四季の中では春が一番好きです。
昼下がりの縁側でぽかぽかとした陽気を浴びながら近くで同じように日向ぼっこしている猫を眺め、醤油で味付けされた煎餅(甘じょっぱいのでもいい)と濃い煎茶を片手にのんびりと本を読むのは最高のぜいたく。
なかなかそんな状況ないけど。
今日の夕方から明日の夕方までS市の小さな病院で24時間当直です。
病院までの距離は20kmほど。あまりにいい陽気だったから自転車で行こうかとも思ったんですが、家でだらだらしているうちに時間的な余裕がなくなり車で出発。
それなのに、かなり渋滞していて1時間近くかかりました。これなら自転車の方が早かったかも・・。
外病院の当直も色々ありますが、多くの小さな病院の場合は忙しくありません。
入院患者に変化があればとりあえずの指示を出すとか、救急外来も軽症の人のみの対応。重症であれば夜間休日でも検査ができる大きなところに行ってもらいます。
見栄を張らずにできないことはできないと言うことも大事。
じゃあ大部分の暇な時間は何をしているか。
勉強に使うべきなんでしょうが、なかなかそういう気分にならないんですよね。
ある先輩はこういう時間を利用してワインエキスパートの資格取得したって言っていました。
面白い本でも持ってくればよかったんだけどその準備もできず。
病院食ではあるけれど3食出るし、テレビは見放題。当直室内に狭いながらユニットバスもある。
だけど24時間軟禁されている状態に等しいわけで、これはこれでちょっとしたストレスです。
持ち込んだお菓子やカップめんがささやかな抵抗。笑