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旅行やら映画やらの独り言

「ドクター・スリープ」

2019-12-15 21:52:16 | 映画
これはスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演の「シャイニング」の続編ではない。

2013年に発表されたスティーヴン・キングの小説「ドクター・スリープ」の映画化だ。

だから、シャイニング(超能力)を持つ大人ダニーと子供VSシャイニングを持つ子供の恐怖と痛み(=スチーム)を吸うことで若さを保つ一派との戦いだ。
そして最終決戦の場所に、毒を持って毒を制す作戦で「オーバールック・ホテル」を選んで15分位そこで戦う。
戦う前に懐かしい面々が出てくるけど。

なので、ホラーというよりSFっぽい。
分かり易い、超能力大戦だ。ただ、大戦と呼ぶには小規模だけど。
ビリーとアブラのお父さんには気の毒だが。

きっとキングの原作ではもっと長く15歳のタトゥー女(エミリー・アリン・リンド)のエピソードが描かれているんだろうなあ。
あと、ダニーがまとわりつく霊を閉じ込める箱の話ももっと長いんだろうなあ。

全体的にモタモタしてる。作品の雰囲気を大事に演出しようとしてるんだろうけど、まどろっこしい。
もっとサクサク、戦ってほしい。
かと言って急に、猟銃を持ち出して、普通の人間のビリーを誘ってトゥルー・ノットのメンバーを撃ち殺してしますのは唐突だけど。
まあ、19番の少年の死体を見た後だからかな。

ユアン・マクレガーとレベッカ・ファーガソンが出てる割には、佳作にならないキングの映画という感じで。

やっぱり、「シャイニング」の続編は別の意味で「レディ・プレイヤー1」なのかな?
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