北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.1.3 『北電山』(145m)~『安平山』(あんぺいざん・166m) 雪に翻弄されて・・・
2日の夕方厚真町の車中泊地に着くと、
突然雪が降り出した。
しかも湿っており、降り方も激しい。
外気温をチェックすると+1℃だった。
憂鬱になっておうち帰りたくなるも、
既にビールを飲んでしまった。
あきらめてテレビを観ながらそのまま一人宴会。
Hiromiはこの日も早い夕食後に、
歯磨きを済ませて寝てしまった。
天気予報をチェックすると、
21時には止むとのこと。
しかしそれを待たず、
20時前には上がってくれた。
そして22時の就寝時にまだ+1℃だった気温が、
翌朝起きてみると-12℃!
窓ガラスがバリバリに氷っていた。
なにこれ~っ!?
外に出て降雪量をチェック。
ツボ足で登れるかどうか、
と言ったところだった。
それでも予定した山へのルートを短縮するべく、
車で逆方向のアプローチ地点へ移動することにした。
そこでびっくり!
車中泊地の新たな降雪は20cm程度。
ところがちょっと移動しただけで、
30cmくらいの降雪があり、
しかも除雪車が入っていない。
車両の通行量が少ない地域なので、
その湿って重い雪が、
車道一面に残ったままだ。
それであきらめて引き返した。
そこで代案は、と言うと、
あちこちあるのだが、
とにかくどこも除雪されていない。
重い雪にハンドルを取られぬよう、
ゆっくり走るのが精いっぱいだ。
この後除雪車が町道全体を走り回るだろう。
それを思うと厚真町には留まれず、
安平町に車を走らせた。
しかし町道、国道を問わず、
とにかく除雪されていない。
正月だから除雪も休みか?
結局どうしようもなくて、
安平町追分の『安平山』まで逃げた格好だ。
そして久しぶりに「北電山」まで行ってみよう、
ということにした。
8時ちょうど、『安平山』スキー場の、
麓登山口をスタート。
すぐ南に向かって送電線の鉄塔を目指す。
ここには遊歩道があるものの、
積雪で判然としない。
かすかな踏み跡と勘で登っていく。
すると遊歩道と送電線の保守管理用作業道との分岐となるので、
これを作業道に入っていく。
しばらくは快適だが、
作業道が東に方向を変える地点で笹薮に入る。
まだ多くの笹が雪の下にはなり切れずにいるので、
スノーシューのアイゼンにそれが引っかかる。
それを我慢して一旦小沢に下って登り返す。
あとは目の前の斜面を登っていくと、
9時25分、四等三角点「北電山」。
ここから引き返して『安平山』に向かうのだが、
途中でヒグマの爪痕を目にした。
登山口に「ヒグマ出没」の警告板が設置されていたが、
ここで痕跡を目にすることとなった。
こんな浅い里山にもやってくるんだねえ。
また小沢に下って登り返した後は、
多少のアップダウンを繰り返し、
10時35分、『安平山』(一等三角点:阿平山⁼あびらやま)。
ここは「安平山スキー場」のピーク。
例年になく正月としては豊富に見える積雪だが、
いまだスキー場の営業はしていない。
ここからスタスタ下って、
10時45分、駐車地。
なんだか雪に翻弄された日だったが、
まあそれなりに楽しめたことに感謝!
昼過ぎに帰宅して除雪作業・・・