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旅行やら映画やらの独り言

アイルランド一人旅⑥

2012-08-07 00:41:57 | 旅行記・アイルランド

7月11日(水)

今日のメインは“ニューグレンジ”

①アイリッシュ・ブレックファースト

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食べきれん! 翌日から、コンチネンタルにした。

1104セント・パトリック大聖堂

まずは、9時の開場と同時に、セント・パトリック大聖堂へ。

白人の乗った観光バスが次々とやってくる。

こちらの方が、日本人観光客にはクライスト・チャーチ大聖堂より見ごたえあり。でも、こんな近所に二つの大聖堂。歴史的にはいろいろあったみたいだね。

日本語の無料パンフレットもある。5.5?。

なじみがあるのは、ガリバー旅行記を書いたジョナサン・スウィフトがここの司祭長をやっていて、墓を含めた彼のコーナーが入ってすぐ右にある。スウィフトって、数奇な人生だったのねえ。アイルランドの歴史を象徴するかのような・・・。恋人のステラが先に亡くなって葬られ、その傍らに本人が後から入ったらしい。

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上の3枚はスウィフト・コーナー。一番右は、デスマスク。デスマスクがある所が欧米っぽい。

③ニューグレンジとタラの丘ツアー

最初は、日本語ツアーに申し込もうと思ったんだが、催行が2名から。メールで問い合わせたら、11日は申込者がいないため、取りあえず2名分の260?で申し込んで、他にお客が来たら130?バックするという提案をされたが、260?はさすがにもったない。

1111_2 じゃ、英語のこれでいいや、と申し込もうとしたら、キャー水曜日は催行してないじゃん。

で、メールで問い合わせて、一番寄り道が少ないMary Gibbons Toursにした。

10:15にトリニティー・カレッジのそばのツーリスト・インフォメーションの近くのピザハットでピックアップ。バスに乗ると、メリー・ギボンズさん(60代位の女のひと)本人に、35?を手渡す。ニューレンジの入場料込。

客は全部で、30名位。私以外にももう一人日本人男性がいたが、あとは白人ばっかり。

1112ダブリン市街をあっという間に抜けると、あとは牧場というか、緑の大地に羊や牛や馬がいる風景が続く。

ピックアップタイムは、結構土砂降りだった雨がすっかり晴れて、どんどん晴天に。

メリーさんは、途中でかかってくる携帯電話に対応しながらも、どんどん歴史やら遺跡について解説してる。多分。

よく聞き取れんわい。

Ⅰ.タラの丘

11時に到着。駐車場にバスが停まって、11時40分まで、自由に観てね!って感じだった。

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↑駐車場からビジターセンター(教会)の途中にあった、聖パトリックの像。

11061113 小さい頃、テレビで放送された「風と共に去りぬ」を観た時、最後の最後にスカーレット・オハラが「いいわ。タラに帰って、明日考えましょう。」と言うのを聞いて、なんて楽天的な女なんだ!と思ったが、オハラがアイルランド系の名字で、農場の名前の「タラ」が、ここに由来してたなんて。40年振りに謎が解けたわい。

ここも上空から見ると、古墳のようになっていて、実際すぐ横の盛り土は発掘作業中だった。

1116「妖精の木」があって、願掛けの布がいっぱい結んであった。が、中にはコーラの空き缶も。

妖精がコーラ好きなのかなあ・・・。

晴れてて、見晴らしが良くて気持ち良かった。

どんな王様が、古にこの景色を眺めたんだろう・・・。

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途中、見所があると、写真が撮り易いように、バスが停まってくれる。

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左から、バイキングの襲撃の見張り台の"ラウンドタワー"、誰かの城、遺跡(古墳?)

Ⅱ.ニューグレンジ

12時30分に、ビジターセンターに到着。メリーさんと一緒にセンターで、1時45分のバス・ツアー参加のシールをもらう。ここでメリーさんとは別れて、カフェテリアで各自食事して、ここから歩いて7分のバス乗り場にいって、1時45分のバスに乗り、ニューグレンジに着いたら、そこのガイドさんと中に入るらしい。で、最終的にメリーさんのバスには3時30分に戻るそうだ。

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ビジターセンターは結構立派。日本語の無料パンフレットもあり。遺跡が作られた頃の当時の人々の家や、作り方の再現の展示もあった。

カフェテリアは、トレイを持って注文するタイプ。サンドウィッチとスコーンとコーラで、8.7?。

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バス停までは、途中ボイン川を渡って歩く。ボイン川もいろんな歴史があった川なので、歴史に詳しい人には感慨深いんだろうなあ。

で、バスに5分位乗って、いよいよニューグレンジへ。

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11281127う~ん。この外見は・・・。復元し過ぎ!白い石が、わざとらしい。まあ、復元部分がすぐに分かるようになってないと、世界遺産には認定されなかったんだろうけど。 

右が入り口の写真。ガイドさんと2班に分かれて、一緒に中へ。私の小さなショルダーバッグも、はずして手で持つように(ジェスチャーで)言われる。

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中は狭い!

なんで、こんなに大きな円周なのに、内部は狭いんだああああ! 

まあ、広くしたら、つぶれるからなあ。しょうがないんだろうが。写真で見るより、かなり通路も狭いし、まっすぐじゃない。本当に冬至の日に、太陽の日差しが届いたんだろうか?と思う位、石が邪魔だ。

左の画像が冬至の再現、真ん中が内部通路、右が天井。

1139 この屋根があって、土をかぶせた形態が、ストーン・ヘンジより1000年前に造られたんだ。

地中海・マルタ共和国の神殿に石の置き方は似てるけど、マルタの神殿の方が部屋があって造りは複雑だ。時代は同じらしいが、関連性はないとされてるが、う~ん、石の置き方はやっぱり似ているなあ。

あ~、一体どんな民族が、この石の建築の文化をヨーロッパ中に伝播したんでしょう? ダーナ神族とはまた違うような気がする・・・。

周りにも石が並んでる。

せっかくですから、一周してみる。基石にも、うずまき模様が彫っている物がある。が、この復元で本当に合ってるのかなあ・・・。

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近くにある“ナウス”と“ダウス”の方が、遺跡としては保存がいいらしいが、公開されてはいない。

1126ニューグレンジからの帰りのバスを待つ間に、近所の子供の演奏会。もちろん、バイオリンでアイリッシュ・ミュージック!

ちゃんとチップあげたよん。

なんか、客の人数が減ったような気がしたが、3時半過ぎにメリーさんのバスは出発。

5時前にはダブリン市内に戻った。

④パブで飲んでみる

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11341135酒は、残念ながら1杯しか飲めない。が、せっかくなので、入ってみた。注文の仕方は、ロンドンのパブなら入った事があるので、分かる。どうせ、入るならと、テンプル・バーで一番派手な《The Oliver St John Gogarty》に入った。飲めない私には、ハーフ・パウンドがあるのがいい。もちろん、ギネスビールにしました。

どこの店でも生演奏が入っている。ここは見た目、普通のおじさんが唄ってた。

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その後、コンビニで、オリーブやチーズを買って、ホテルで軽く食べた。

コメント
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