最近の写真より
百聞は一見に如かずとはよく言ったもの。
文字ばかりのスライドではなく、図・写真・グラフ・表などが多いほど理解しやすいですよね。
研究の発表についても同じ。
プロトコールにちょっとしたイラストがついていると分かりやすいです。
ただ、その場にふさわしいイラストや写真ってなかなか見つからないんですよね。
ネット上の適した写真は「商品」であることが多いし著作権が絡んでくるのでなかなか使えません。
かといって高価なドローソフトを買うほどの必要性はないし・・。
そんな時に役に立つのがパワーポイントです。
上の図は全て僕がパワーポイントで作成しました。
トレースしたい画像を張り付けて、それをなぞるように図形を張り付けていき、最終的に元画像を消去すれば完成。
ポイントは「フリーフォーム・曲線」を使うこと。
これで大まかなアウトラインを引いたあと「頂点の編集」で微調整すれば、マウスでもイラストが簡単に作成できます。
あとは「透過」機能をうまく使うこと(詳細は他サイトに譲ります)
本格派ドローソフトにはかないませんが、簡単なイラストを作るならこれで十分です。
著作権フリーのちょっとしたイラストが必要な時、試してみてください。
「人間万事塞翁が馬」
以前からこの言葉について考えることはあったけど、
20歳の時と30歳の今ではその言葉の重みが全然違うことに気が付きました。
当たり前といえば当たり前なんだけど、
そう思ったとき、なんだか大きな発見をしたような気になりました。
年重ねればつらい思い出も楽しい思い出も増えるし、それらは密接に関係してますよね。
重要なのは、「災い」の全てが「幸福」に変わるのではなく、
一部は禍根を残したまま「災い」として残ることだと思います。
「100%災い」もなければ「100%幸福」もない。
そして分離した要素はそれぞれ新たな「災い」や「幸福」へと変わっていく。
「糾える縄の如し」というのも見事なたとえだなと改めて思います。
それは2本の縄ではなくてきっと無数の細い糸を結ったものなんだろうな。
スピッツ Spitz 「ヒビスクス」 弦楽四重奏風アレンジmidi 歌詞つき
夜な夜な少しずつ作業を進めてmidiを打ち込みました。
バンドスコアとかピアノアレンジの楽譜を見ながら編曲。
こういう作業何度かやってきましたが、元になる楽譜がないといまだに難しいです。
一応弦楽四重奏でできるように編曲したつもりですが、ビオラとチェロがうまく使えない、休みが作れない・・
演奏しづらい上に面白くないって編曲結果としては致命的ですね。
まあ、自己満足だからいいんです。
楽器弾く機会がない欲求不満が少し解消されました。
実験の合間にぼけーっとしていて、ふと名探偵コナンの一エピソードを思い出しました。
医学部の医員が研究成果を教授に奪われたことを理由に教授を殺す事件。
今設定を調べてみたら、講座は「帝都大学第一外科」で犯人の年齢は30歳でした。
…今の僕の状況とそっくりじゃないか。笑
ダイイングメッセージを残すことが非現実的だとかいうことは置いといて、
今思うのは、漫画に描かれている方法じゃ人を殺すことはできないということ。
確か死因は呼吸不全。犯人の医者も「肺に穴を空ける人間が最も苦しむ殺害方法」と言っていました。
背側から包丁を突き刺して気胸にし、呼吸不全で死に至らしめたという設定のようです。
ただ、漫画の絵から推測するに凶器の包丁を刺していたのは1箇所のみ。
1カ所しか刺してないなら当然肺は1個しかつぶれません。
そして、片側気胸じゃ健康な成人男性は普通死にません。
即死じゃないからダイイングメッセージを残す時間的余裕があったというのが話の流れ上必要でしたが、
医者が計画した殺害方法にしてはお粗末すぎる。
主要な血管を損傷して失血死した、というほうがまだリアリティはあります。
・・はい。ミステリーにつっこむのは無粋ですね。
締め切りに追われつつ毎週ネタを用意する作者は本当にすごいとは思っています。
(しかもそれを何十年と続けてるって信じられませんね)
とはいっても、一つの論文を横取りされたことで殺すというのは、動機としては弱すぎるよな。
法的手段に出るとかマスコミを利用して失脚させるとか、復讐する手段はいくらでもありそうだけど。
・・・最近はこんなしょうもないことを内容を実験の合間に考えています。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
今日は実は1年目の結婚記念日なのに外病院で泊まりです。
朝、妻に言われるまですっかり忘れていたのは秘密。