもらいたい。1時間の残業をして昨夜同様日比谷へ徒歩移動。シャンテ・シネでの演目はメキシコ出身の鬼才ギレルモ・デル・トロの新作。ミア・ワシコウスカ/ジェシカ・チャステイン/トム・ヒドルストンの曲者役者三つ巴のゴシック・ホラー・ロマンス。中高年中心に3割程度の入り。資金と時間を与えるとトンデモナイ代物を作りますね、この監督は。筋立てはこの際どうでもよく、豪華絢爛、自身の美意識をそのまま映像で昇華させたような快作。日比谷の裏道理を逍遥してのんびり帰路に就く。


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フランス組曲

2016-01-13 23:36:23 | 映画
1/12(水)晴れ
大型案件の修正に伴い各部署の責任者が右往左往してちょっとしたスペクタクル。トラブルになると人間性が良く出て興味深い。ノロノロと案件を仕上げる。気が乗らぬ。定例化の誘いも蹴って定刻退社して日比谷へ徒歩移動。シャンテ・シネにて英=仏=ベルギー合作映画を鑑賞。大戦時、ナチスに占領されたフランスの田舎町。メインストーリーは美貌の人妻とドイツ人将校とのよろめきである。陳腐な設定ながらグイグイ引き込まれた。ミシェル・ウィリアムスとクリスティン・スコット・トーマスには欧州の雰囲気が良く似合う。戦争とエロスは、実は親和性が高い。善者悪者の二元論でなく細部のエピソードの丁寧な積み上げも素晴らしい。上半期ベストの一本。ゆっくり官庁街の夜道を歩いて余韻を楽しむ。
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知らない、ふたり

2016-01-13 00:28:42 | 映画
1/12(火)雨後曇り
久々のお湿り。冷たい雨ぞ降り通勤の足元を濡らす。定例の御前会議で審議1件。地方拠点の難件に取り組む。予告される仕事で今月は多忙の予感。サクサクやれば良いものを名刺の整理などの雑用に手が出る。昼にぬるいビビンバ。2時間の残業を終えて新宿で途中下車。武蔵野館で今泉力哉の新作を鑑賞。観客20名前後と閑散。駄目な男女7名のすれ違い群像劇。日本のホン・サンスの面目躍如。ツウ受けするのが良く解る。役者の魅力で退屈はしなかったが緩やかな演出は少し間延びもしているか。冷たい繁華街の濡れた夜道にネオンが反射して怪しく光る。
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ブリッジ・オブ・スパイ/人生の約束

2016-01-12 00:57:56 | 映画
1/11(月)晴れ後曇り
三連休最終日。明け方就寝、10時起床。愛車に乗って近所のシネコンへ。邦・洋画の梯子をする。スピルバーグの新作は、実話を基にした冷戦時のスパイ交換を描く。当時を再現したプロダクションデザインが素晴らしい。要所を締めてユーモアを欠かさないコーエン兄弟のシナリオに感心。更には主演のトム・ハンクスよりロシアスパイを演じたマーク・ライランスの巧さに唸った。スピルバーグの真骨頂はサスペンスだと思ふ。政治スリラーも人物の造形など含めてお上手ですな。続いてはTVディレクターが撮ったご当地(富山)もの。驕慢なITベンチャーの社長が親友の死をきっかけに、金よりも大切な仲間や連帯を知る、と書くと陳腐なストーリーだが、実際に設定や展開に新味はない。役者は力演して人物も解りやすく風景もキレイ。祭りをクライマックスに盛り上がりはするが、どうも釈然としない気分も残る。謎の美少女の存在とか、細部が疎かだからか。劇場隣のアミューズメント施設では晴れ着の娘たちが多数。そうか成人式であった。周辺を散策して駅前で夕餉を孤食。カフェで一服して帰宅。パソコンで丁度10年目のTVドラマを再見。
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ピンクとグレー

2016-01-11 00:23:52 | 映画
1/10(日)晴れ
7時半起床、8時には池袋のHUMAXのチケット売り場に並ぶ。行定勲の新作はアイドルが書いた小説が原作らしい。3割程度の入りの小屋ではティーンエイジャーが過半。芸能界バックステージもので更には時間軸を捻った入れ子構造にもなっている。原作未読故比較はできないが、なるほど視点を変えれば人間関係の複雑さも相まって興味深い。主演男優より夏帆、≪友達のパパが好き≫の岸井ゆきの嬢に感心した。結局何が言いたかったのか。まぁ苦い青春群像か。地下鉄に揺られて都内巡り。ジムで遠泳をして駅前で夕食。定期身体測定体重2キロ減で肥満から辛うじて脱却。サテンで読書。早目に帰宅しても為すべきことなし。
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イット・フォローズ

2016-01-10 01:03:47 | 映画
1/9(土)晴れ
三連休初日。特段の予定なし。10:00起床してとりあえず家を出る。池袋で途中下車してロサ会館で米国インディーのホラー映画を鑑賞。若年層中心に2割以下の入り。スター不在、低予算、されど本国ではスマッシュヒットして業界人の間では高評価。感染するとゾンビに追われるという設定も突飛だが、回避するのはセックスすした相手に引き渡すしかない、というお約束で物語は転がる。中盤以降は青春純愛路線となって少し色調が変わる。その辺りが新味として受けた理由だろう。なるほどホラーとエロスは相性がいい。ラストの余韻が秀逸でありました。ブックオフで古着を買ってカフェで読書。ジムで遠泳をしてのんびり帰宅。
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友だちのパパが好き

2016-01-09 01:52:04 | 映画
1/8(金)曇り
ようやく週末。午前中に某大手メーカーの対策会議。昼に洋食。(タンシチュー)午後は地方拠点の困ったちゃん二人の案件を分析・検討。定刻退社して渋谷で途中下車。ユーロスペースで渋い邦画を鑑賞。業界風な人種で4割程度の入り。監督はCM演出から五十路を超えて大きな演劇の賞をとった異才である。4年前の処女長編作をテアトル新宿でレイトショウ鑑賞している。乙女チックなタイトルやポスターに騙されるところだった。純愛を纏った痛い喜悲劇である。淡々とした日常が如何にサスペンティックか。そして恋愛というものが如何に人を狂わせるか。早くも年度ベストの一本に出会った。終演後、監督と出演者のトークショウあり。とぼけた雰囲気の演出家はシタタカな表現者であることが解った。めったにないことだがシナリオが収録されているパンフを買い監督のサインをもらう。すっかり冷え込んだ繁華街を歩いて帰路に就く。
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クリード チャンプを継ぐ男

2016-01-08 01:15:12 | 映画
1/7(木)曇り
某宗教法人の財務内容検討。奉納金とかお布施には領収証を出さないし課税されない。昼にブリカマの煮つけ。1時間半の残業をして新宿で途中下車。ピカデリーで『ロッキー』シリーズ最新作を鑑賞。スタローンも今年古希を迎える。ライバルの非嫡出子をサポートするコーチ役。同年代に作られたスターウォーズの最新作にガックリきていたのだが、本作はキッチリした佳作でありました。お約束の展開トラストではあるが、スタローンは主役に花を譲って脇に徹する。しかし要所で決めるセリフが泣かせる。終了は23:30。各駅停車に揺られてゆっくり帰宅。
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年初の誓い

2016-01-06 23:17:25 | 日記
1/6(水)曇り
一週間が長く感じる中日。ランチに中華。北関東のスーパーマーケットの調書を仕上げて、著名な宗教法人への高額案件に取り掛かる。定刻退社して新宿で毎度のメンバーと初打ち。速いテンポで対局は進み、ここぞの勝負に悉く敗れて地を這う芋虫か地中のモグラの如し。独り負けして決心がついた。もう卓を囲むことはないだろう。清々としたした気分で各駅停車に揺られて帰宅。
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神様なんかくそくらえ

2016-01-05 23:03:27 | 映画
1/5(火)晴れ
正月気分も薄れがちな出勤二日目。案件をのんびり仕上げて更に1件。賽の河原の石積みだな。昼食に讃岐うどん。レンコンの天麩羅をトッピングして410円なり。定刻退社して新宿で途中下車。シネマカリテで米仏合作のインディ作品鑑賞。東京国際映画祭でグランプリ作だそうな。予備知識なく鑑賞に及んだが、いやはやこれは暗い。救いようのない愚者の刹那的で享楽の日々。ドキュメンタリーの手法で演者の実体験を描いたらしい。堕ちて逃げ場のない袋小路での修羅場や狼藉が、一転、聖なる美しい詩編の如き風景と同化する瞬間がある。これぞ映画の魔術か。繁華街の地下街を徘徊して熱した体をクールダウン。
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完全なるチェックメイト

2016-01-04 23:57:46 | 映画
1/4(月)晴れ
3時就寝、6時起床。憂鬱な仕事始めである。空いた地下鉄に揺られて奉公先へ。顔を合わせれば新年の挨拶。殿の訓示も一際厳しい。年越しの案件をやっつけて丁度定時。サクサク退社して日比谷まで徒歩移動。シャンテ・シネにて渋い実録洋画を鑑賞。70年代に活躍したチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの半生記。世界チャンピオンを獲った程の天才ゆえに当然その言動は狂気・孤高を帯びる。その対戦は個人的な勝敗以上に米ソの国家威信にまで発展する。ルール戦略を知っていたらもっと楽しめたかもしれない。将棋以上にアグレッシブで戦術としての引き分けも多いようだ。トビー・マクガイア好演。早く帰っても仕方がない。ノロノロと家路に就く。
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒

2016-01-03 23:27:30 | 映画
1/3(日)晴れ
9時前に起床。実によく寝ました。雑煮と昨夜の残り物でサラリとブランチ。大阪へ帰る甥を送りがてら実家を後にする。自宅近くのシネコンで大ヒット洋画を鑑賞。複数の小屋で字幕吹き替え3Dなど各種バージョン絶賛上映。IMAXの3D字幕版を最後尾左端で鑑賞。800人収容の小屋はほぼ満席。シリーズに特段の思い入れ無し。まぁ77年当時、あの空中戦はインパクトありましたが・・。シリーズで最も心躍らなかった凡作だと思ふ。上映時間が長く退屈に感じた。周辺を散策して軽い夕食。帰宅して年賀状の整理。
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松坂牛は切り落としに限る

2016-01-03 23:07:47 | グルメ
1/2(土)晴れ
新年になっても穏やかで温かい正月。10時前に起床して愛車に乗り込み実家へ乗り込む。幼少から慣れ親しんだ雑煮の味は格別である。煮物などをつまんでいると三々五々兄弟姉妹集まる。午後は長い散歩に出る。母校の小中学校、同級生の実家などを横目に1時間半ほど散策。少し汗ばむくらいで心地よし。夕刻から本格的な宴席に突入。広くもないリビングの人口密度は上がる。20時過ぎから帰宅するものも出始める。日付が変わったのを潮に二階の客間で就寝。良く食べ飲み笑った。
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