風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

あるかほーる

2007-10-31 00:50:37 | Weblog
経験から、

ぁ、これ以上行ったら吐くな、

ってタイミングがつかめるようになって来ました。
だけど、場の雰囲気から拒絶できなくて頑張りました。
確かに吐きましたが、意外と大丈夫でした。

悪酔いする、しないっていうのはあるのかなぁと―。

これまでのことを考えると、ウィスキーやきつい焼酎を飲んだ日に死んでます。
何回吐いても悪心が治まらず、果ては胃液を出すようになり
それによって消化管の粘膜がやられます。
全て出してしまうので二日酔いにはなりませんが、数日は消化管が痛いです。



今日は研究室の飲み会がありました。
歓迎会…というには遅くなりすぎたので懇親会という名で。

散々ビールを飲まされました。
(僕が救急車で運ばれた事を知っている院生の先輩も容赦無し)
注いでもらっているのに救急車・・・なんて言えませんし。


ですが、今日は不思議なことに一度全部はいてしまうと楽になりました。
かつて無かったことなので、ちょっと新鮮。
(まぁ、頭痛はするんですが…)

二次会のボウリングにもちゃんと参加する余裕がありました。
(スコアは酷かったけど、最下位じゃなくて、罰ゲームも免除)

ビールに慣れてきて、多少なりとも強くなれたのかなと思うとちょっと嬉しいです。


そして分かったこと。

研究室でも

・一見真面目そうでかなり不真面目キャラ
・居眠りの○○様
・よく逃亡する

なんてイメージがちゃんと定着している…。
いやむしろ、ついていないことを期待するほうがおかしいくらいなんだけど…


タイミングよく、Caroline様からバトンが回ってきたので回答しておきます。


【1.好きなお酒はなんですか?】

最近はもっぱらビール。食事と合うのはビールって気が。

【2.嫌いなお酒はなんですか?】

きついお酒はダメ。死ねます。

【3.誰と飲みますか?】

やっぱりほとんどオケ内。
F君の気まぐれで飲むことや、Tひろに誘われることもありますが。

【4.泣き上戸?笑い上戸?】

お酒飲んで泣くことは無いかなぁ。
だけど酔いが覚めたときにテンションが落ち込むことは…。

【5.酔いが顔に出る方ですか?】

すぐに赤くなります。

【6.記憶を無くした事はありますか?】

前救急車に乗ったときは・・・

【7.今までで一番楽しかったお酒は?】

打ち上げみたいな大人数で飲むのはあまり好きじゃありません。
前F君と女の子と飲んだときは楽しかったなぁ。

【8.逆に、一番思い出したくないお酒は?】

そりゃ、死にそうになったときのお酒は…。

【9.彼氏(または彼女)とお酒を飲むのは好きですか?】

すごく憧れます。お洒落なバーに行ってみたい。

【10.お酒を飲んで、勢いで喧嘩をしたことはありますか?】

小心者なのであるはずもないし、そもそも人と喧嘩しようという気力さえなく。

【11.お酒が好き?飲み会の雰囲気が好き?】

お酒よりも雰囲気に酔えます。

【12.次に回す5人を指名して下さい。コメントつきで。】

(最近の足跡をみて。)

とりあえず、お酒とは何かと縁のある風神さんに。
知っている限りで一番お酒に強いんじゃないかとさえ思うズッキー。
やっぱりお酒は大人のたしなみだと思うから、大人グリコさんに。

後は部外の漣さんとミネコさんに。
なんかお酒が似合うイメージがあるので。



さて、明日 こそ は遅刻せず、居眠りもせず
論文の勉強会に参加しようと思います。
少なくとも遅刻しないというのは院生の先輩と約束したので、絶対に実現させます。

どうしようもないダメ人間な自分ですが、
約束したらそれは必ず守る主義です。

逆に言えば約束しなければ守れないとも言えますが…

ラスクの話

2007-10-26 00:47:27 | Weblog
ダッブロッ! ダッブロッ!

と研究室の先生がこちらに向かってしきりに口ずさむので、
一体何かと訝しがっていたんですが、
10回位聞いたときに "dot blot" と言っているのだと分かりました。

今やっている実験(方法?)の名前です。

その先生というのがまた変わった人で

・アイドル通…というよりオタくの42歳独身
・たとえ結婚式前夜でも、相武紗季と結婚できるなら直ぐにでも婚約破棄すると宣言
・でも意外とスポーツに詳しかったり、文学に詳しかったり。

そしてそんな先生と話が合う院生がいて。

楽しそうな研究室でしょ?

個人的にはダッブロッ、ツボでした。

 



毎度の事ながら、以下は全く関係ない話。

ラスクって食べ物、ご存知ですか?(ラクスじゃないよ)

パンを使って作る焼き菓子なんですが、
自分はこれが無性に好きだということに最近気がつきました。


まだ幼かったころ、
離れて住んでいた母方の祖母がうちに来るときによく買ってきてくれたんです。
祖母のうちの近くにラスクを売っているパン屋さんがあって、
祖母は僕がそれが好きなのを覚えてくれていて―。


長さ15cmくらいで幅は5cmほどでした。
サクサクのラスクがきれいに並んでいる袋を見るのは、
それだけでちょっと嬉しかったものです。


ただ、このラスク、あまり売られていません。

パンから作るものだけに、置かれているとすればパン屋が主だと思いますが、
意外と見かけないんですよね。
古いパンを使って作るものだけに、パン屋からすれば目玉商品にはならないんでしょうね。
(個人的には、パン屋のパンが焼き立てばかりである必然性はそんなにないと思うんですが。)


スーパーなどで工場製のラスクを見ることはありますが、
作られて時間の経っていないハンドメイドものに比べるとかなり味は劣ります。
そもそも温かみに欠けますしねぇ。


それがついこの間、
鹿田の大学病院の傍のパン屋さんで、ラスクを発見したんですよ。


何となく町をぶらぶらしていたら、古い友達に偶然出会った
・・・みたいな、そんな感覚。
喜び勇んで買って帰りました。


だけど、記憶って言うのは時間とともに美化されていくものなんでしょうねぇ、
期待したのとはちょっと違った味でした。
単純にその店のラスクがいまひとつだったというのも考えられますが、
おそらくそれは無いかと思います。
だって、それほど技術が必要なものだとも思えませんし。


だったら自分で作ればいいじゃないかって話ですが、
なんかそれは違うんですよ。
うまく説明できないけれど、自分でおいしさを追求するものではないんです。
変なポリシーですけど。


また、思い立ったときに買いに行こうと思います。


・・・もう今は亡き祖母と、そしてやはり今はもう無いパン屋の思い出。




何が言いたいのかよく分からなくなったけれど、最後に私信。

時差があるから、そっちはまだ26日じゃないんだろうけど
これは日本時間で祝福しておいたほうがいいよね。

誕生日おめでとう、フェラーリ

シクラメンは香らない

2007-10-24 01:23:29 | Weblog
献血しに行きました。

「火曜日なのでお米を。」とお米をもらいました。
・・・他の曜日だと何に変わるんだろう。

成分献血なら2週間後に再び献血することが可能になります。
うまく通えば、日常生活に必要な雑貨を献血でそろえられる…?


ちなみに缶コーヒー代くらいは浮きます。
お金入れなくても自販機で飲めるので。


今日針を刺してくれた看護師さんは若くて綺麗なおねーさんでした。
まだ慣れていないようでしたが、前回のおばさんの時に比べ、痛くありませんでした。


成分献血というのは赤血球とか白血球は分離して再び体内に戻すので、
体への負担が小さい分、時間もかかります。
そのため、退屈しないように液晶テレビがそれぞれの台の前に設置されており、
各自好きなようにテレビを楽しめるようになっています。


今日は松嶋菜々子主演のテレビ局のドラマの再放送をやっていました。
チャンネル変えても良かったんですが、
特に他のを見たいとも思わなかったのでそのままに。


「福山雅治がいなくなったんかな?」

突然話しかけられて、びっくり。

「これどういう状況?」とおねーさん。

「ぇーと、途中から見始めたので分かりません・・。」

「そっかー。私見てたんだけど、何回か見逃して分からなくなっちゃった。」


おそらく再放送じゃないときのを見ていたということだろうと思います。
それなら今見始めた僕よりも大分詳しいだろうに…なんて思っていたら


藪から棒に

「この人(松嶋菜々子)、綺麗だよね。」とおねーさん。

返事に窮して笑ってごまかしていたら

「ぇ、嫌い?」

そういうわけでもないんですが…。



とっさに返す言葉が見当たらない…というこんな状況、よくあります。
僕に何か話しかけたときに言葉による返事がなくても、嫌われてるのかなと思わないでください。
頭の回転が遅いだけです。


・・・いや、白状すると

「おねーさんも綺麗ですよ。」って言おうかと一瞬思ったんです。
お世辞は言わない主義だけど、実際美人でしたし。

だけど、理性が思いとどまらせました。
なんかね、ほら、そういう柄じゃないし。


しばらく後、隣のおじさんは普通に「美人だね」と褒めていました。
はてさて、それを見習うべきなのかどうか。


ちなみに献血に行って話しかけられることはあまりありません。
いつもなら「痛くないですか?」程度です。



今回もらったのはシクラメンもどき。




今回は反省を踏まえて南西にある非常階段そばにおいてみました。
というのも、前もらったコスモス、ベランダに置いたのでは日光不足なのか元気が無いんですよ…

本当は置いちゃいけないんだけど、このくらい目をつぶってもらってもいいかなと。



よし、どうせなら踊り場を花で一杯にしてやろうかと目論・・





伯楽

2007-10-19 01:07:30 | Weblog
受験勉強しているころは古文が嫌いでした。

まず何が書かれているのか分からなかったし、
現代語訳読んでも…なんかすっきりしないことが多くて。

一方で漢文のほうは割りと好きでした。
教訓話もあったり、面白い漢語に出会えたり。

古文にだって…と反論されそうですが、
まぁ、ただ漢文のほうが好きだったというだけのことです。



あるときに「伯楽」という言葉が出てきました。

人の資質・能力などを見抜く力のある人。
また、その資質・能力を引き出すのに巧みな人。

という意味を持つ言葉です。


面白いな、と思いました。


名伯楽に資質や能力が備わっているとは限らないというところに。

逆もまた然り。

資質や能力を持った人が名伯楽とは限らないところに。

(もちろん、そういう例外的な存在が多いとは思いませんけどね。特に前者)


もう3回生。
後輩の指導にあたらなければならない学年です。

個人的に見ている2人は言うまでもありませんが、
2回生にも自分が経験から学んだことを伝えてあげたいと思っています。


ただ、実力もない先輩に口出しされるのが面白くないのは想像に難くない。
だから、迷った挙句何も言わないということも今までに何度か…。


でも、たとえ実力が伴ってなくても、
伴ってないなりに指導できることもあるのかな、と思う面もあります。





1回生だった頃はただひたすらうまくなりたいと思っていました。
ブログの過去の記事を振りかえってみても当時の気持ちを思い出せます。

いつごろからかなぁ…自分の能力に見切りをつけるようになったのは。



初心に返るなんて高等なことは出来ないけれど、
向上心は忘れずに残りの時間を過ごしたいなとふと思いました。


とりあえず、鬱陶しがられるくらい唐揚げさんに付きまとおうかと

雑多なことを

2007-10-17 02:12:44 | Weblog
最近あったことをメモ程度に。

 
【土曜日・病院依頼演奏会】

そもそも依頼されてもないのに依頼されているかのような名前から気に入らないんですよね。
というのも、去年あまりに聴衆が少なかったから。

秋山さんのことは尊敬してはいるけれど
「あなたたちのためだけに演奏します。」という言い回しは押し付けがましくて嫌い。
そこはフラットな関係であるべきだと思うから。

でもまぁ、ね。

ラデツキーをもう一度―・・・、のあの一声はものすごく嬉しかったです。
誰か、たった一人にでも喜んでもらえるなら、
これほど幸せなことはないと思うんですが、そう感じるのは自分だけでしょうか?



【日曜日・アンサンブル大会】

楽譜の用意やら改訂やら追加やら、
一人で頑張って 正直しんどかった 「残酷なあれ」

終わった後に1回生に話聞いてみたらおおむね満足してくれたみたいだったので、
まぁよかったかなぁと思ってます。

音楽的な経験はさておき、
頭数が増えてきたらきちんと統制をとらないとうまくいかないということを学びました(ぁ

回生オケは…実は参加したの1年ぶりだったんですが、
やっぱり楽しむ以前に、あまりの弾けなさにうんざり…。
むしろ惑星より頑張って練習した英雄も…。

アンサンブル大会は終わった後の後味がどうしても好きになれません。
それもこれも自分の能力の低さゆえですが。


【月曜日・トレーナーさん招いてのパート】

今回はいつも来ていただいている
ブタオさんと連絡が取れなかった(?)ことがあり、
代理のかたに来ていただいています。(これからも何回か見てもらう予定…のはず)


「音程は個人攻撃じゃなくてみんなで1つによせて行く意識を持って」

「オーケストラの(弦の)質は後列の人によって決まる」

など、興味深い話を聞けた一方で

「ブルックナーはよく招待券もらって聞きにいったんだけど、
その度に寝るのにいい曲だなぁと思った」

とも(笑


なかなか面白そうな人です。

この日に、自分の我流のビブラートともお別れしようと思い立ちました。







前にも書きましたが、研究室での実験の待ち時間が非常に長く、
手持ち無沙汰・・・というか暇なんです。


「今しか出来ないことをして過ごしなさい」とか

「青春を無駄遣いするなよ」など


と先生方も理解のあること(?)を言ってくださるので、
“読書の秋”を楽しんでみることにしました。



谷崎潤一郎の痴人の愛を月曜日に読破、
今日(火曜日)は三浦綾子の塩狩峠を読み終わりました。

どちらもネタとしてつつき甲斐ありますが…やってしまうと長くなりそうなので―。


有名な作家の古典的な作品を読んでみたいという選択基準もありますが、
単に新聞の読書欄で紹介されていて興味を持ったから選んだ、という理由もあります。


他覚えているものといえば、最近新訳が出て話題になった「カラマーゾフの兄弟」。





でもなぁ。



開く前から人が殺されるのが分かるような本を読む気分でもないんだよなぁ…。


さて、青春を無駄遣いしないためにも何読もう。

見た目に惑わされて。

2007-10-13 00:34:03 | Weblog
はちべえのブログにあった目の話を読んでいて、

とあるCDジャケットに描かれた絵を思い出しました。


これ。





見ての通り、展覧会の絵をイメージして描かれた絵。


おそらくこれを初めてみたときの僕の年齢は5歳前後…だろうと思います。
なんか恐ろしいデザインのCDがあるということだけおぼろげに覚えていました。




このCDに再びであったのは中学のとき。

「クラシックの曲を何か1つ聴いて鑑賞文を書け」という課題が出された際、
これを選んで聞きました。

選曲理由はやっぱり「ジャケットのインパクトの強さ」

小さい頃見たことのある奇妙なジャケットのCDを再び手にとってしまったんです。
それが強烈なだけに、一体どんな曲なんだろうと多少なりとも興味を持ちました。



ちゃんとしたオーディオ機器にかけずに、
PSで再生して聞いたのを覚えています(笑)
そして一緒に収めてあるほかの曲は全く聞きませんでした(ぁ


曲の感想すらのこっていませんが、
やっぱりジャケットの印象だけ記憶に残りました。


今でも思い出せるくらいですしね。




最近、本の「ジャケット買い」が増加しているとの話を聞きます。

太宰治にデスノートってどうなんだろうって思いますが、
自分にも似たような行動心理が働いていたのに気づきました。




でもやっぱりこの絵、気持ち悪い・・。


鳥マニアの僕が見てそう思うんだから、多分よっぽどなんです。

長電話

2007-10-12 02:28:59 | Weblog
長電話は女性の特権のような気がします。

少なくとも知り合いには長電話する男はいませんでした。


が、自分がやっちゃいました。
・・・3時間半の長電話。

尤も、なかなか本題に入らないじれったい話を
延々と聞いていただけなんですけどね。
自分でも、気が長くなったなぁと感心しました(ぁ


相手はかわいいかわいい女の子

なはずもなく、高校のときの同級生。

将来の夢についてよく学食で話した仲で、
ホリエモンをどう思うかなんて話題で無意味に盛り上がってました(笑

・・・今思えば、随分子供っぽいことを考えていたもんだ。



なんで仲良くなったんだろう・・・と、
後になってみると親しくなったのが不思議な友達っていませんか?


そいつと僕との考え方は常に不一致。

よく言えば柔軟、悪く言えば揺らぎやすい彼の考え方と
とにもかくにも頑固な僕の考え方が調和するはずもありませんでした。


お洒落に気を遣い、女の子と接するのも上手だった彼に対し、
身なりに気を遣うこともなく、女の子と口を聞いたことすらなかった自分。

共通項はそれほどなかったはずなんですけどね。



でも違うからこそ相性がいいことってあるんじゃないか、
というのは僕の持論です(というには月並みだえど)。

ほら、凹と凸みたいな、ね。







「ぁー、彼女泣くだろうな。」とそいつ。

(そんなの知ったことかと思って黙っていると)

「まぁ、まっすんには女の子のことは分からんよな。」


・・・うるせー(笑)


「ぁ、ごめん。今のはほんと冗談だから気にせんといて(笑)」


・・・。



そんなこんなに3時間半も付き合った自分て結構いい人ですよね?

自分で言うのもなんですが。








全然関係ないけど、

ここ数日Vn棚に置かれてる「僕は妹に恋をする」って漫画誰の所有物ですか…

4度目

2007-10-09 23:26:05 | Weblog
昨晩で4度目です。


1度目は1年のときの夏合宿最後の夜。

ビール瓶一気した後にやらかしました。
胃液が顔にかかって痛かった…


2度目はバイオリン旅行で香川に行ったとき。

四国に帰ったついでにJRで愛媛まで帰省したんですが…
JR四国の電車の揺れもあいまって、凄まじい吐き気に襲われ。
誰にも助けを求められないという苦しさがありました。


3度目は、知っての通り、小豆島へ行く前にウィスキーを回し飲みしていて。
救急車まで呼んでもらって…。
ご迷惑おかけしました。


4度目は昨晩、Cモナ&Hっぱさん邸にて。
久々の飲み会ということもあって、羽目を外してしまいました。

「野うさぎの走り」とかいうきつい焼酎を割って飲んだんですが、
想定以上にきちゃって・・・。



二日酔いにはなったことありません。
一定量超えると全身が全力でエタノールを排出しようとし、
実際、完全に排出してしまうから。

その防御システムが頑張りすぎてくれるおかげで、
胃が痛い、喉が痛い・・・。



苦しんでいるときは馬鹿なことやっちゃったなぁ、と思うものの
ピークを過ぎると楽しかったなぁという気持ちのほうが強くなってくるんですよね(笑

喉もと過ぎれば熱さを忘れる、

名言だなぁと思います。

愛と勇気

2007-10-09 00:21:56 | Weblog
タイトルにぴんと来た人向けの話題です。


■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 

アンパンマンマーチ

作詞:やなせたかし 作曲:三木たかし 編曲:大谷和夫

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 


今更ですが、この歌詞、謎が多すぎます。

今回、明らかに作詞者の意図からは外れているであろう解釈をしてみたいと思います。



まず、歌い手は誰なのかという問題。

ありきたりなヒーロー物のOP曲には、
視聴者である子供達が主人公を応援するような歌詞のものも多いですが、
これは違うと考えます。

だって・・・無垢な子供が歌う応援歌にしては歌詞が屈折しすぎ。
(冒頭から「何が君の幸せか分からない。」ですよ?)

冒頭の4行は、アンパンマンサイドからバイキンマンの孤独を察しているもの、
と取れなくもなさそうですが
7行目に出てくる「君」は明らかにアンパンマンを指していることから、
1行目の「君」もアンパンマンだと仮定します。

とすると、この歌詞はアンパンマンへ向けて誰かが歌っている曲、
ということになります。
だから、「愛と勇気だけがともだち」というのはアンパンマン本人の言葉ではありません。

あくまでも、誰かがアンパンマンに対して
「お前の友達は愛と勇気だけなんだよ」と言っているに過ぎないんです。
これは確実なので誤解なきよう。


では、歌い手はどんな人なのか。

自分の頭部をもぎって弱者に分け与えるという究極の自己犠牲・奉仕精神を崇高なものと考えてはいるが、
自分が同じ立場にあった(=ヒーローだった)としても、
その行為が幸せだとは感じられない、と主張しているのだと解釈します。(1~3行目)

ここには、アンパンマンを思いやりいたわる気持ちと、
ヒーローにはなれない自分への悔しさが表れていると思います。


5~8行目から、歌い手には挫折経験があることが推測されます。
その人は、おそらく「夢を忘れ、涙をこぼし、途中で何かを断念してしまった」のでしょう。
冒頭の自分はヒーローにはなれないという気持ちも考慮に入れると、
出生(?)としてはアンパンマンに近いのではないかとも考えられます。



次に、「愛と勇気だけ」とは一体どういう意味なのかという問題。

しばしば、アンパンマンが自分で「愛と勇気だけが友達だ」と言っているのだと勘違いされていますが、
先に述べたとおり、それは違うと思います。

さすがにあのファンシーな世界にも、
「愛」というキャラクターや「勇気」というキャラクターは出てこなかった…はず。


ということは、これは比喩表現。


家族ではなく、友達。

両者ともに大切なものですが、家族にくらべて友達は流動的なものですよね。
とても大切なものではあるけれど、脆く、容易に失われてしまう危険性も持つもの。
一歩踏み込んだ解釈をすれば、
今あるものが壊れてしまうんじゃないかという恐怖の表れではないかとさえ邪推できます。

ここでは「ともだち」を「(失われかねない)大切なもの」と考えます。


では、愛と勇気とは何か。


勇気は簡単です。悪に立ち向かうために必要なもの、つまりヒーローの象徴です。

ここで問題になってくるのは、愛。

普通に考えれば、その愛というのは「博愛」のことでしょう。
勇気と同じく、ヒーローに求められるもの。
全てのものに対し、惜しみなく平等に注がれるもの。

おそらく、歌い手に問えば、博愛だとこたえることでしょう。


ですが、それは偽装ではないかと思うんです。
これまでの歌詞は、1ヒーローを見ている、というよりもむしろ、
ヒーローとしてのアンパンマンを見ている、と言うような気がしませんか?

ほら、背中にマントつけて飛ぶパンなら、他にもいるし(ぁ


あえて「だけ」という強い言葉を使ったのも、
アンパンマンにヒーローに徹して欲しいという強い願望があったからだろうと推測されます。


飛躍があるのは否めませんが、
歌い手はヒーローとしてのアンパンマンを溺愛しているのではないでしょうか。
ヒーローでもなく、アンパンマンという個人でもなく、
ヒーローであるアンパンマンを―。

博愛にカモフラージュされたこの「愛」という言葉には、
2人の間に存在する愛が隠されているんじゃないかと―。


アンパンマンのほうがその歌い手をどう思っていたかは、この歌からは分かりませんけどね。




さて、強引な解釈でなんとか押し進めてみましたが、それでは歌い手は一体誰なのか。


・ヒーローになれなかったことに挫折感を抱いている
・ヒーローの何が幸せか分からないと屈折した見方もしている(それを嫌だとはいってはいるが)
・アンパンマンが男性キャラだとするならば、おそらく女性キャラ。
・ヒーローになる潜在的な素質はある?



該当しそうなキャラクターがいるじゃないか。


・・・【ロールパンナちゃん】


実は裏設定として、アンパンマンのことが好きで好きでたまらない・・・
バイキンマンに命令されてアンパンマンを攻撃するのも実は情熱的な愛のひとつの形・・・













・・・そんなばかな(笑




考えているうちに、センセーショナルな方向に持っていきたくなって、やっちゃいました。
まぁ、作詞者がヒーローの悲哀に焦点を当ててこの歌詞を書いたのは間違いないだろうと思います。
アンパンマン、実はそれはとても悲しい職業なんです。






【補足】

やなせたかしが作詞した「勇気のルンダ」という曲では、
アンパンマン(戸田恵子)が「勇気1つが友達なんだ」と歌っていました。

・・・あれ、ふられたの(笑)?

年功序列

2007-10-08 00:58:44 | Weblog
最近、よく1回生が練習している「残酷なあれ」。

もともとズッキーと新人演でやりたかったので、楽譜は用意しはしたんですが
なんか他の部活の人から楽譜欲しいって依頼が来ました(笑

もうネタバレどころか、他の部活にまで知られているという。

なんか出る人数はいつの間にか20人近くになっているらしいです。
いつ練習するんだ・・・。
(多分ほぼぶつけ本番。)

まぁ、目標は1回生に楽器を弾く楽しさを知ってほしいってところにあるので…。




今日はセビリアの狂練だったわけですが、
パートの中では(トラ?除いて)最高学年になった分、気負いを感じていました。

でも、引っ張っていかないと、なーんて思うと空回りしそうで
トップサイドに座っただけでちょっとどきどき。

Sさみの重圧を少し理解できた気がしました。



でも、なぁ。

Vn1としてはおいしい曲である分、裸になるところとか―…。
ま、きっとこれから。



当面の目標は、「楽しそうに弾く」にします。


賛同者、随時募集中(笑