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2022.1.5 『御園山』(284m)  陽光に輝く雪の華!

 昨年12月23日より、

コロナ休+年末年始休暇の14連休を終え、

今日は2022年の初出勤だった。

しかし仕事はなく、

除雪と簡単な荷物の運搬で終わり、

11時過ぎに退勤した。

次回の出勤日は12日(水)。

来週は水、木曜日の二日間出勤予定だ。

相変わらず楽なもんだぁ~

 昨日の連休最終日は、

Hiromiも同じだったので、

近場の栗山町南角田に出かけた。

そして昨年末深い雪でリタイアした、

「御園山」に登ることにした。

 昨日の朝起きると20cmの新たな降雪あり。

しかも夜中に除雪車が置いて行った固い雪もある。

昨年末から毎日除雪が続いてきた。

この冬は雪の日が多く、

現時点で平年の積雪量を上回っている。

そして朝から除雪作業で一日が始まると、

どうにも次へのモチベーションが上がらない。

それをこらえてHiromiを迎えに行き、

南角田に向かって車を走らせた。

Hiromiの家から車で、

30分ほどの距離にあるので、

それだけが救いだった。

 南角田の田園地帯の中の、

除雪終点を駐車地とした。

この辺りも前夜からの新たな降雪があったようだが、

既に除雪車がきっちりと除雪を終えていた。

ここの除雪が終わっていなければ、

そこを駐車地とすることは難しかった。

除雪作業の邪魔はしたくない。

冬山に足を踏み入れる際は、

この駐車スペース確保が大きな要素となる。

 8時55分、駐車地をスタート。

素晴らしい天候に周囲の景色が美しい。

しばらく広い田園地帯を歩き、

「不動の沢林道」に入った。

雪の状態は柔らかくて深いものの、

先日この林道を歩いた時よりはかなりマシだ。

この日はHiromiが大きなスノーシューを忘れ、

やむなく小型のスノーシューでスタートした。

しかし体重が軽いため、

さほど深くは沈まない。

むしろ大型のスノーシューを装着している私の方が、

Hiromiより一段深く沈む始末だ。

 「不動の沢林道」に入ると、

なんと美しい光景か!

木々の枝枝に降り積もった新雪が、

青空の下陽光を浴びて光り輝いている。

本当にうっとりするような光景だ。

そんな中で時折上空の枝から、

重さに耐えかねた雪の塊りが、

「バフッ」という音とともに地面に落ちる。

すると細かくて軽い雪の粒子が、

まるで煙幕のように辺りを包み込む。

何とも幻想的な光景だ。

 「不動の沢林道」は、

入り口から1kmほど歩くと、

「不動の沢」を渡ってヘアピンカーブを描く。

ここで林道を離れて「不動の沢」沿いに進む。

沢沿いには古い作業道が伸びている。

そしてその奥にかつてどなたかが暮らしていたのであろう、

人口建造物の痕跡が残っている。

その周囲のトドマツに目をやると、

ヒグマの爪痕があちこちに見受けられる。

すごいところに住んでいたものだ。

 人家跡から右岸の斜面を登った。

するとまた古い作業道の跡に出た。

しばらくこれを利用して進む。

この頃になると笹の上を歩くことになるのだが、

深い笹に降り積もった雪がまだ浅いため、

踏みぬいてスノーシューごと深く飲み込む。

一歩一歩が大変辛い場面が出てくる。

それでも終始ラッセルを買って出るHiromiは元気だ。

山登りを自らの肉体を鍛える、

トレーニングの一環と捉えているHiromiは、

2022年も積極的だ。

助かる~

 歩きにくくて辛いが、

相変わらず素晴らしい風景の中を登っていき、

地形図上の「244m標高点」のすぐ東側で、

明瞭な尾根上に上がった。

その北には目指す「御園山」が見えている。

エゾシカの深いが、

固くなった踏み跡を利用しながら進み、

10時50分、四等三角点「御園山」

三角点標石は雪の下でわからないが、

昨年の春先藪漕ぎでこのピークに登り、

ギョウジャニンニクを採ったことを思い出す。

 ピーク付近は冷たい風が吹いて寒かったので、

少し下って日当たりの良い斜面で昼食とした。

そして登路で苦労してつけてきたトレースを、

下りでは楽に使って、12時10分、駐車地。

いやあ素晴らしかった。

山は晴れると100倍楽しい!

 連日雪模様ばかりだった印象だが、

連休最終日にようやく納得できる山行ができたことに感謝!

一旦帰宅し、夕方Hiromiと今年初の「反省会」。

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