落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

アイルランド一人旅⑦

2012-08-10 23:14:33 | 旅行記・アイルランド

7月12日(木)その1

ダブリン市内観光と、ゴールウェイへの移動の日。チェックアウトして、ホテルに荷物を預け、観光に出発!

①トリニティー・カレッジ

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ダブリンで一番有名な、トリニティー・カレッジにあるケルズの書を見に行く。

1205_2混むと噂があったので9時半開場だが、15分前に大学内のオールドライブラリーに到着。3番目に入って、1番にケルトの書を見る。上の一番右の写真は、帰る時に撮った写真。10時半頃にはこれだけの人が並んでた。

入り口を入ると、ケルトの書の説明パネルが延々と続く部屋があるので、説明パネルが読めない私は一番最初にケルズの書が陳列してある部屋に着いたからだ。

←ケルトの書(オールドライブラリーは撮影禁止なので絵葉書を買った)

見事な文様ときれいな色彩の福音書だが、見開きページしか飾ってないから、ありがたみが・・・。多分、予習でいろいろなページを見てから、"本物"を見たら、より感動するんだろうなあ。

そんな私には2階の、300年たったロングルーム(図書館)が感動モノだった。

「スター・ウォーズ/エピソード2」のジェダイ・アーカイブがパクったと評判になった所だ。1206Jedi_archives_3

確かに、映画の世界に紛れ込んだような不思議で、歴史がのしかかってくるような不思議な空間だ。

左の写真がロングルーム。

右が、スターウォーズのジェダイ・アーカイブ。

胸像が並んでいる所まで同じだ。どうやらもめたらしい。

どうやって2階に上がるのかと思ったら、両端に螺旋階段があって、2階の各室には通り抜けられる扉があった。

一番に入ったくせに、気に入って結構長くいた。

日本語の無料パンフあり。入場料9?。

②国立考古学・歴史博物館

12111212_4 トリニティー・カレッジから歩いて5分のはずなのに、見つからない。お巡りさんに聞いたら、連スター・ハウスという広い中庭を持つ建物の、向かって左が国立図書館で、右が博物館(National Museum of Ireland Archaeology & history)。

表示が小さいんで分かりにくいし、道路に面した入り口も狭い。

左の写真は、博物館から、国立図書館を撮影したモノ。博物館と左右対称で同じ建築様式だった。右は入り口の、ドームの内部。

12041203_2 ここの名物は"タラのブローチ"。

入り口を入って、すぐに金製品がたくさん並んでたので、ここにあるのかと思って一生懸命探したが、右側に【The TREASURY】のルームがあって、そこに宝物の数々が飾ってあった。

が、しか~し! びっくりしたのが、左側の奥の部屋だ。知識としてあった、オールドクロウハン人がなんと展示されていたのだあ! デンマークのトーロンマン泥炭地のミイラ)を知っていたのが、なんと、アイルランドにもその泥炭地(ピート)があってミイラが発掘されてて、ここに展示されてたのだ!!!!!!!!

12131214なんせ、リアルなミイラなんで、刺激が強いせいか、購入した48ページあるガイドブックには、1ページだけの紹介。写真は手の部分だけ。

展示方法も、円柱形の部屋を作って、回りこむ感じで部屋に入らなければならない。そこに1体。そんな部屋が計4室。部屋に入る私を抜かして、子供が先に入ったが、すぐに強張った顔で出てきてた。

写真も撮ったちゃったよ~。ホラー映画も好きだし、ミイラも好きなんだもん。いやあ、全く予想しなかった泥炭地のミイラ達にここで会えるなんて・・・。感激!

ここ無料でした。

アイルランド国立美術館

Photo_2 ここもトリニティー・カレッジのすぐ裏。ただ、改装中で、歴史ある建物じゃなくて、

←新築の現代建築の建物に移行中。3分の2位の部屋がクローズだった。

アイルランドの画家の絵の部屋と、ヨーロッパ各国のフェルーメールやレンブランドの絵が展示されてるが、多分ヨーロッパの絵のコレクションが移行途中みたいだった。

2月に渋谷・Bunkamuraで催行された「フェルメールからのラブレター」で展示されてた、、「手紙を書く女と召使い」と、ヤン・ステーン「生徒にお仕置きをする教師」に、なんと半年たたずに再会。世界は狭いぜ!

2Photo_5←アイルランドの画家の絵が、意外と色彩がきれいで、しかも大きくて(結構新しいのに大きい)見ごたえがあった。

ここも無料。

入り口の募金箱に世界各国の言葉で「ありがとう」と書かれているのだが、なぜか日本語で「グラッチェ」か「グラシアス」と書いてあった。世界は狭いが、日本は遠いのか?

カフェテリアでランチ。ベジタブル・スープにしっかりパンが付いてるのに、知らないでさらにサンド・ウィッチを頼んだら結構なボリューム。サンド・ウィッチは、自分で具を全て指示。完食したが、お腹いっぱい!

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アイルランド一人旅⑥

2012-08-07 00:41:57 | 旅行記・アイルランド

7月11日(水)

今日のメインは“ニューグレンジ”

①アイリッシュ・ブレックファースト

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食べきれん! 翌日から、コンチネンタルにした。

1104セント・パトリック大聖堂

まずは、9時の開場と同時に、セント・パトリック大聖堂へ。

白人の乗った観光バスが次々とやってくる。

こちらの方が、日本人観光客にはクライスト・チャーチ大聖堂より見ごたえあり。でも、こんな近所に二つの大聖堂。歴史的にはいろいろあったみたいだね。

日本語の無料パンフレットもある。5.5?。

なじみがあるのは、ガリバー旅行記を書いたジョナサン・スウィフトがここの司祭長をやっていて、墓を含めた彼のコーナーが入ってすぐ右にある。スウィフトって、数奇な人生だったのねえ。アイルランドの歴史を象徴するかのような・・・。恋人のステラが先に亡くなって葬られ、その傍らに本人が後から入ったらしい。

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上の3枚はスウィフト・コーナー。一番右は、デスマスク。デスマスクがある所が欧米っぽい。

③ニューグレンジとタラの丘ツアー

最初は、日本語ツアーに申し込もうと思ったんだが、催行が2名から。メールで問い合わせたら、11日は申込者がいないため、取りあえず2名分の260?で申し込んで、他にお客が来たら130?バックするという提案をされたが、260?はさすがにもったない。

1111_2 じゃ、英語のこれでいいや、と申し込もうとしたら、キャー水曜日は催行してないじゃん。

で、メールで問い合わせて、一番寄り道が少ないMary Gibbons Toursにした。

10:15にトリニティー・カレッジのそばのツーリスト・インフォメーションの近くのピザハットでピックアップ。バスに乗ると、メリー・ギボンズさん(60代位の女のひと)本人に、35?を手渡す。ニューレンジの入場料込。

客は全部で、30名位。私以外にももう一人日本人男性がいたが、あとは白人ばっかり。

1112ダブリン市街をあっという間に抜けると、あとは牧場というか、緑の大地に羊や牛や馬がいる風景が続く。

ピックアップタイムは、結構土砂降りだった雨がすっかり晴れて、どんどん晴天に。

メリーさんは、途中でかかってくる携帯電話に対応しながらも、どんどん歴史やら遺跡について解説してる。多分。

よく聞き取れんわい。

Ⅰ.タラの丘

11時に到着。駐車場にバスが停まって、11時40分まで、自由に観てね!って感じだった。

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↑駐車場からビジターセンター(教会)の途中にあった、聖パトリックの像。

11061113 小さい頃、テレビで放送された「風と共に去りぬ」を観た時、最後の最後にスカーレット・オハラが「いいわ。タラに帰って、明日考えましょう。」と言うのを聞いて、なんて楽天的な女なんだ!と思ったが、オハラがアイルランド系の名字で、農場の名前の「タラ」が、ここに由来してたなんて。40年振りに謎が解けたわい。

ここも上空から見ると、古墳のようになっていて、実際すぐ横の盛り土は発掘作業中だった。

1116「妖精の木」があって、願掛けの布がいっぱい結んであった。が、中にはコーラの空き缶も。

妖精がコーラ好きなのかなあ・・・。

晴れてて、見晴らしが良くて気持ち良かった。

どんな王様が、古にこの景色を眺めたんだろう・・・。

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途中、見所があると、写真が撮り易いように、バスが停まってくれる。

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左から、バイキングの襲撃の見張り台の"ラウンドタワー"、誰かの城、遺跡(古墳?)

Ⅱ.ニューグレンジ

12時30分に、ビジターセンターに到着。メリーさんと一緒にセンターで、1時45分のバス・ツアー参加のシールをもらう。ここでメリーさんとは別れて、カフェテリアで各自食事して、ここから歩いて7分のバス乗り場にいって、1時45分のバスに乗り、ニューグレンジに着いたら、そこのガイドさんと中に入るらしい。で、最終的にメリーさんのバスには3時30分に戻るそうだ。

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ビジターセンターは結構立派。日本語の無料パンフレットもあり。遺跡が作られた頃の当時の人々の家や、作り方の再現の展示もあった。

カフェテリアは、トレイを持って注文するタイプ。サンドウィッチとスコーンとコーラで、8.7?。

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バス停までは、途中ボイン川を渡って歩く。ボイン川もいろんな歴史があった川なので、歴史に詳しい人には感慨深いんだろうなあ。

で、バスに5分位乗って、いよいよニューグレンジへ。

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11281127う~ん。この外見は・・・。復元し過ぎ!白い石が、わざとらしい。まあ、復元部分がすぐに分かるようになってないと、世界遺産には認定されなかったんだろうけど。 

右が入り口の写真。ガイドさんと2班に分かれて、一緒に中へ。私の小さなショルダーバッグも、はずして手で持つように(ジェスチャーで)言われる。

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中は狭い!

なんで、こんなに大きな円周なのに、内部は狭いんだああああ! 

まあ、広くしたら、つぶれるからなあ。しょうがないんだろうが。写真で見るより、かなり通路も狭いし、まっすぐじゃない。本当に冬至の日に、太陽の日差しが届いたんだろうか?と思う位、石が邪魔だ。

左の画像が冬至の再現、真ん中が内部通路、右が天井。

1139 この屋根があって、土をかぶせた形態が、ストーン・ヘンジより1000年前に造られたんだ。

地中海・マルタ共和国の神殿に石の置き方は似てるけど、マルタの神殿の方が部屋があって造りは複雑だ。時代は同じらしいが、関連性はないとされてるが、う~ん、石の置き方はやっぱり似ているなあ。

あ~、一体どんな民族が、この石の建築の文化をヨーロッパ中に伝播したんでしょう? ダーナ神族とはまた違うような気がする・・・。

周りにも石が並んでる。

せっかくですから、一周してみる。基石にも、うずまき模様が彫っている物がある。が、この復元で本当に合ってるのかなあ・・・。

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近くにある“ナウス”と“ダウス”の方が、遺跡としては保存がいいらしいが、公開されてはいない。

1126ニューグレンジからの帰りのバスを待つ間に、近所の子供の演奏会。もちろん、バイオリンでアイリッシュ・ミュージック!

ちゃんとチップあげたよん。

なんか、客の人数が減ったような気がしたが、3時半過ぎにメリーさんのバスは出発。

5時前にはダブリン市内に戻った。

④パブで飲んでみる

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11341135酒は、残念ながら1杯しか飲めない。が、せっかくなので、入ってみた。注文の仕方は、ロンドンのパブなら入った事があるので、分かる。どうせ、入るならと、テンプル・バーで一番派手な《The Oliver St John Gogarty》に入った。飲めない私には、ハーフ・パウンドがあるのがいい。もちろん、ギネスビールにしました。

どこの店でも生演奏が入っている。ここは見た目、普通のおじさんが唄ってた。

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その後、コンビニで、オリーブやチーズを買って、ホテルで軽く食べた。

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