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群馬古墳巡り その2

2023-05-26 16:53:33 | 旅行記・関東

5月18日 木曜日 PM その1

Ⅱ.白石古墳群

14:00 ①藤岡歴史館 群馬県高崎市綿貫町1752

まずは、白石古墳群の出土品を展示している藤岡歴史館に自動車を止めて見学。

広い駐車場だ。うらやましい。

【群馬HANI-1(はにわん)グランプリ 】で、1位に輝いたらしい。藤岡歴史館(埋蔵文化財収蔵庫)のHPはここ

そして徒歩で、移動。

 

②白石稲荷山古墳

白石稲荷山古墳は全長155mの大型前方後円墳なんだが、隣接してゴルフの練習場があり、大きさが実感できない。Wikipediaの説明だと、周辺を古墳公園にする計画もあるそうだ。1,600年程前の古墳だから、公園ができるまで長い目で見よう。

↑ 後円頂上に登ると、やっと碑と説明看板がある。太い桜の木が多く植わっている。桜の木があれば、古墳としての存在が周囲の人々にアピールできるからかな。

↑ 前方の眺め。今、地図を確かめるとあの山々は埼玉の秩父らしい。

↑ 何の説明ないので、よく分からないが、多分ここら辺が、十二天塚北古墳十二天塚古墳だと思う。

 

③七輿山古墳

七輿の門という、妙に立派な駐車場&トイレ&公園に自動車を停める。

七輿山古墳も全長145メートルの前方後円墳。ここは掘り(周溝)までしっかり保存されている。ここも桜の花の名所らしい。

登れるはずなので、右側から回ってみる。

謎の石垣が所々にある。

う~ん、どこから登ればいいのかな? 適当に登っちまおうか。良く見ると葺石の跡らしき石があるんだが。

あった! 左から回れば、すぐだった・・・。

で、多分一段目には・・・。

首のない仏像が並んでる・・・。廃仏毀釈運動で打ち捨てられた仏像を誰かが運んで並べたのかなあ? 

そして、後円部分頂上には!

スペインのフレスコ画修正を思い出させる。

桜の時期には市民の憩いの場なんだろうなあ。

 

④宗永寺舟形石棺

すぐそばの宗永寺に展示(?)されている石棺。宗永寺裏東塚古墳から出土したもので、5世紀後半ごろに造られたと推定されるそうだ。

 

⑤平井地区1号古墳&皇子塚古墳

宗永寺からダラダラとカーブした新しい道を徒歩で登ると、あった。

この手前の広場は、将来の古墳公園のための敷地なのだろうか? 写真、左が平井地区1号古墳で、右が皇子塚古墳。両方とも円墳。

平井地区1号古墳

埋められてるからただの小山だけど、発掘当時は円筒埴輪がきれいに並んでいたらしい。藤岡歴史館にあった太刀の柄頭はここで出土したもの。

皇子塚古墳

 

⑥伊勢塚古墳

七輿山古墳のちょっと、北にある伊勢塚古墳。結構東側には民家が隣接している。

ここは、思いっきり石室が開放されている。

で、中に入るとびっくり! 羨道は均一な丸石なんだが、 石室の壁面が「模様積み」と言われる、おしゃれな壁!

天井はもちろん巨石。

「模様積み」は藤岡市域から埼玉県児玉郡周辺に見られるらしいが、とにかくお洒落! 直径30mもない古墳なのに。素晴らしい!

 

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