風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

インスタント・コーヒー

2010-05-27 03:49:04 | Weblog
インスタントコーヒーというものがどうも好きになれません。


缶コーヒーはOK。コーヒー牛乳も好きです。
(コーヒー牛乳という名称、復活してくれないかな?)

どうしてインスタントコーヒーだけ受け付けないのか。
実は理由ははっきりしています。


やつら、レギュラーコーヒーの質には決して届かないのに、
まるでほとんど対等に勝負できるかのような大きな顔をしているから。
それは大きな勘違いなのに、本人がそれに気づいていないことがあまりに多い・・。


「インスタントしかないけど、それでもいい?」というフレーズをよく耳にします。
その言葉の裏には、劣ってはいるが代用品としては十分という意識がありますよね。

いやいや、インスタントはどこまでいってもインスタントでしょ…
代わりが務まるとは思えません。


缶コーヒーの最大の美点は謙虚なところにあります。
低く見られようとも構わない…自分は缶コーヒーという地位を確立したんだという、
ささやかな自負が感じられます。
その潔さ、僕は好きです(笑

それに引き換え、インスタントコーヒーときたら―・・。
まがい物が幅を利かせるのはどうも気に入りません。
(まぁ、現実にはそういうことってたくさんありますが…)
 

だから、僕は自分でコーヒーを淹れるときは、時間をかけて渋ーいのを淹れます。
多分それはレギュラーコーヒーでないと出せない味だから。



・・ちなみに、こんなこと言いながら、
おいしいインスタントコーヒー出されたら区別できる自信ないんですけどね。。

スタバのインスタント、割とおいしかった・・笑

財産

2010-05-23 01:05:23 | Weblog
現役に差し入れに行ったのに、
総合の開始時刻が6時からだったために誰とも会うことなく、
しかたなく廊下練をしていた1回生に託して帰りました。


その後、差し入れに行った同期4人で飲みました。

そのときに思いました。
部活をして得た一番の財産はこういう人間関係だなって。


ここのブログも知り合いしか見ていないので、
今、観閲してくれている人も僕と何らかの関係があると思います。
部活に限らず、そういう関係すべてを大切にしたいと思っています。
今あるものを大切にしたと思うがゆえに、
新しい関係を積極的に作ろうとしないというのはありますが。


人と人のつながりというのは貴重なものだなと
しみじみとかみしめた夜でした。

The umbrella of the gardener's aunt is…

2010-05-21 15:22:34 | Weblog
彼の絵を見れば、彼の風変わりな性格を理解する糸口が得られるだろうと思っていたのだが、これは誤りだった。
絵を見たことで、彼に対する驚嘆の気持ちは増すばかりだった。
ますます困惑は深まるばかりだった。
はっきりしていると思われたのは
 ― いや、もしかするとそれさえ僕の空想かもしれないが ― 
彼が自分を虜にしている何らかの力から自由になろうと必死でもがいているということだった。
しかし、それがいかなる力であり、自由への道がどこに存在するかは不明だった。
人間はこの世でそれぞれ孤独である。
人間は鉄の塔の中に閉じ込められていて、他の人間とは符号によってしか交流できない。
ところが、符号は人間同士共通の意味を伝えないので、その意味はあいまいで不確かである。
人は心の中の大切なものを他者に伝えようと苦闘するが、他人は受け取るだけの力を持たない。
だから、人は他者を知ることも、他者に知られることもできずに、
並んでいても一緒にではなく、孤独に歩むのだ。
喩えて言えば、言葉の通じない外国に来て、せっかく美しいことや意味ぶかいことをたくさんいえるのに、
会話教本にあるような陳腐なことだけしかいえないのと同じである。
頭には高邁な考えがいっぱいあるのに、言えるのは「庭師の伯母の雨傘は家にあります」くらいなのだ。

                              モーム「月と六ペンス」(岩波文庫)より


示唆に富んだとても面白い小説でした。
代表作とされている「人間の絆」も読んでみようかという気になりました。

日曜日の深夜の気分で

2010-05-17 02:56:13 | Weblog
この前、ドリアンとフェラーリと夕食を食べに行ったときの話をしようと思う。

特に面白いわけでもなければ長いので、
賢明な観閲者は時間を無駄にしないためにもここで「戻る」を押すべきであろう。
なお、言うまでもないことだが携帯での観閲は想定されていない。

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間違ってもドリアンをフェラーリに乗って食べに行ったわけではない。
いくら僕が変人だとしてもそんな酔狂なことをするはずがないし、
そもそもそんな高級車を乗り回せるはずもない。

知らない人のために断っておくと、両者はともに部内のあだ名である。

先日、同期のドリアンの代理でOB会に出席したので、
その内容を伝えるために来てもらったのだった。

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待ち合わせは大学病院のロータリーの前。

時刻が19時45分だったため、特に周囲に迷惑をかける心配はなかったが
わざわざそのタイミングで携帯を忘れてくるドリアンにはあきれてしまう。
うまく会えたからよかったようなものの、
相変わらずここぞというところでへまをしてくれるのはご愛嬌。

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ドリアンの車に乗り込み、フェラーリのお勧めの店へと向かった。
最新のカーナビに案内され、ついた先は下中野の飲み屋。

フェラーリ・・・運転手がいる状態でどうして飲み屋に案内するんだ・・・?

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目的の店は2階にあり、その下にはパスタ屋さんがあった。
いまさら他の場所に行くのも面倒だったので、そのパスタ屋で食事することにした。

平日の20時というのに、尋常じゃないほど込み合っていた。
満員だったため、メニューを手渡された状態でしばらく待つことに。

周囲を見回してみても、周りはカップルもしくはその複合体ばかり。
・・・どうしてまたこんなところに男3人で迷い込んでしまったんだろう?

パスタ+ピザ+メインディッシュ+サラダなど、
さまざまなバリエーションのセットメニューがあったが、
残念ながらどれも2名様で3000円。

仕方ないので、2名のセットメニュー+単品で注文することにした。

健康診断で過去最高の数値をマークしたと語るフェラーリや
この前、ついに自分自身の腹部を気持ち悪く感じたと告白するドリアンは
明らかに高カロリーな肉やピザを注文しようと言う。

・・まぁ、とめはしないが。

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ようやくカウンター席が空いたので、3人並んで座った。
2名のセット+単品を注文しようとすると、
一人1500円で3人分のセットメニューを提供できると店員さん。

迷うことなく、それを頼むことにした。
きっと過去にも3人で乗り込んだ変なトリオがいたのだろう。

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その店員さんいわく、セットメニューにはお酒がつくとか。

運転手の存在を忘れ、フェラーリはワインを、僕はビールを頼んだ。
まったくもって友人思いな人間たちである。

ちなみに運転手はジュースを注文した。

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結局一人1500円で出てきたのは、

●パスタ(トマトとモッツァレラ、イカスミの魚介類)
●新ジャガとベーコンのピッツァ
●眼を疑うサイズの容器に盛られた山盛りのサラダ

そしてそれぞれドリンク3人分。

ボリューム的にもコスト的にも味も満足できる秀逸なセットメニューだった。
あれだけ繁盛しているのもうなずける。


久々に会ったため積もる話…がそんなにあったわけでもなく
お酒が入っているのが二人だけだったため飲み会気分にもならかったが、
気を遣わなくていい距離というのはいいものだとしみじみ思った。

ドリアンは、人と食事をするなんていつ以来だろうとしきりに感嘆していた。
彼は健康で文化的な最低限の生活を送れているのだろうか?
最近はニコ動と勉強がすべてだという話だったが・・。

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ちなみに僕がうっかりして、
遠く離れたところに停めた車の中に資料を忘れてしまったため
店の中でOB会の話はできなかった。

本末転倒とはこういうことを言うのだろう。

とぼとぼ車の中に帰り、暗い車内で資料を渡して説明した。
わずかビール500mlでぐるぐるしていたそのときの僕が
どれだけきちんと説明できたか怪しいものである。
 
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どうしてあのときのことをこんなにシニカルな気分で
書いてみようと思い立ったのかは定かではない。

フェラーリに借りた「月と6ペンス」の影響かもしれないし、
日曜日の真夜中という状況がそうさせているのかもしれない。


きつね

2010-05-16 19:35:02 | Weblog
「きつね」が好きです。
(うどんに乗っている油揚げのほうのきつね、ね)

だけど、油揚げなら何でもいいというわけではありません。


まず大前提として、たっぷり煮汁を吸い込んでいないといけません。
セルフうどんの店などで、乾燥した状態で金属トレーに乗せられているのを
みかけることがありますが、あれはダメです。

噛んだときに口の中にじゅっと甘い煮汁が広がるのが嬉しいのに、
そんな状態にされてしまっては―。


そして味付けも重要です。

やっぱりきつねうどんの揚げは甘くないと…!
甘さよりもみりんなどの辛さが先行することがありますが、あれも興ざめです。
最近、外で食べるきつねうどんは辛い油揚げが多いような気がするんですよね・・
世の中はそういう流れなんでしょうか?


もちろん、厚みも重要です。

天ぷらうどん、肉うどんなどに肩を並べてきつねうどんがあるわけですから、
天ぷらや肉に引けをとってはいけません。
そのためには厚みで存在感を誇示しないといけないと思うんです。
ぴらぴらの薄い揚げが乗っていただけでは、
所詮おまけなんだなという印象を与えかねません。


以上3点の特徴を備えた僕が理想とするきつねには、なかなかお眼にかかれません。
きつねうどんは所詮主力のメニューではないということなんでしょうかねぇ・・。


うちの近所に古くからある100円うどんの店は
麺も汁も値段に見合ったレベルなんですが、
唯一揚げ(120円)だけは本当においしい…というか僕の好みです。
上の3条件すべてを完璧に満たしています(笑

なので、土曜日の昼などは、揚げを食べにその店に行くことがよくあります。
あくまでも目的はうどんじゃなくて揚げなんですけどね。

 

油揚げへの偏愛っぷりを語ってみました。
…そういうこだわりって誰しも多かれ少なかれあるものですよね?

うつらうつら・・

2010-05-12 01:13:51 | Weblog
●パスポート取得しました。

休みになったときに海外に行こうと思って。
唯一の問題はその予定が立っていないこと(笑

モラトリアム最後の年…遊びつくすと決めたんだから
悔いの残らないようにしなくっちゃ…。



●今日、健康診断を受けました。

びっくりするくらい視力が落ちていました。
左1.2で右0.6だなんて・・・。

実は遠視だったということを知ったのが数ヶ月前。

なんでも強引に調節することで、視力を保っていたそうです。
加齢とともに調節力が低下すれば、眼が悪くなっているように感じるだろうと。

ん・・・それって早く言えば、老眼?

モスキート音も早々に聞こえなくなったし、
収縮期血圧も130台だし、

あー・・どうやら僕は長生きを望めないようだ。。苦笑

 

最近夢うつつの状態でぼんやりしていることが多いせいか、妙なことを考えます。

この現実は実は全部夢で、
あるとき眼が覚めたら本当の現実に引き戻されるんじゃないか、とか。



・・・でもまぁ、それならそれで、楽しい夢だったかな。。

トマトを炒めた日曜日

2010-05-10 01:19:17 | Weblog
さっぱりしたご飯ものが食べたいと思ってトマトリゾットを作りました。

最初に、鷹の爪とスライスしたにんにくを油でいためます。
香ばしいにおいがしてきたら、玉ネギとベーコン投入。
次に、1cm角に切ったトマトを入れて、少しいためます。
あとは水、お米、コンソメを入れて、ふたをして20分ほど待つだけ。
最後に胡椒やレモンで微調整したら完成。

おいしいといえばおいしかったものの、
鷹の爪ががんばりすぎて涙が出るほど辛かったです。

あれは開いてはいけないパンドラの箱ですね・・(笑



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この前、夢見がちと言われました。
そうかなぁ・・と時々思い出しては考えます。

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期限も迫ってきたので、国試の模試を解いてみました。
甘い期待ばかりしていたら痛い目に遭いそうだなぁとしみじみ思いました。


確かに、夢見がち?

スローライフ

2010-05-05 22:38:59 | Weblog
のんびりと羽を伸ばした数日だった





菜の花畑を見に行ったり






我が家のご隠居様(13)に挨拶しに帰ったり






お供を連れて海にでかけたりした






釣り糸をたらすと予想もしていなかった獲物がかかり






鳥たちは足跡で目を楽しませてくれた






再び潮が満ちてくれば、この足跡も消えてしまうんだろうな








まぁ、ときにはこんな休みがあってもいい

 





~おまけ~

【海に帰るとき(3gp)】

(ごねている弟がうるさいので、音声には注意)