昨日、レイトショーで「ワールド・ウォーZ」を観ようと午前中、映画館のHPで席を取ろうとしたら、「あなたの前に300名がお待ちです」とメッセージが出て、HP自体につながらない!
猛暑だし、夏休みだし、「ワールド・ウォーZ」以外にも、作品目白押しだし・・・。
とは、言えびっくり!
夕方、もう1回HPを観たら、つながったけど、レイトショーで席が空いてたのは、この映画だけだった・・・。まあ、いいやと観た。
主演のチャニング・テイタム(製作にも名を連ねている)の実体験を元に、スティーヴン・ソダーバーグが監督。ストリッパーから、努力と強い信念の元、挫折もありながら最後にはチャンスを掴む男のサクセスストーリーかと思ったら・・・。
あんまり頭が良くないお兄ちゃんが、ストリッパーを辞めるまで、3ヶ月間のお話だった。
JUNE、JULY、AUGUSTと、ストーリーが進む毎に画面いっぱいに文字が出るのが、ソーダーバーグぽかった。あと、時々、インタビューの映像かと思うカメラ使いとか。
主人公はタンス貯金もなくなり、自分がこの道に引き入れた19歳の男の子はヤクの売人になり後は堕ちていくだけだろうし、セフレに振られたからと、素人さん(しかも19歳の男の子のお姉ちゃん)に手を出しては・・・。しかも、お姉ちゃん、かなりのペチャパイ。チャニング・テイタムの肉体と釣り合わない。
明日から彼はどうやって食べていくんだろう?
家具屋になるんだったら、家具職人に弟子入りするとか、少しは基礎を習わないと・・・。と、真面目な会社員のおばさんは思うのだった。
それに、自分がお姉ちゃんだったら、何をやってもダメな弟が、イキイキとストリッパーとして踊っていても、やっぱり引っ叩いて引きずり出す。そのままその世界にいたら、絶対堕ちていくタイプの弟なんだもん。
ストリッパーのお店の様子は楽しかったけどね。お店の皆で船で砂州にピクニックに行ったり、店が終わった後好みの女の子達と一夜の楽しいお遊びをしたり。バブルの頃良く行った、可愛い男の子を集めたショーパブに似てた。
まあ、一番の見所は、マシュー・マコノヒー。40歳超えて、あの肉体! 店の皆を思いやっているかのように見せかける狡猾な経営者。でも、ストリッパー上りで、ショーが大好きで、舞台に上がると張り切っちゃう! お尻のアップもあるんだよん。偉いなあ。