買い物事情

社会の環境変化なのか、
歳を重ねることによる出不精によるものなのか、
このところお店へ出かける頻度が少なくなってきました。
もっぱらの店はホームセンターぐらいですが、
そこで売っている商品までネットで購入です。

妻が洗濯物の室内干しスタンドが壊れて困っていると言い、
もう10年以上使っているので買い換えることにしました。
以前ならホームセンターで品定めして購入でしたが、
今回はネットで検索しあっさりと決めてしまいました。
昨日届いて組み立てました。


世の中の買い物事情の変化には驚かされます。
若い頃は何を買うにも直接店に出かけて買っていたものです。
ただ大型店が進出して個人の商店街はシャッター通り化が始まっていました。

そのうちにその大型店も販売力を無くして、
今や相次いで撤退や業態を変えてでも生き延びざるをえなくなっています。

地方都市で目につくのはホームセンターかコンビニかドラッグストアぐらいです。
どちらかと言えば日常消費資材を売るお店です。

多くのお客さんはどこへ行ってしまったのでしょう。
言わずもがですがＳＮＳの席捲とあわせてネットでの買い物です。
私も購買力の無い老人ですが近くに店がない田舎事情も相まって、
ネット商店からの買い物が主流となってしまいました。

今秋の消費税アップで消費者は必要最小限しか買わなくなり、
あらゆるストアが影響を受けるだろうし、
地域経済の崩壊に繋がらねばと危惧するものです。

＜　ネット買い便利の裏で地域疲弊　＞