朝食のバイキングは、2ヶ所のレストランから選べるようになっていた。でも、多分、内容はあまりかわらないような・・・。
まずは、永平寺へ。
有名な観光地だけど、メインは「修行の場」なので、「掃除を始めますので」と修行僧に言われて法堂からは追い出されたり、仏殿ではお経のあげ方を練習している修行僧が「遊びじゃないんだよ」と先輩に言われたり。
びっくりしたのは、大学時代(30年前位)に電車に乗って永平寺と一乗谷に行ったことがあるんだが、その線がすでに廃線になっていた事だ。私は廃線にされませんように・・・。
次に予定を変更して、「九谷焼窯元(作品鑑賞と買い物)」へ。
「昔はもっといっぱいこのような施設があったんですけど、今はこの1軒だけです。」「今日は、この九谷満月さんへの団体客は我々だけだそうです。」と哀しい話を添乗員から聞くが、最初に人間国宝の作品をみたあとではねえ・・・。
やっぱ、安い物はそれなりだし、高い物は高いし・・・。
買いませんでした。ごめんなさい。
そして、昼食場所の「月うさぎの里」へ。
バリバリの団体専用レストランに案内される。
“かにしゃぶ料理の昼食”と案内されていて、たしかに(微妙な色の)蟹の足もある。ここの名物の“ゴマうどん”もあった。寒かったから温かい料理はうれしかった。
今、ネットでいろいろ見てたら、1,500円の料理だった。そうか、それなら納得の味だ。
食べ終わって、隣接している「うさぎの広場」で、放し飼いのうさぎを見る。大きい!ペット用の小さなウサギじゃなくて、家畜・野兎だ。動物はやっぱりこれくらいたくましい方がいい。広場内のオブジェは、「せんとくん」の作者の物らしい。雨が降ってきて、風が出てきた・・・。
14時位に「東尋坊」到着。雨脚も風も強くなってきた。
“遊覧クルーズ”の予定だが、ツアー客約10名が遠慮する。東尋坊の下から出航して(雰囲気がマルタ・ゴゾ島の青の洞窟の遊覧船乗り場に似てて、おかしかった)、北の雄島まで行って、大池に突っ込んで、南のろうそく岩やライオン岩を洋上から観る。岸に沿って運航するので常に横揺れで、アトラクションみたいで楽しかった。
その後20分位自由散策で岩場を歩き回る。
ここも30年位前に来た事があるんだが、こんなに小さかったっけ? ぎりぎりまで、江の島みたいに土産物屋が並んでて、遊歩道があるせいだろうか?前に来た時にはもっと大きくて、迫力があったような。今じゃ、だれも身投げしそうにもない。江の島の方が、もっと断崖絶壁があったような・・・。私が、大きくなったのかな?
と思いながらも、500円で生ウニを食べ(高い!)、1個100円のサザエを食べる(安い!)。サザエは友人と計2個買ったら、1個おまけしてくれたが、あまり焼き方が上手じゃなかった。おまけしてもらったのに、すいません・・・。
で、16時過ぎには、芦原温泉の「ホテル清風荘」に入る。前日泊ったビジネスホテルと違い、旅館だ。
明るいうちに、風呂へ。“北陸最大級の露天風呂”とHPにはあったけど、意外とせまい。北陸ではこれで最大級なのか?それとも女湯だったからか? 露天風呂の奥の方に行くと、結構、客室から見えるなあと思って、自分の部屋に帰ったら、窓から男風呂の露天風呂が丸見えだった。まあ、見てもしょうがないから見ないけど。お湯は、ちょっと塩辛くて、やや生臭い気もしたけど、無色で軽い感じでいいお湯でした。
写真は左から①部屋からの風景、②部屋からの男湯露天風呂、③露天風呂が付いている部屋、です。
食事は部屋食で“桜鯛の一人舟盛り”。ここの食事は美味しかった。鯛も美味。量もたっぷり。いやあ、完食!