晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

急な大量受注

2022-12-08 06:16:44 | じねんじょ
12月7日からは七十二候の一つ『閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)』です。
閉塞成冬とは天地の気が塞がれ冬が訪れる頃のこと。
空は重い雲に覆われ虫も鳥も生き物はじっと気を潜めています。
反対に塞ぐという言葉は、
寒さから人々を守るという意味でとることもできます。

いや慌てました。
今月に入って急に何件も贈答用の注文が大量に舞い込んでいます。
何せ今年は多くを早枯れさせてしまい全体に細く小さい。
早期に予約いただいている贈答用は、
何とか用意できていたところへの受注です。

前にも述べたが贈答用は2本セットで1.1~1.2kgを目安に、
傷が無く形の良い500~700gを揃えねばならない。
多少のストックはあったが、
これを新たに30本ぐらい揃える必要がある訳だ。

掘ってみないと分からないのが自然薯の世界です。
事前に全て掘ればいいじゃないかという声もあるが、
それを保存する業務用冷蔵庫は一台しかない。
詰めて入れてもせいぜい200本ぐらいで、
それも小さいのを入れての話です。

発注していただいた方へ正式受注は掘ってからとお願いして、
「大きくて良いのが出よ!」と願かけて100本近く掘りました。
そしたら願掛けが通じたのか、
今までは10本から15本に良いのが、
今回は5本に1本良いのが出るでないか。

上写真は近年最大の収穫で1000g近くあります。
ただし贈答用には向かない。
2本セットにするので相方が貧弱となり贈答用には不向きですね。
兎に角大きいのが良いというお客さんが偶にいて一本売りかな。
売れ残れば一年間の保存にチャレンジです。

その他はこんな感じです。
700gです。

これも700gです。


これは800gあったが総量をサービスで大きくして、
贈答用として使いましょう。

掘ってみてわかったこと。
畝によって大きいのが出る比率が微妙に違うってこと。
科学的な根拠を説明できないが、
この場は自然薯の神が我に味方してくれたと理解しよう。

< 笑顔が届けと掘り上げたビッグ薯 >


コメント
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