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「ザ・ライト‐エクソシストの真実‐」

2011-02-05 02:12:22 | 映画

試写会にて鑑賞。

3月19日全国ロードショー。本当にやるのかな?

Img_0001

だって、久々につまんなかったんだもん。共感できないし、カッコいい人も出てないし。

Img_0002 原題THE RITEで、儀式って意味。アンソニー・ホプキンス演じる年配エクソシストとの悪魔払いに関わって、アメリカの田舎町を出たいんで神学校に行ったけど司祭になるのは辞退しようかなあと思ってた主人公が、結局エクソシストになる話。

だけど、「悪魔」が、「絶対悪」とか「邪悪なる存在」とかじゃなくて、モロにキリスト教の「悪魔」。十字架や聖水に怯え、名前があってその名前をエクソシストに知られて名前を呼ばれちゃうと悪魔の負け。そのキリスト教の「悪魔」の存在を目の当たりにした主人公が、対極の「神」の存在を確信し司祭(エクソシスト)になる決意を固めるんだが・・・。

Img_0003 キリスト教徒以外はどうしたら、いいのか・・・。

貞子」や「俊雄」君は日本にいるけど、「悪魔」は関係ないよなあ。

おまけに、この主人公、バチカンの中の宿泊所で「エクソシスト講座」を受けてるんだが、「悪魔」は、信仰の中心のバチカンのその部屋まで堂々とやってきた割には、部屋中に小さな蛙をばら撒くという、小学生並みの悪戯をしたり。

アンソニー・ホプキンス演じる経験豊富なエクソシストは、あっさり悪魔に憑かれて、新米主人公に悪魔払いをしてもらったり。

「悪魔」も「エクソシスト」も強いんだか、弱いんだか分からん。

悪魔に憑かれた臨月の女の子、病院の部屋で錯乱状態になっているのを病院の人も付き添いの人も分かってるのに、ほったらかしにして、死んじゃったり。悪魔の仕業じゃなくて、病院の落ち度だよなあ。

主人公に目を付けた「悪魔」が、主人公が実家の葬儀屋の手伝いで死体をきれいにしてた頃の、ある女の人の付けてたブレスレットを小道具に嫌がらせしてきて、人間には誰にでも「罪」があるとか言うセリフがやたらあるんだが、主人公は、あの女の人の死体に、オイタをしたという事なんでしょうか? 私の考えすぎ? 

アンソニー・ホプキンスの怪演ばかり目立って、老けて見せ場がないルトガー・ハウアーにがっかり。

バチカン内部でロケしたのかと思ったら、ハンガリーロケだったんだ。

バチカンでエクソシスト講座してた神父さんは、イギリスのグラナダTV製作でヘレン・ミレン主演の「第一容疑者3」で、ヘレン・ミレンと最後に信頼するようになったと思ったら、エイズに感染したストリート・チルドレンに噛みつかれて感染した警察署の人かな? この人しか目立たなかった。

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