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2021.2.5 「馬追丘陵」  ガイドのSumiをガイドする

 Sumiはネイチャーガイド。

私よりひとまわり以上年下だ。

先日馬追丘陵でのトレーニング中に知り合った。

新型コロナウィルスの感染拡大で、

Sumiも本業の活動ができずに困っている。

ただ時間があるので、

体力を落とさぬよう、

馬追丘陵でトレーニングを始めたそうだ。

であるならば、遊歩道以外のルートを歩いてみないかと問うと、

「ぜひ!」と、二つ返事でのってきた。

私も十分時間がある身、

私の知識や経験が役に立つのであれば、

いくらでも協力しましょう!

 今朝9時10分、『長官山』の火葬場口をスタートした。

すぐ藪に入って「マオイゴルフ場」へ。

突然の広い風景にSumiが驚く。

更に大変気に入った様子だ。

空は曇天で日差しがなく、

ちょっと暗い感じだ。

晴れていたならもっともっと、

素晴らしい風景を見せられたのだが・・・

ゴルフ場を横断して小沢を渡り、

針葉樹林に入った。

トドマツの幹にヒグマの爪痕が残る。

ネイチャーガイドは自然の中の、

動物や鳥などの声、動きに敏感だ。

ちょっと鳥の鳴き声を耳にしただけで、

必ず立ち止まってその姿を確認する。

そして「あれは○○だ」と教えてくれる。

またSumiは「楽しい」を連発して歩く。

大変気分が良さそう。

 10時10分、「文学台」。

ここで私がいつも持ち歩いている、

カメラの三脚を車に忘れたことに気付く。

ガックリ・・・

「文学台」を後にして歩を進め、

10時30分、『長官山』。

Sumiもここに立つのはもう何回目になるのか?

小休止して「馬追温泉コース」の、

一本東側の尾根を下る。

Sumiとゆっくり話しをするのは、

今日が初めてだったので、

スタート時からずいぶん色々な話しをしながら歩いた。

尾根の適当なところから、

更に東に下って行くと林道が現れ、

その先で広い風景に出合う。

11時ちょうど、「ユニ東武ゴルフ場」。

その風景を目にしてSumiが口にした。

「文学台よりこっちの景色の方がいいっ!」

でしょーっ!

その後地形図にはない作業道を南に向かって歩き、

「220mP」の基部に取り付いて急斜面を登った。

そして11時50分、「220mP」。

この山は東西どちらから見ても、

きれいなピラミッド状の山容をしている。

ここで昼食だ。

私は手製サンドイッチとカップ麺、

Sumiはポットに入れた、

温かい具入りスープを食べていた。

 昼食後は尾根を歩いて『長官山』に登り返し、

「文学台」近くの送電線下を下った。

そして途中から林道に入り、

また「マオイゴルフ場」に出て、

最後に広い風景の中を歩いて、

13時45分、火葬場の駐車地に戻った。

Sumiは「いやあ、楽しかったあ!」

それはようございました。

次回また近くに登ることを約して帰っていった。

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