晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

待望の発芽

2020-05-12 06:06:30 | じねんじょ
雨が上がった昨日は一気に30℃近くとなり暑かった。
ちょっとだけ出かけた畑仕事も長く続けれない。

新型コロナの新感染者数が大分落ち着いてきたが、
専門家によると秋冬には必ず第2波がくるとされ、
この先のスケジュールが読めなくなった。
夏の天下の奇祭「石上げ祭り」も中止との報をうけ、
今年の犬山の祭りは全てなくなったのは残念でならない。

畑ではようやく自然薯の芽が出てきました。
このところの暖かさと雨による天の恵みをいただいて顔を出してくれました。


3月末に芽出し用の畑へ植えて丁度一ヶ月半です。
5cm以上に伸びたら掘り出して用意した畑へ順次移植します。
先が曲がっているのは覆っていた不織布が当たっていたためで、
トンネル状にしてあげました。
でも何だかここはコロナ大丈夫かと様子を窺っているみたいだね。

< 薯とて頭出し世窺いしコロナ禍 >



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参った!

2020-05-11 06:04:30 | 山野草鳥獣花
昨日は一日中シトシト雨でした。
こんな日は書類整理や今週行う役員会の議事づくりで、
一日が何となく過ぎていった。

サポーターで一人だけ一回も出ていない人がいて電話してみた。
この人は現役の会社員で平日参加できるか心配していたが、
自然薯に興味があり休暇を取って参加したいと言っていた。

申し訳なさそうにコロナで勤務がぐちゃぐちゃになり、
予定通り休暇が取れなくなったとのこと。
4月5月で植え付け等栽培のメインが終わってしまうため、
今年は断念して来年再びやりたいとのことで決着です。

昨日アップしたサクランボ攻防のその後です。
未だ半熟なのに彼らの攻勢に参った!です。

そんなに甘くないのに食欲を抑えられないのか、
おかまいなしに食べています。

このままでは熟す前に無くなってしまうため、
双方が枝ごとに食べるよう区分をすることにした。

と言っても数枝に袋をか被せただけなので大幅に譲歩です。
ヒヨドリの完全な勝ちです。
以前全体にネットを被せたことがあるが、
隙間から入られ「くたぶれもうけ」だった。
どうぞ後は自由に食べてください。

< サクランボ鵯超え至難の業 >
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もう少し待って!

2020-05-10 06:16:04 | 野菜・果樹づくり
今朝は雨です。
まだ梅雨でもないが雨のサイクルが早くなったような気がする。
日曜日なれどコロナでお出かけはままならず、
じっとステイホームも限界の人が多いのでないか。

最近庭先の木で様子をうかがう鳥がいます。
ヒヨドリです。
彼らの狙いはこれでした。

でもまだ熟していない。
鳥の舌も酸っぱいとか苦いが分かるだろうか。
「ヒヨドリやメジロの舌先は花の蜜を吸いやすいようにブラシ状になっている」
らしい。

今外を見たら雨の中で木を揺らして朝食中でないか。
今週が彼らとの攻防戦となりそう。

畑の梅の実も大分大きくなったが、
こちらは未だ一ヶ月後が採りごろか。

「もう少し待って」は世の中も果樹もだが、
何より外出自粛を一番で解除して欲しいね。

< 待て言われ夏来てしまう新入生 >
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老いのパワー

2020-05-09 06:16:25 | じねんじょ
昨日は五月晴れのもと部会として春のメイン作業日でした。
前日にアップした零余子2500粒を網室に播種です。

部会員とサポーターさん25人が集まって、
単純に言えば一人100粒蒔いたことになるのかな。
数の力はすごいですね。

数年前までは半日で終わらず牛丼を買ってきて野天食していたものです。
因みに昨年は17人でしたから1.5倍化です。
「コロナに負けないぞ!」と頑張る平均年齢68歳のパワーです。

作業が終わったハウス内はこんな感じです。

先ず四カ所の畝のあるところに溝を掘り、
表で真砂土を詰めた稲箱にムカゴ5粒づつを蒔いて、
各畝約130箱を埋めます。

次にその上に土をかけて畝を作り、
棒を立てネットを張りました。
これで蔓が上って来るのは一ヶ月後か。
これからは除草や防除など管理作業となり、
一山超えることができました。

< 老いのパワーなれど世に五月晴れを >

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一粒の旅立ち

2020-05-08 06:09:06 | じねんじょ
じねんじょの種イモは零余子から育てるのが手っ取り早い。
一般的に野菜は種子から育てるのだが零余子は種子でなく、
わき芽が養分を貯え肥大化したものです。
薯は地中で育つが零余子は茎の葉腋にできます。
零余子は食べても美味しいですね。

親鳥が卵を温めて雛を生むがごとく、
零余子を切り粉の中で一ヶ月も温めて発芽させました。
根も長く伸びました。
これが2500粒あります。


今日これを部会の増殖ほ(網室)で播種します。
一年かけて種イモに育て来年部会員の畑で、
更に一年かけてやっと食用薯になります。

昨夜は満月が零余子の旅立ちを祝ってくれました。

5月の満月はフラワームーンと呼ぶんだって。

< 零余子旅立ちを祝うフラワームーン >
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