『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックとリチャード・リンクレイター監督が再びタッグを組んだブラックコメディー。
と、TAHOO!にあったが、大嘘吐きだ!
みんな、気をつけろ!
この嘘にだまされてか、「真夏の方程式」が満席でしょうがないから流れてきただけか、1日1回上映で昼間のみなので、観られるのは休日だけだからか。
とにかく、満席となった観客席のあちこちから、イビキが響く。
最初のイビキには、周りの客が「えっ!」と驚いていたが、そのうち、人数も増えてきて。でも、その頃には「もう、これはしょうがないよねえ・・・」という感じに・・・。
どこが、コメディだよ!
1996年にテキサスで実際に発生した殺人事件を、淡々と、町の人の証言と共に再現したドラマだ。町の人々のインタビューも、ドラマも淡々と続く・・・。
ふうん、こんな事件あったんだあ。というだけの感想。テレビの、びっくり事件簿みたいな方がよっぽど楽しい。
まだ、マシュー・マコノヒー演じる地方検事の裁判のこざかしい進め方と陪審制度の"穴"を鋭く描く、裁判劇にした方が観られたかもね。
う~ん、始まって30分位位で、本当に「アッチャー」と思った、生涯で5本に入る作品だった。