晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

木守柿

2019-01-14 06:47:59 | 季節のたより
昨日も暖かった。
朝はさすがに冷え込んでいるが日中の暖かさは暖冬そのものです。
で10時頃からトラクターに乗って山中の畑へ向かいました。

採り残した渋柿にヒヨドリが群がっています。
木の実も少ない冬場の貴重な食料となっているのでしょう。
凍てて甘くなっているのかな。


『木守柿』という話があります。
何もかも私たち人間が奪い取って食べてしまうのではなくて、
これから食べ物の少なくなる冬に、
きっと苦労するに違いない野山の鳥たちに残しておいてやろうという心づかい、
と言われています。

合わせて、
高くて採れない柿を二三個残し来年もまた沢山の実をつけてくれるようにと、
願いを込めた風習でもあるようです。

自然界の様々な生き物と共生してきた、
先人たちの思いや知恵に学ぶ場でもあります。


作業は1時間半ぐらいで済み寒の天地返しが出来ました。

< 木守柿豊作願い鳥生かす >
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