前2作とは、監督が変わってるのかと思った。
ぶっ飛び感がまるでなくて・・・。
映画は3つに分かれてる。
まず、1つ目。
南アフリカのボーア戦争最中に、妻子を連れて行くのか?と思ったら案の定・・・。
そして、サラエボ事件の時になぜか同じ自動車に乗っているオックスフォード侯爵親子やら怪僧ラス・プーチンやら、ニコラス2世やら、歴史の教科書や映画で観た人々が次々と。勉強になりました。イギリスのジョージ5世とロシアのニコライ2世とドイツのヴィルヘルム2世って従兄同士だったのね。この映画でもトム・ホランダーが1人3役してました。
で、真ん中。
真面目な反戦映画だ。1次と2次の違いはあるけど、「プライベート・ライアン」とか「ダンケルク」並みに、戦争の悲惨さ・虚しさ・国家のための崇高な死でなく、ただの無駄死に振りが丁寧に描かれる。
出演者にレイフ・ファインズ始めおじ様・おば様が多いので、若い息子コンラッドが大活躍するのかと思ったら・・・。
そして最終は、アクション映画の「キングスマン」だ。
観た人の評判は良かったのだけど、私は途中で飽きたなあ。
あれだけの狙撃の腕と情報収集力・暗号解読力を持つポリーはどっからスカウトしたんだ?「ファンタスティックビースト」の世界から出てきたような・・・。
あとショーラの高所恐怖症は嘘だな。最後に崖のそばに立ってたもん。高所恐怖症の私は最初に「羊飼い」のアジトのあの絶壁が映った途端、気持ち悪くなったし、実際に崖の側には匍匐前進でした進めないもん。