野生のオシドリ。長望遠レンズで撮ったので画質がやや粗いです。
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無条件にお医者様と言われて敬われるような時代ではなくなりました。
外来の待ち時間が長すぎると患者に文句を言われたり、なぜかけんか腰で接されたりすることは少なくありません。
病院の待ち時間は長いく、確かに申し訳ないところはあります。
たけど、一時の感情に任せて暴言を吐く人たちは結果的に自分が損していることを知りません。
こちらも人間なので、けんか腰で来られたら不快な気持ちになります。
当然感情は押し殺しますが、その患者に対する心象は急降下します。
そんな人に心を込めたサービスを提供しようという気持ちはなくなります。
どんな相手だろうと最低限のサービスは提供します。
ただ、彼らは数値に現れないところで損しているのを自覚したほうがいいと思います。
そういう人たちには優しくなれません。
この前、車を買いました。
販売店で担当してくれたのは大学卒業間もない若い女の子でした。
経験不足のために不手際な点はなくはなかったけれど、こちらからすると十分及第点な対応をしてくれました。
押しつけがましくなかったところがよかったです。
納車の際、アンケートを求められました。
全て最高評価でほめちぎっておきました。
客観的な評価としては普通ですが、そうしておけば彼女もうれしいし、
今後より親切な対応しようという気になると思います。
打算的な行動といえばそれまでですが、そうすることで皆が幸せなんだからいいですよね?
実際、中年太りした初老のおじさんに担当してもらうより
若い女の子に対応してもらう方がよかったのは確かですし。笑
そんな簡単なことに気づいたのは実は最近のことです。
お世辞をいうというのも社会人として必要なスキルなんでしょう。
そちらはいまだに上手にできませんが、非言語的お世辞が使えるようになったことに気が付きました。
年を取ったものだと感じます。笑
世の中は相手への配慮から生まれる嘘であふれています。
お世辞を文面通り受け取ってはいけません。
相手がどういう気持ちでいるのか、よくよく考えないといけません。
いい大人なら、そんなこと言われなくても分かってほしいものです。