山に近い集落である我が里には猪とどう向き合うかが、
一つの課題となっている。
クリ畑は電気柵で守られて今年は被害が無かった。
家の横にある自然薯畑や野菜畑も今のところ入られていない。
ただその横で電気柵の内と外で掘り起こされている。
先ずその位置を確認してみよう。
これはGoogleマップの航空写真に手を入れたもので、
自然薯菜園入鹿とある建物が我が家です。
赤いラインが自然薯や野菜畑を守っている電気柵です。
右方向が猪がやって来る山方向です。
そして今回電気柵を乗り越えられているでないかと思われるのが、
現場と表記された場所です。
矢印の辺りが掘り返されているため、
獣カメラを設置して様子を確認することにした。
来ている。
写真下の日付と時間が設定ミスで実際は9月16日23時です。
ここは向こう側と猪がいる所とは1mくらいの段差があります。
上段が他人の土地のため電気柵は下側に設置してある。
ここしか荒されていないためこの先ず電気柵を一段高くしてみた。
段差があるため上からは飛び越えれるだろが、
まさか下から助走なしには飛び越えれないだろうとの判断です。
そして17日夜のカメラを確認したら今度は親子で来ている。
これは子供だ。
日時は修正したので合っている。
21時だから未だ起きている時間帯です。
こちらは親のおしり側です。
連続写真が鮮明でないため確認しずらいが、
山へ帰る写真がこれです。
ちょっと分かりずらいが電気柵を土手方面へ飛び越えるところ。
次の写真に姿はもうない。
ただ土手上で何位反射したのか分からないが、
かすかに反射した灯りが4個見える。
対策となるか分からないが後50cm分紐で高く設置してみた。
これで1mの高さになり上からはジャンプできても、
下からは助走しないと飛び越えれないだろう。
ハイジャンプのシシリンピックだね
この場所は野菜類を作っておらず花が植わっていたぐらいで、
今は何もなく猪はミミズを探していたと思う。
ただ土手上の左方面は自然薯を大量に栽培しているため、
そこの電柵をいとも簡単に飛び越えられたら一大事です。
毎日猪と真剣勝負をせねばならないとは困ったものだ。
未だこのエリアは熊の出没情報は無いが、
出没している地方の情報を見聞きするたびに、
いつかここでも同じ恐怖を味わうのかと思うと身震いしてしまう。
< 猪たちよ山へ帰り共存しようよ >
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