晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

生きているからこそ煩悩

2015-12-03 06:22:39 | 人生
おじさんの葬儀で通夜の席のこと。
読経を終えた和尚さんがマイクを握り説法を始めました。

生あるものは必ず終わりの時がきます。
人間とて避けることが出来ない現実で、
煩悩渦巻く世の中ですがそれは生きている証です。
生きている限り煩悩から逃れることはできません。

ただ煩悩は苦の根源ですが悪ではない。
生きていることに喜びを感じ幸せを求めてほしい。

禅宗が多い我家周辺ではこんな説法は珍しいが、
悲しみと厳粛の場で和尚さんからの一言は心の安らぎを与えてくれました。
曹洞宗ということでしたが福井県の永平寺が本山にあたるようです。
座禅寺としても有名で観光で訪れたことがあります。

コメント (6)
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