風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

秋の浜辺で

2016-11-28 20:41:20 | Weblog

海が好きです。

愛媛にいたころは、地元の浜辺によく行きました。

肌寒い季節、まだ不良が集まる前の時間に、一人座り込んで波の音を聞くのが好きでした。

今住んでいる岡山も住みやすい街だとは思いますが、海が遠いのが少し残念です。

新岡山港は比較的近いけれど、ちょっと違うんですよね。

 

シーズンオフの渋川が好きです。

岡山県内で唯一の水族館も好きです。

いつ行っても空いているのでのんびりできます。

遠目に瀬戸大橋が見えるのもなかなか素敵な光景です。

 

これまでは車でしか行ったことないけど、時間と天気が許せば自転車で行くのもいいかもしれません。

子供連れて行くとなるといろいろ制約もありますが、それはそれで楽しいです。

 

追記

一番下の写真は新しく増えていたオットセイ。

愛嬌のある生き物なんですが、なぜか西洋の悪魔を連想するのは僕だけでしょうか。

 


世界の広さ

2016-11-21 23:37:32 | Weblog

SNSでゆるくつながれるこのご時世、

望むと望まざるとにかかわらず知り合いの情報が流れ込んできます。

近しい友達のそれもしかり、ただ知り合いという程度の間柄もしかり。

つまるところ、いろんな人が結婚したという話を聞くことが多くなったわけです。

 

前から何度か書いていますが、働き始めて結婚して、僕のいる世界は狭くなりました。

久しく会っていない人の話になると違う世界の話を聞いているような気分になります。

(ある意味では違う世界として間違いではないのかも)

昔のことが、まるで今とは隔絶された時間軸の出来事のような気さえしてきます。

あれ、本当に僕はその人と同じコミュニティに属していたんだっけ、というような。

 

・・こんな妙なことを考えているのは少数派でしょうね。たぶん。

 

該当者はここを見ていないと思うけど、みなさんお幸せに!

自分のなかで家族の比重が増していくのは、何でもないように見えて実はとても幸せなこと。

それは分かっているつもりなんだけど、少しだけ寂しい気もするんですよね。


英語コンプレックス

2016-11-20 14:30:23 | Weblog

中学生の時、国語の先生が言っていたことが印象的だったので、今もはっきり覚えています。

 

「学生時代は頑張って英語の勉強したのに、今は使う機会は全くない。

せいぜいネイティブの先生にハローっていくらい」

 

大学入試さえ通過してしまえば英語なんて要らないんだ。

なんだ、そんなもんなんだ、と当時は思ったものでした。

 

そして基礎研究生活に入った今。

抄読会で英語の論文を読むのは当たり前として、

研究室のカンファレンスはプレゼンも質疑応答も基本英語。

年に一度アメリカで行われる基礎研究系の学会では院生が当たり前のようにオーラルで発表。

なんか想像していたのとだいぶ違う・・・やばい。

 

リスニングができないのは耳が悪いというよりも語彙が乏しいからと聞きます。

確かに単語の意味が分からないから聞き取れないところはあります。

日常会話に比べ、知識がつけば学会で耳にする英語は理解できるようになるとも聞きました。

 

やっぱり、まずは研究の本筋を理解するところから始めなければいけないようです。

研究って細分化されすぎていて、概論を参照する教科書のようなものがあまりないのがつらいところなんですが。。

 


30

2016-11-14 20:49:38 | Weblog

15日で30の大台に乗ります。

昔は30なんてかなりの大人だと思っていたのに、十分な自覚もないままなってしまいました。

少なくとも30の時点で子供がかわいいなんて言っているとは思ってもいませんでした。笑

人生いつ何が起こるか分かりませんね。

 

悪い方に転ぶことも当然いっぱいあるだろうけど、

そんな時でもどうにか生きていけるんじゃないかなと今は思えるようになりました。

30年の結論としては生意気でしょうか。

 

手に入れた大切なものが指の間からこぼれ落ちないように

いい大人として恥ずかしくない生き方をしていきたいと思います。


スピッツの「子グマ!子グマ!」を弦楽四重奏アレンジで

2016-11-05 02:01:45 | Weblog

最新アルバムの中の「子グマ!子グマ!」という曲が好きです。

かわいらしいタイトルながら歌詞の内容は未練を断って別れた彼女を送り出そうとする歌…だと僕は解釈しています。

ただ、CMなどとのタイアップはないため、悲しいかな一般的にはまず知られていません。

バンドスコアは売られているので、気に入らないところを大幅に改変して弦楽四重奏用にアレンジしてみました。

ファースト以外もなるべく楽しく弾けるように考えながら振り分けてみたものの、一緒に弾いてくれる人が誰もいないのは悲しいところ。

まあ、おそらく日本で他に誰もやっていないであろうマイノリティなことをあえてやってみるのって結構楽しいんですけどね。

 

スピッツ「子グマ!子グマ!」弦楽四重奏アレンジ


岡山から倉敷へ自転車通勤することについて

2016-11-03 21:58:32 | Weblog

この秋から倉敷に非常勤で働きに出ています。

自宅から職場まで片道およそ17㎞。

ロードバイクでならいける距離だけど、通勤距離としてはやはり長い・・。

今日実際に往復して検証してみました。

 

検証前にサイクルメーターが壊れていることに気が付きましたが、

最近はスマホを携帯するだけでgoogle先生がいろいろ教えてくれるので、そちらを頼ることにしました。

 

ルートは行きと帰りで違う道を選択。

行きは162号線をひたすらまっすぐ進みました。

google先生によれば実際の走行距離は17.3kmで所要時間51分。

帰りは中庄で曲がり、新幹線の高架沿いを通って帰りました。

こちらは17.6㎞の1時間9分。

遅くなった最大の理由は暗くて足元が見えなかったから。

・・・単に疲れていたのもあるかもしれないけど。笑

 

結論からいうと、やはり自転車での通勤はちょっとしんどいですね。

 

時間という点では実は自動車よりも早いです。

この前土曜日の日中に車で同じ道を行ったところ1時間20分かかりました。

平日の朝や夕方ならもっとかかると思われます。

 

自転車の移動ではどうしても汗をかくので移動先での着替えが必須になります。

暑くなると発汗量も当然増えるでしょうし、今のように涼しい時期でもかなり汗をかきました。

こいでいる間はいいものの止まるとかなり冷えるので、ふさわしい格好をしないと風邪ひきます。

 

あと荷物が持てないのは決定的なデメリットですね。

まあ複数のカバンで背負っていけないことはありませんが・・。

 

まとめるとこんなところでしょうか

【快適性】 車 > 電車 > 自転車

【時間】 電車 > 自転車 ≧ 車

【費用】 自転車 > 電車 > 自動車

【荷物の携帯性】 自動車 > 電車 > 自転車

よほど荷物が多くない限りは320円20分で運んでくれる電車がやはり一番です。 

 

それはそうと、適度な運動ってやっぱり気持ちいいですね。

久々に自分の体に負荷かけてすっきりしています。

 


「女のいない男たち」

2016-11-01 00:08:08 | Weblog

今となってはこのブログ、だれが見ているのか分かりませんが、一定のアクセスはあるようなのでつらつらと書き記します。

 

 

 

 

年を取るとともに孤独になるもんですね。

このひと月くらいの間、会話のキャッチボールしたのは職場の人を除けば家族くらい。

もうちょっと正確に言えば、「えーうー」としか言わない2ヶ月の娘を除けば妻だけです。

結婚してから自分の趣味に使う時間が減り、子供が生まれてさらに減りました。

子供はとてもかわいいし、不自由を感じているわけではありませんが、どこかで少し寂しい気もするんですよね。

色んなものがずっと変わらないままあってほしいと願う幼稚な自分がいます。

 

この秋から研究生活に入りました。

深夜の電話も呼び出しもなくなり、休日出勤も自分のペースで予定が組めます。

かつてないほどQOLの高い生活を送っています。

毎日娘をお風呂に入れられるのもこの生活だからこそ。

 

時間はふんだんにあるはずなのに有効活用できていません。

自由を与えられたことで不自由になりました。

逆説的なこの感覚、伝わるでしょうか。

 

あまり本も読まなくなりました。

久々に本屋歩いてみて村上春樹の新作が文庫になっているのを見つけたので買ってきました。

娯楽として本を買ったのは本当に久しぶりです。

「女のいない男たち」というタイトルに沿って短編を書いたというだけあって不幸な話ばかりです。

話の筋が身に沁みました。

それにつけても年を取ったもんだと思います。

 

最近のテレビドラマで子供に「なんで結婚したの?」と尋ねられるシーンがありました。

そりゃ好きだから結婚したのは当たり前として、突き詰めていくと難しいですよね。

まあ理由はどうであれ、「見知らぬ人が大切な人になった」のは確か。

大切に守っていかなければと思います。

 

 

ところで、ノーベル賞を今回も逃したというニュース、もういい加減やめたらいいのにと思うんですが。

正直毎年テレビで報道される「ハルキスト」たちに不快感を禁じえません。