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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

赤ちゃんムカゴ誕生

2018-08-15 06:16:00 | じねんじょ
一ヶ月ぶりに天の恵みをいただき、
元気を回復したかと、
久しぶりに山中の自然薯畑へ向かいました。

大きく繁った蔓葉の間に見つけました。
赤ちゃんムカゴです。


このムカゴは蔓にくっついているけど実や種でないです。
ヤマノイモ(自然薯)の種は雌花にあります。
けど通常栽培物の自然薯には雄花しかつかず、
山中の天然じねんじょで見かけることできます。

ムカゴは地面に落ちると翌年の春に芽を出して、
ヤマノイモとして育ちます。
つまり自分たちが増えるためのもので、
植物学的には種でないけど種の役割を果たしている不思議な粒です。
私もムカゴから一年かけて種イモを育て、
更に一年かけて自然薯を育てています。

ムカゴは茎の一部が丸く太ってできたものです。
これは土の中にある芋ができるのと同じ仕組みで、
芋と同じように芽を出すことができるし、
ホコホコ味で美味しく食べることができますよ。

一ヶ月にわたる日照りの影響で、
あちこち枯れてしまった蔓葉が目立ちます。
これ以上進行しないことを願うばかりです。


大部分はこんなに青々と繁っているので、
この状態を10月まで続けれれば豊作間違いないです。


しかし一昨年は9月に突然枯れてしまい散々な結果でした。
これからが正念場です。

< 零余子に託す明日の命味も良し >
コメント
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