去年の今頃は、プラハのどこに行こうかとニコニコと計画立ててたんだよなあ・・・。
で、プラド美術館の映画。実際に行ったのは、1988年の11月。ほんの32年前かあ。しかも、スペインのマラガに留学してた友達を訪ねて行ったのに、その友達は数年前に鬼籍入です。やっぱり高齢者だな、私。
その際、ゆっくり見られなかったので、そろそろゆっくりスペインでもと思ってたのになあ。
まあ、日本にプラド美術館の展示会が来た時は行ってるし、フランドル地方の画家は好きだし、去年大塚国際美術館でゴヤをじっくり見たし。
なので、話題や作家や年代や場面が、飛び跳ねるかのように細かく切れ切れに転換する構成には何とかついていけた。
映画館だから大きい画面で絵が観られたのは良かったけど、その絵画についての言及後、もう一度その絵画が映る事はなく、次の話題へと移る。なんだかなあ。まあ、行きたい気分にさせられたから良いかな。
でも、NHKスペシャルで取材して番組ができたら、きっとその方が見ごたえがあると思う。
ラスト、照明が消えて、カメラが引いて、ナビゲーターのジェレミー・アイアンズの姿が小さくなった時、彼はこの映画でいくらもらったんだろう?と思ってしまった。
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