竜巻映画だ。
いやあ、竜巻の迫力のある事。
最初からどんどん出てくる。出し惜しみなし。この手のパニック映画だと、予兆を感じて避難を呼びかける主人公と、それを聞かない権力者との争いが前半で、後半にようやく災害登場だ
が、これは、始めからガンガン巻いてます。確かに“竜巻体験型ムービー”だ。
竜巻映画といえば、1996年の「ツイスター」の牛だ。今回は、(チラシにも書いてあるからネタばれではないよね)飛行機だ。飛んで当たり前だが飛行機が飛ぶ。
でも、ストーリーは、やっぱりありきたり。
「ホビット」シリーズの、ドワーフの王子が主人公の教頭先生で、ありがちな単独行動する息子を助けに行ったりする。息子達は思春期だし、母親がなくなってから父親とうまくいかなくなってる。当然、最後に親子は抱き合う。メデタシメデタシ。
主要人物は死にそうな人だけ死ぬ。主要人物以外の、通学バスの人間や、鉄塔前で立ち往生した自動車の人々の安否は分からない。そして、基本的に悪人はいない
一応、教頭先生に言われた息子兄弟が、ビデオを常に回 り、ツイスターハンターもビデオを回してる設定で、その映像を見ている設定で、臨場感を演出してる。
まあ、とにかく、竜巻の臨場感を楽しむ映画だ。