豪華キャスト無駄使いの、お下劣映画だ。
でも、全体の尺も短く、オムニバス形式の1本1本のコントも短いので、オッと思う所で品良く(品の悪さを感じる寸止め)?終わる。だから、普通に笑って、楽しく観られた。私はね。
てか、日本人、この手のコント、見慣れてるかも。ドリフとか、「ごっつええ感じ」とかで。
えっ~と、一言で言うと、しつこくない「モンティ・パイソン」かな。しかも演じているのが、それぞれ主役級のビッグスター達。
特に、最初の、ヒュー・ジャックマンとケイト・ウィンスレットの話は、かなりの衝撃だ。これで、それ以降のエピソードの毒(ウンコネタ)はかなり薄まる。ケイト・ウィスレット、上手だったなあ。しかし、よく2人とも演じたよなあ。
ハル・ベリーも、良くあの特殊メイクをやったなあ。すごい勇気だ。
個人的に好きなのは、「ロビン(ジャスティン・ロングが最後までマスクしたまま)の婚活パーティー」「ナオミ・ワッツの変態夫婦子育て」。
「クロエの初潮ネタ」は、女性なら分かる分かる!と言う感じ。これが「キャリー」に繋がるのかな? で、この後の、タンパックスのCMには、男性ばかりの館内で一人爆笑した私。ダイバーの頃「えっ~!今日、外洋出ます?サメ呼んじゃう日なんですけど」という会話を実際していた私としては、もう本当に可笑しくて。
「エマ・ストーンのスパーのレジ」は、ありそうな青春物語だ。
いやあ、楽しかった。これで、本当にアメリカで満足度「4%」だったのかなあ。映画館も結構(思ったより)入っていた。「Ted」が楽しかったら、大丈夫だと思うんだが。「ミスター・ビーン」の笑いより好きなんだけど。