風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

合宿前

2008-08-25 01:01:49 | Weblog
映画館に行くと、上映が始まる前に他の映画の宣伝が流れますよね。

前、あれ見ててなんかもらい泣きしそうになりました。
・・・自分でも、なんで?って思うけど。


泣きこそはしないけれど、今度の合宿は現役としては最後なわけで―・・・。
やっぱりさびしいものです。

そして、都合の悪いことに明日から実習が始まります。
合宿の1日目まであるので、悲しいことに皆と一緒にバスに乗って小豆島に行けません。
ということはウイスキーが飲めません。

・・・これはかなり寂しい。

合宿とウイスキーの思い出は切っても切り離せない関係。
今思えば反省すべき点があまりに多いものの、
過去の記憶はとっても美しい形で残りますよね(笑


あと不思議なのは、4回生なのに劇で舞台に上がること。
裏方に徹するつもりだったのになぁ・・・どこでどう間違ったんだか。
まぁ、やれと言われればなんだってやります。
最後だし、頑張ったらそれもきっといい思い出になるはず。



いい部活を選んだよな、って今頃になって思うんですよね。
少なくとも自分には合っていたなって。
来年からも学生は続けるものの、卒部の区切りはきっとかなり大きい・・・


とりあえず、今できることを最大限に楽しんでおこうと思います。

ひねくれ者の独り言

2008-08-22 01:57:46 | Weblog
今FFⅩをやり直しています。
プレイ時間24時間でようやくナギ平原に到達しました。
「世界一ピュアなキス」のシーンが終わったところです。

僕がRPGが好きな理由のひとつに、
時間をかければ確実に強くなるという点が挙げられます。
強くなるのが分かっているから、レベル上げに時間を使えるんですよね。
頑張って敵を倒して何も成長がなければ、当然やる気も起きません(笑)

言うまでもないことですが、現実は違います。
尤も、もし時間をかければなんだって出来るようになる世界だったなら、
ある意味でそれはとても残酷な世界だとは思いますが。


「最近の若者は結果が約束されていないと動かない」と
非難する文章を昔読んだのを思い出しました。

現実としてそうなっているのかどうかはさておき、
「結果が約束されていないと動かない」ことの何が悪いのか、僕には分かりません。

ボランティアなんて、もしそれが一切の利害を超越したものだとするならば、存在しえません。
無償なんてものは言葉の上だけのもの。
それが純粋な気持ちから発生する行為であったとしても、打算的な思惑が全く絡まないとは言い切れません。

人間の行動はおよそ全て打算的であると思うんです。

上に挙げた「結果が約束されていないと…」というのも、
結果を考えた上での判断ならそれは理性的だし人間的だと思いませんか。

まぁ、その文章が何について論じてあるものだったか覚えていないのでなんとも言えませんが。



高校のとき、廊下に投げ捨てられているゴミを自発的に拾っていたら
「推薦でも狙ってるの?」と同級生に聞かれたことがあります。

・・・なんか無性に腹立たしかったのを今でも覚えています。

俗っぽい人間だと見られたことに腹を立てたのは確かにあるでしょうが、
それだけではないような気がするんです。

僕の気持ちに打算的な意図が少量でも含まれていたからではないかと思いました。
例えば「先生からの心象を良くしよう」というような。
もちろん、推薦を狙うためとか、心象をよくするために
そんなことをしていたわけではありませんが、
隠されていた本心を暴かれたように感じたのかなって。


 
現在、僕は100パーセントの善意なんてものは存在しないと思っています。
信じたいとは思います。
だけど、それは見ることも触ることも存在を証明することすらもできないもの。
おそらく僕は一生その存在を信じられないまま死んでいくだろう・・・


こんなことを考えるって性格歪んでるのかな(笑 ?

回数制限

2008-08-19 01:13:46 | Weblog
除夜の鐘の108回は煩悩の数を表すっていいますが、
近所のうどん屋さんで注文取りに来た女の子がかわいいなぁと暫くみとれてしまったら、
それはその煩悩の1回分を使ってしまったことになるでしょうか?
1年間で108個まで、という制限があるならば、煩悩生成が許されるのは3日に1回程度。

今年分の煩悩、もうチャージしちゃってるんじゃない・・・?


まぁ、そんなことはどうでもいいとして。


今年の盆は十分すぎるほど実家でのんびりしました。
いろいろ義務は果たしたし、
レッスンもたっぷり見てもらえたし、(もう口頭でいいですか)
犬や猫とは十分遊んだし、
とんかつ屋のカツどんもちゃんと食べたし、
実家の近くに出来た大型のショッピングモール(エミフルとやら)にも行ったし・・・


そんなこんなで非日常を満喫していたのに、
受けなきゃいけない追試の連絡が来て、現実に引き戻されました(笑

というわけで、明日岡山に戻ります。


そういえば、最後の合宿の班割り、張り出されているみたいですね。

「一緒にしてほしかったのに一緒になってないなどの苦情」云々のくだりを見て、にやりとしました。
これから変更があったら、なんか裏があるってことじゃありませんか(笑
巧みにカモフラージュされるのかもしれないけど。

まぁ、にやりとした主な理由はほかにあるんですけどね。

それはきっと男のロマン

2008-08-17 01:20:43 | Weblog
明日…の予定が随分ずれ込みました。

レッスンではとりあえず一通りざっと全体を見てもらいました。
いつもと比べて曲が少ないし、
これまで半年間練習してきてもいるので比較的時間が余りました。
そういえば、仮面の楽譜をもらえなかった時、
自分の卒部も近いんだなと思い、少しさびしく感じたのを思い出しました(笑



話は変わりますが、釣りって男のロマンですよね?

もちろん、「ふいんき(なぜか変換できない)」とかではない、普通の意味での釣り。
男で嫌いな人は少ないはず。
(僕は「ふいんき」のような「釣り」は嫌いですが)


昨日、朝4時に父と弟と釣りに出かけました。
大物を狙ってみたいところだけど、素人の3人がやったところでボウズ必至。
無難なサビキと簡単な投げ釣り用の仕掛けを釣具店のにーちゃんに準備してもらい、
おススメのポイントもそこで聞いて、その情報だけを頼りに出かけました。
そんな時間に釣具店が営業していることにも驚きましたが、
お客さんがたくさんいることにもっと驚きました。

投げ釣りで狙うのはやや時期遅れのキス、ベラ。
サビキは小さなアジを狙いました。


サビキはやはりよく釣れましたね。
引っ掛かりました、っていうほうが正確な表現かもしれませんけど。

サビキでかかったのは、
ちょっと模様が毒々しいイシガキダイの稚魚、
外道として嫌われ者のスズメダイ、やはり外道のクサフグ、
縞模様の美しいイシダイの稚魚、
深みのある青が美しいメジナ(グレ)も結構かかりました。
あとはひたすら、アジ、アジ、アジ・・・(ただし極小

サビキだから仕方ないのかもしれませんが、10cm大の魚ばかり。
あまりにかわいそうなのはリリースしました。


投げ釣り用に用意したアオムシでも釣りました。

アオムシってどんなエサか分かりますか?
正確な名をアオイソメというゴカイに似た環形動物です。
掴むと噛み付こうとしてきます。
動きは気持ち悪く、体はぬるぬるしていて臭います(笑

久々にエサとして使いました。
上に挙げた理由で、針につけるのに悪戦苦闘しました(笑

でも苦労しただけあって、サビキではかからなかったのが釣れました。
弟がチヌの稚魚みたいな黒いタイを1匹とマダイ1匹。
自分は、ベラ1匹とマダイ2匹をつりました。


まぁ、どれもとってもとってもちっちゃいんですけどね!


リリースすべきところなんでしょうが、
小さいとはいえ鯛を釣ったことに感動し、持ち帰りました。

幼い頃は鳥よりも哺乳類よりも、魚の造形美に魅了されていた人間でして(笑
マダイは小さい頃から魚の王様だったし、それは今も変わらないんです。

揚げて酢漬けにしてもらって食べました。
おいしかったです。




と釣りについて語っていたら、結構な文字数になってしまいました・・・
3・4楽章については次回更新時にまわします(ぁ

業務連絡つき日記

2008-08-14 00:21:22 | Weblog
岡山に押しかけてきた弟の面倒を見るのが面倒だったので、
来た翌日に弟連れて帰省しました。
日帰り旅行の片付け手伝わなくてごめん。
そして、旅行に行きたくてもいけなかったみんな、ごめん。
だからこそ、花火はなるべく盛り上がれるように腐心したつもりだったんだけど
どうだったのか自分は知らないという―。


実家に帰って思うのは、親の性格と自分の性格の類似性。
普段人に気を使ってばかりいるくせにたまにさらりと毒を吐く母親や
自分本位な行動で周りを振り回す身勝手な父親と見ると、
ぁー確実にこういう要素引き継いでしまってるよな・・・としみじみ思うわけです。
最近、人の性格に注意してみているのでそう思うのかもしれません。


さて、本題の業務連絡。

線香花火耐久勝負に負けたので、
お盆休み中の練習内容を1stメーリスで回すことになりました。
メーリスよりも何かとこっちのほうが都合がいいので、
ここにレッスンで注意されたことを書いておきます。
多分、みんなここ見てくれているよね(ぁ


【1楽章】

37小節目、飛ばすかべたで弾くかは好みで。
べたのほうがクレッシェンドしやすいかも、とのこと。
まぁ、これはまたパートでまた。

38小節目、上divはスラーは全て1音目を強く。
(下divは全ての音をしっかり、ってことになる?)

39小節目は37小節目の弾き方に統一。

44、48小節目、音形が変わるので、それは比較的しっかり弾いて、見せる。

52小説目以降、繰り返されるテーマはスラーの頭を強く。
(アクセントになるとやりすぎ)

89小節目以降、松葉を見せる。特に、93と97小節目のクレッシェンドでしっかり盛り上がり、その後のAの音が頂点になるように。

134、138小節目incalzandoは「興奮して手が速くなるような」 2拍目突っ込め、ということらしい。

161 3連符は元弓でコンパクトに速く。

270 できたらfffだから重弦で。

274~276 上に同じ

277以降は弓を返さないと弾けないってことだったので、また相談します

【2楽章】

17小節目 4拍目裏から飛ばす

19 いまさら言うことじゃないけど、軽快に

57 スラーの中のテヌートをしっかり歌う

103 スタッカートは弓返したら?



途中、突っ込まれそうなことかいてしまったけど、知らない。
「分かりやすいから」と言われたことを書いただけなんです…

3、4楽章については明日更新する予定。

大人買い

2008-08-09 23:53:15 | Weblog
大人買いしました。
覚えている限りで生まれて初めて。
棚のここからここまで全部、という買い方を・・・。


何を買ったか?
・・・花火を。

そう、明日のための手持ち花火を買ったんです。

当初の計画からするとびっくりするくらい人数が増えました。
それに伴い、必要となる花火の量も増えます。

一人これくらいかな・・・と予算を見積もって、出かけました。

まず、花火がどこで売られているものか分からなくて、困りました。
どこにでもセットになったものなら売られていますが、
それだけを大量購入っていうのも芸が無いでしょう?

結局、ハピーズ内のおもちゃ屋(?)で興味を引いた花火を買い込み、
アウトドアコーナーにあった安売りされていた手持ち花火セットを文具カウンターで購入。

おもちゃ屋のおばさんには呆れ顔で対応され、
文具コーナーのおばさんには笑われました。

「お友達とされるんですか?」

えぇ、まさかこれを一人ではしませんよ(苦笑
それと、二人でする相手ならいませんよ。

「今年の岡山の花火は控えめでしたもんねぇ?」

まぁ、その時間は自分は疲れて寝ておりましたが・・・


大量の火薬を身にまとった危険人物となって店を後にしました。
火薬取り出して何か作るのかと自分でつっこみたくなるような危ない人間になって。


そういや、花火に火をつけるためのろうそくとか買い忘れたよ。




今回の企画は結局自分が中心になって計画立てましたが、
フェラーリが言い出さなければ自分から企画することなど絶対にありませんでした。
なるほど、やはり自分は上に立って主体的に活動をするよりは
命じられた内容を実現させるために奔走するほうが
性分に合っているんだなと改めて自覚しました。

まぁ、楽しいからいいんですけどね。


僕を有効に利用したいときは、漠然とした命令でも課してください。
そこに燃える要素があれば、

「ぁ、おれやっぱり10日行けんかも」

とか話がまとまりかけたときに言い出すような人でも全然問題ありません。

誘導に逆らう

2008-08-05 03:49:27 | Weblog
そのタイトルは有名な「ジーキル博士とハイド氏」
読んだことのある人や映画などで話の筋を知っている人も少なくないはず。

本屋をうろうろしているときに目に入ってきました。
値段もそれほど高くなかったし、有名だから外れはなかろうと衝動買い。

ページ数もそれほど多くないのですぐに読み終わりました。
個人的な感想を言わせてもらうと、面白くもなんとも無い小説でした。

というのも、普通に読んだらジキル博士の情けなさにイライラさせられるだけの小説だから。
フィクションっていうのもなんか気に入らないところ。
もう少し現実味のある話かと思っていましたが・・・。

読み終わった後、誰しもほぼ同じような感想を抱くであろう小説。
それってなんか読みがいありませんよね?


前、主義主張を押し付けるなって話を書いたのは
RPGの主人公が自分本位の正義を振りかざすのにうんざりしていたから。
この小説にもそのゲームとどこか共通したものを感じます。


異端とならないよう必死でいるくせに、集団の中に埋没するのは恐れる・・・
普通であることを願いつつ、普通であることを拒む・・・

一見、矛盾しているようですが、
人間らしさってそういうところにありますよね、きっと。


人の感性を誘導するのは悪だと思います。
完全な自由の中にそれを置くのは不可能だし、それが理想だとも思わないけれど
妙な束縛は受けたくありません。
見えない力を感じればそれに抗います。




・・・仰々しく書いてみたけど、
結局のところ、自分は素直じゃありませんって宣言しているだけです。



そして、また読むものがなくなった。今度は何読もう。

何よりもその浮ついた雰囲気が。

2008-08-03 02:21:21 | Weblog
この一週間、バイトをほぼ一日中入れられていました。

昼から夜までずっと拘束され続けていたのに、
皮肉なことに花火大会の今日に限って、夕方以降フリーでした。

家に帰る途中、浴衣を着た人をたくさん見ました。

花火自体は大好きって言うほどではないけれど、祭り前の浮ついた雰囲気は好きです。
屋台の準備をしている人たちとか騒いでいる子供を見ると自然と口元が緩みます。
自分自身が祭りを楽しむと言うよりも、
祭りを楽しんでいる人たちを遠目に見て楽しんでいる感じ。

花火が打ち上げられている時間は家で寝ていました。
寝るつもりはなかったけれど、いつのまにか―。

眠っている間に花火の動画がメールに添付されて届いていました。


夏ですもんね。

夏らしいことしなきゃもったいないなぁと思いました。

「正義」を強要するな

2008-08-01 04:28:50 | Weblog
7、8年前に嫌いなタイプは?と聞かれたとすれば、
真っ先に父を思い浮かべ、

「自分の物差しでしか物事を捉えられない人間」

と答えていただろうと思います。

当時は反抗期だったせいでもありますが、
今でもそういう性質には受け入れがたいものを感じます。


そういう「自分がものさし」な人はある意味で強く、
ある意味でひどく脆いものだと思います。

最近の言葉でいえば「KY」的な要素を多分に備え持っているわけで
周囲に影響されずに自分の信じるままに行動できるのが大きな強みです。
そこにカリスマ性があれば、周りを牽引する大きな流れを生み、
独善的なものでしかなければ、煙たがられる「頑固おやじ」のような存在になります。

いずれにせよ、それは自分を支える骨格のようなもの。
アイデンティティとも密接に関わってくる要素です。


しかし、だからこそ、それは脆さを併せ持つことになります。

それがあまりに固いものであるがゆえに、
それが崩れたとき、その人はもはや他にすがるものを持ちえません。


実際、自分が「正義」だと妄信していた父が自分の非を認めて
すっかりしょげてしまうことは過去に何度かありました。
いずれも悲惨なものでした。

普段それを快く思っていなかった母に、「そっとしておいてあげて」と言わせる程に。



しかし、面白いもので、そういう人たちはどんなに打ちのめされることがあっても
しばらく後にまた何か新しい信念を打ち立てているんですよね。
懲りないなぁ・・・と傍から見ていて思いますが。



僕は自分はその頑迷な姿勢を批判できる立場にあると思っています。

父と言う素晴らしき反面教師が身近に居たため、
こんな風にはならないようにしようとずっと思ってきました。
自分の信念で凝り固まってしまわないように、客観性を失わないように気をつけているつもりです。


ただし、固い信念は持たず、
「何が正しいかなんて分かるわけが無い」と諦めてしまうことの弊害も多々ありますよね。
客観性を失わないようにすることは、重要な決定を人の判断に委ねることともいえます。
また、数に迎合する生き方をしてしまう恐れもあります。



僕は全ての物事に理想的な中庸域があると思っています。
自分が信じるままに行動することと、人の意見に耳を貸すことについても、
理想的なバランスをとればいいだけ。


ただ、その微妙なさじ加減が難しく、分かりにくいんですけどね・・・



1つだけはっきりしていることは、
僕は独善的な判断に基づいて行使された「正義」は受け付けないと言うこと。
そして、だから僕は正義を強要はしない、ということ。


これは、見方を変えれば、
僕が主観的な決定を重視する「頑固者」であることの明かしとも言えそうです。

しかしまた、付和雷同を得意とする日本的な文化にすっかり飲み込まれているともみなせます。
客観性とかいいながら結局は多数派の意見に迎合しているだけ、という―

・・・やはり、自分の立ち位置が見えません。






・・・なんで嫌いなタイプの話なんて書こうと思ったんだか。
この記事で父以外の人間を批判しようなんて陰湿な意図は全く無いのでそれは安心してください(ぁ

なお、別に僕は父との関係が悪いわけでもありません。
欠点だけに目がいくほど幼い人間ではないつもりです。



P.S.

深夜やっているメジャーの再放送が面白い。
おかげでなんか寝るのが遅くなってしまいます。
そして(うまく乗せられた気はするけど)甲子園が楽しみになってきました。
初戦から強豪だけど、どの辺までいけるかなぁ。