このところ芳しい実験結果が出せていない上に、培養している癌細胞を全滅させてしまったり、
同期の送別会でワインを飲んだらつぶれてそれどころでなくなってしまったり、
駅の一人用エスカレーターで立っていたら、後ろにいた中国人観光客にさっさと歩けと怒られるし(これは本当に腹立たしかった)
なんかこのところ色々ついていません。
まあ、そんなときもありますよね。そのうちいいこともあると思って頑張ります。
最近、色々な些末なことが気になって仕方ありません。
例えば、身内の呼称。
ここ最近、テレビで芸能人が自分の母親のことを「お母さん」と言っているのを何度か目にしました。
それだけでも赤面ものなのに、他の出演者にたしなめられたことに食ってかかる人さえいました。
いい年した大人が恥ずかしいと思うんですが、そう思う僕のような人間はもはや少数派なんでしょうか。
僕の記憶では、サザエさんを例に習う小学校レベルの話だと思うのですが。
「愚母」「愚息」のようにへりくだる必要は全くないと思います。
でも、でも人前でいい大人が「お母さん」と言ってしまうのはさすがに不適切でしょう。
これも日本語の乱れに含まれるんでしょうか。
むしろマナーとか社会常識の範疇のような気もしますが。
妻は「うちの奥さんが―」という言い方が気になると言っていました。
確かにそれもひっかかる言い方ですよね。
同様に「うちの嫁さんが―」という人も多いですが、その言い回しも嫌いです。
そもそも嫁って妻に使う言葉じゃありません。
(でも妻っていうと亭主関白のような印象を与えかねないから、
そういう言い回しをする人の前で妻って言いにくいのも実情)
変な話ですが、夫婦仲良くいるためにはこういう些細な価値観の一致が大事なのかなあと思います。
仮に妻が人前で「お母さんが…」なんて話していたら幻滅します。
こんなしょうもないことで神経をすり減らすようなことがなくてよかった。
お盆に帰省しないのも当たり前になってしまったけど、それでも夏っていいですね。
今は当直待機中なので、済美の試合でも見て過ごします。
(写真は2年前の笠岡のひまわり)