晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

猪との攻防

2024-09-19 05:59:40 | 地域の文化や出来事
山に近い集落である我が里には猪とどう向き合うかが、
一つの課題となっている。
クリ畑は電気柵で守られて今年は被害が無かった。
家の横にある自然薯畑や野菜畑も今のところ入られていない。
ただその横で電気柵の内と外で掘り起こされている。

先ずその位置を確認してみよう。


これはGoogleマップの航空写真に手を入れたもので、
自然薯菜園入鹿とある建物が我が家です。
赤いラインが自然薯や野菜畑を守っている電気柵です。
右方向が猪がやって来る山方向です。
そして今回電気柵を乗り越えられているでないかと思われるのが、
現場と表記された場所です。

矢印の辺りが掘り返されているため、
獣カメラを設置して様子を確認することにした。
来ている。
写真下の日付と時間が設定ミスで実際は9月16日23時です。

ここは向こう側と猪がいる所とは1mくらいの段差があります。
上段が他人の土地のため電気柵は下側に設置してある。
ここしか荒されていないためこの先ず電気柵を一段高くしてみた。

段差があるため上からは飛び越えれるだろが、
まさか下から助走なしには飛び越えれないだろうとの判断です。

そして17日夜のカメラを確認したら今度は親子で来ている。
これは子供だ。

日時は修正したので合っている。
21時だから未だ起きている時間帯です。
こちらは親のおしり側です。

連続写真が鮮明でないため確認しずらいが、
山へ帰る写真がこれです。
ちょっと分かりずらいが電気柵を土手方面へ飛び越えるところ。

次の写真に姿はもうない。
ただ土手上で何位反射したのか分からないが、
かすかに反射した灯りが4個見える。

対策となるか分からないが後50cm分紐で高く設置してみた。
これで1mの高さになり上からはジャンプできても、
下からは助走しないと飛び越えれないだろう。
ハイジャンプのシシリンピックだね

この場所は野菜類を作っておらず花が植わっていたぐらいで、
今は何もなく猪はミミズを探していたと思う。
ただ土手上の左方面は自然薯を大量に栽培しているため、
そこの電柵をいとも簡単に飛び越えられたら一大事です。

毎日猪と真剣勝負をせねばならないとは困ったものだ。
未だこのエリアは熊の出没情報は無いが、
出没している地方の情報を見聞きするたびに、
いつかここでも同じ恐怖を味わうのかと思うと身震いしてしまう。

< 猪たちよ山へ帰り共存しようよ >

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