落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ノウイング」

2009-08-02 00:59:13 | 映画

333520view001 「ディープ・インパクト」と、M・ナイト・シャラマンの「サイン」の良い宇宙人版を混ぜたようなSF映画。

もしくは、キリスト教はやはり進化論とは相容れないという映画。

でも、世間でけなされてるほど、ひどいSF映画ではない、というのが私の感想。普通に観られたよ。

特撮(?)はすごい!

333520view011飛行機の墜落シーン、地下鉄のクラッシュシーン、滅びゆくボストンの3つは見ごたえある。特に、熱で街がどんどん破壊されていくシーンは、「地球最後の日」はあんなんなんだろうと怖くな る。

あと、ちっとも特撮じゃないけど、ニコラス・ケイジの妹が出てくるシーンは、驚かせ過ぎ。

あらゆる事象は、人生は、人間の存在は「偶然」か「必然」か? 

人間を超えた「絶対」の存在=神=宇宙人で、最後は羽根をはやして飛んで行ってた。

ラストの、思いっきりCG(わざとリアリティのない星)の世界で、地球のいろんな地域から選ばれたアダムとイヴが「生命の樹」に向かって走って行く。

まあ、分かり易い映画だ。

意地悪な見方をすれば、「数字」は、特撮シーンを観客に見せるために、ニコラス・ケイジを連れていくための手段。地球滅亡の直前、ニコラス・ケイジの運転する自動車だけ、襲われる事無く、略奪に走る愚かな人間や、二人でたたずむ友人夫婦をスローモーションで見せる。映画らしい処理。

ニコラス・ケイジって、カッコいい訳じゃないのに、ドンドン主役張れるってすごいよね。

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