落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ローンレンジャー」

2013-08-08 21:49:33 | 映画

一言で言えば、残念!

344573view002それなりに魅せる豪華キャスト。金のかかった豪華セット&CG。ハラハラドキドキのアクション!

魅力ある主人公の、楽しい凸凹コンビ。そして、トントの悲惨な過去と背負った運命の大きさ。

「ラストサムライ」かと思うような、機関銃に、弓矢や斧でを手に馬で立ち向かうインディアン達の悲惨な運命。

「ハイヨーシルバー」や、「キモサベ」や、ウィリアム・テルの音楽は、なぜか知らないが覚えていて懐かしい。

344573view003移動遊園地の妖しい見世物からスタートする物語。アメリカ映画のよくある出だしだし、ラストの処理もお洒落だ。

現実と空想物語の間を軽く駆け抜ける、白い馬。

なのに、なのに、どーしてこんなに、バラバラしてて、真ん中、飽きるんだ? 不思議だ。謎だ!

「風立ちぬ」の後だったから、そこそこ観ていられたが・・・。惜しい。

出だしの列車のシーンは、笑えてテンポも良かったんだが、だんだんと・・・。

344573view004おまけに、話の内容は意外と残酷で、インディアン(先住民族と最近は言うらしいが・・・)はトントの出身部族も絶滅、入植者を襲ったという無実の罪を着せられた先住民族一族も皆殺し。ローンレンジャー以外のレンジャーも死亡。ローン・レンジャー憧れのレベッカの使用人の女性もせっかく助かったと思ったら、ローン・レンジャーとトントがすぐそばにいるのにあっさり撃ち殺される。いったい何百人が死んだんだろう・・・。

なのに、ローン・レンジャーとトントは直接人を殺さない。

なんなんだ?この中途半端な「正義」は?

344573view005こうなったら、見世物小屋みたいな所で、トントの話を聞いていた少年が、先住民族の悲劇に憤り、大人になってその権利の保護に努めた、素晴らしい人間になったと思うしかない。

最高に面白かったのは、肉食ウサギだな。

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「風立ちぬ」

2013-08-08 00:28:17 | 映画

Untitled1ながっ!

4時間位に感じた。

1903年生まれの堀越二郎の、小学生から1923(大正12)年の関東大震災を間にはさんで、まあ1945年の終戦までだからなあ。

実際、長い時間だよなあ。

主人公は声も合わせて淡々としてるし、「美しい飛行機を作りたい!」から世間に流されながら、とにかく飛行機設計に没頭する姿をただ見せられるだけで。留学のエピソードなんて必要だったのかなあ。

後半、小説の「風立ちぬ」が入って来て、恋愛映画になるから、まあ見られるんだけど。

Untitled2純粋な設計者が戦争の渦に巻き込まれる恐怖を描く訳でもなく。

なんなんでしょう?

会社から期待されてるから、失敗しても避暑地の高級ホテルでのんびりできたのかなあ?サラリーマンなら、時間的にも金銭的にも無理だよなあ。

やっぱり、ジブリはSFがいいなあ。

Untitled3この映画は誰に見せようとしたんだろう? 若い人だと、関東大震災も年号とかでちょっと説明しないと分かりにくいだろうし、「特高」に目を付けられる恐怖なんて知らないだろうし・・・。まあ、私も小説や昔の映画やTVドラマでしか知らないけどね。

ユーミンの「ひこうき雲」。リアルタイムです。このアルバムのピアノの楽譜も持ってました。アルバムの収録歌は歌詞カードなしで唄えます。「十四番目の月」までは、歌えるな。

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