晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

おはしも

2011-03-29 07:05:55 | 人生
ニュースや新聞ではとっさの避難行動が生死をわけたとの
紹介が生々しく語られており、単なる偶然でない対応を学ばされます

ニュース番組で校舎3階に今も自動車が突き刺さるほどの津波に襲われた
岩手県釜石市鵜住居小学校の350人全員が無事に避難した様子を紹介していました

あどけなさいっぱいの小学生が語る高台への避難の行程は
一時場所がダメなら直ぐに次の場所に向かい冷静・沈着な行動でした
地震や津波の大きさに応じた非難場所の選定や日常的な学習と訓練、それに
「おはしも」という合言葉が団体行動をなしとげました

お さない
は しらない
し ゃべらない
も どらない

地域の大人100人以上が防災センターに逃げ込んだのに
生き残ったのは30人もいなかったそうです
ここの防災センターは津波そのものを防ぐのでなく
避難生活の拠点としてつくられていたことを住民自身が忘れていた結果でした

私の地には津波は来ないが他の災害はすべて来ます
どこが避難場所なのかいつも議論になるが結論がでません
行政は小学校と言うが地震や大雨時に2km以上山すその移動や
入鹿池の真下にある学校が安全なのか
かといって地区の集会所は地すべりの危険区域に入っており万全とはいえない

災害の状況に応じた避難のありかたを検討しなければなりません
そのために正確な情報収集と迅速な伝達を防災組織がすること
避難場所は程度に応じて集会所や学校となるが更に500m~1kmで移動できる
高台にあるJRの研究施設と防災協定を結んで避難場所としてはどうだろう

東北の震災や津波の教訓を学ばなければいつかはわが身にふりかかってきます
コメント
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