3月12日(土)その1
蘇州観光1日ツアー参加の日。
上海ナビの「新・CRH新幹線で行く!蘇州日帰り観光 混載ツアー:昼食 蘇州拉麺(ラーメン)」お一人様730元。
朝7時40分、ガイドさんがホテルまで迎えに来てくれる。丁寧に前日と当日朝にガイドさんから確認の電話あり。混載ツアーで申し込んだけど、客は私達母娘だけで、ホテルに迎えに来てくれたガイドさん(40歳位の男性上海人)が結局蘇州観光のガイドもしてくれて、1日中一緒だった。少人数なので、移動は上海駅までは地下鉄、蘇州では1回ずつタクシーを拾っての移動だった。
旧正月の帰省での大混雑ぶりが日本のニュースで流れる上海駅から新幹線!
で、蘇州市。イメージだと、水と柳で、青と緑で湿度60%のしっとりした町と勝手に想像してたら、そんなの一部の観光地だけ。あとはこれから、例えば深センや重慶になろうとしている地方都市。開発中・工事中で、白い乾いた埃の都市だった。建設中の高層商業ビルと地下鉄工事で、工事現場だらけ。市の面積も広く、観光地と観光地の距離はやたら離れていた。
時間がなくて、水郷地区だけ楽しみたいのだったら、上海近郊の、前回行った朱家角などの方がいいかもね。
とは言え、まずはタクシーで「虎丘(こきゅう)」へ。
ここは西暦961年に建てられた雲厳寺塔が、地盤沈下で傾いていて東洋のピサの斜塔として有名な所だ。が、元々傾斜面に建てられているので、平地で傾いてるピサの斜塔より、傾きっぷりにインパクトはなかった。
で、敷地内のいろいろな場所に歴史的逸話がある。呉の時代や晋の時代の誰それがここで何をしたとか、墓があるとか。
だが、みんな近代になってからその場所に置いた石だった。
中国人の団体客も大勢きてたけど、地元民の憩いの場みたいになってて、小さい子が楽しそうに遊んでた。
虎丘の門からの川沿いの道が山塘街になる。このページの一番上の写真がそれです。山塘街の観光地のメインの場所までは3km位北。
ここからオプション(一人150元)で申し込んだ遊覧船に乗る。二人なんでこの船が貸切だった。
乗って良かった。
観光地に着くまでの生活の場がのんびり観られたし、足も楽ちんだし。
ただ、両岸の家には下水設備がなくて、トイレの汚物もカメに貯めてからここに流すらしい。実際カメを洗っている人がいて、ガイドさんそれを教えてくれた。他にもいろいろ洗ってる人がいた。住むのと観光客で眺めるのでは大違いだ。
川では、カメ以外の物もいろいろ洗ってました。
川に落ちないように気を付けましょう!
黄色い壁は、お寺だそうです。
で、ここら辺から観光地の山塘街。
「変身写真館」みたいのがいっぱいあって、結構中国人観光客がカップルで楽しんでいた。もしくは、結婚式で配るアルバムの撮影かな。
上の写真の一番右の写真が松鶴楼山塘店。「混載ツアー:昼食 蘇州料理(松鼠桂魚)」だと、ここで食事だったらしい。こっちの方が落ち着いて良かったかも。
で、タクシーにのって、蘇州麺で有名な「同得興」へ。
ガイドブックにも載ってる有名な店で、内装は豪華なんだが、セルフサービスでどっぷり地元の人の店だ。食べたらさっさと席を立たなければならない。
麺はちょっと粉っぽい感じだが、スープは美味しかった。麺の上に野菜と豚肉がのってるのにさらに別の皿で一人一皿結構の量の鶏肉(と思ってたら、今調べたらアヒルだったそうだ)も付いてくる。母とガイドさんさんから「どうぞ」と言ってその皿を渡される。そんなに食える訳ないだろ。一皿しか食べられなかった。16元(=224円)。
そして、タクシーに乗って次は留園へ。