僕は引きこもり体質のアウトドア派です。
でもこのところ、アウトドア派っぽいことは何一つしていません。
こんなことではいけないと思い、今日、久々に鳥を見てきました。
▲ ご存知、カルガモ。皇居の堀のお引越しで一躍有名になった一族。
一番の目当てはこいつらでした。
バンと言う鳥の雛です。かわいいでしょ?
雛と言うには少々月齢が行き過ぎている気もしますが・・
どこにでもいる鳥ですが、
興味が無ければわざわざ注意してみることはないでしょうか。
大きくなるとこんな風になります ▼
首を前に突き出すようにしながら必死に泳ぐ姿は、愛嬌があって可愛いですよ。
ちなみにこの鳥、昔は「コバン」と呼ばれていました。
「オオバン」という鳥もいますが、こっちは昔も今も「オオバン」のままです。
残念ながら漢字は「判」ではないんですけどね。
僕は鳥も好きですが、ヒトを除いて大抵の動物は無条件に好きです。
今日は鳥のほかに亀も眺めてきました。
餌を期待してよってきましたが、何もあげなかったので、不満そうに去って行きました(笑
せっかくなので、野生の亀の種類の見分け方を書いときます。
本州以南の池や川にいる亀は基本的に3種類です。
①ミシシッピアカミミガメ
②クサガメ
③イシガメ(知らなかったけど、ニホンイシガメが正式らしい)
姿を見る確率もこの順です。
①ミシシッピアカミミガメ
どこにでも居ます。外で亀みたら大抵こいつです。
名前から分かるとおり、原産国はアメリカですが、
今では日本で一番メジャーな亀になってしまいました。
露店なんかで「ミドリガメ」という名で売られているのもこの種です。
確かに小さい頃はきれいな緑をしています。
また、「アカミミ」という名の通り、頭の赤いラインが特徴的です。
甲羅干しが大好きなので、そうしている姿もよく見ると思います。
②クサガメ
イシガメが「石亀」なので、
クサガメは「草亀」かな・・と誤解されがちですが、違います。
臭い亀ということで「臭亀」なんです。
なんとも不名誉な名前ですが、確かに臭うんです、この亀。
鑑別点は甲羅に縦に走る3本の隆起線。
顔には鮮やかな緑の模様もあり、明らかにアカミミガメとは違う顔つきをしています。
ちなみに幼体は「ゼニガメ」と呼ばれます。
もちろんカメールに進化することはないし、いわんやカメックスになることもありませんが。
飼うのは臭いに耐えられる人だけにしてくださいね(笑
③イシガメ
今日は見ませんでした。
っていうか、野生のイシガメを確認したことあったっけな・・。
この3種類の中では一番珍しいです。
特徴は何と言ってもぎざぎざしている甲羅。それを確認すればほぼ確定です。
なお、「ゼニガメ」は本来イシガメの幼体のことを指す言葉だったらしいんですが、
今ではクサガメの幼体の事を指すほうが普通です。
余談ですが、カメの生態って面白いんです。
なんと雌1匹で有精卵産むことがあります。
アメリカ版ゴジラみたいな話ですが、単為生殖ではありません。
これ書き始めるとさらに長くなるので書きませんが・・。
ここまで流し読みしてくれた方、どうもありがとう。
今度野生のカメ見たとき、ちょっと思い出してくださいね(笑
・・んで、雨降ってよ。