昨日は八曽モミの木キャンプ場を運営する組合の50回目の総会でした。
偶然にも記念すべき節目の年にあたるものの、
キャンプ場を廃業し組合は解散しました。
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父親世代の先人たちが地域興しの目玉として、
国有林と周辺の民地を借用してキャンプ場を起業し、
観光と地域振興に大きな役割を果たしてきました。
私が役員を担っていた15年くらい前には、
年間3万人が来場するほどの賑わいでした。
夏は川遊びとBBQに興じる若者や親子で一杯でした。
懐かしいね。
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しかし近年はコロナ禍もあったが、
廃止の主たる要因は後継となる担い手不足です。
組合は地域の集落内で構成しており、
私の子供世代がほとんど地域外に住んでいるため、
運営に行き詰まる前に廃止を決断した次第です。
冬の間に施設は全て解体撤去し、
国へ返還の事務処理が終わっています。
最近岐阜県内で道の駅が廃止とのニュースが出ていたが、
同じような要因と出ていた。
全国どこでも地域の衰退が起きており、
少子化に加えて都市集中の流れが止まらない限り、
こうした現象は続くのでないか。
< 今も昔も兵どもが夢の跡 >
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