北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.1.4 『コロイ山』(164m) 降りしきる雪から逃げきれず・・・
昨日の朝起きるとまた雪が降り出した。
しかし我が家の庭に降り積もる雪の量を心配しながらも、
一泊の準備をして出かけた。
今回も降雪量によってはすぐ帰ることができる、
近場の厚真町で活動することにしていた。
ところが家を出て積雪で狭くなった町内会の道を抜け、
国道に出ると吹雪きだした。
それがHiromiの家に近付くほどひどくなり、
最後に曲がる角でそれが見えず、
一旦停車して確認してから、
曲がらなければならないほどだった。
怖い思いをしてHiromiの家に辿り着き、
この日の山行は中止としてすぐ帰途に着いた。
しかしいくらも走らぬうちに、
あのひどい吹雪が急に止んで明るくなりだした。
そこで再びHiromiのところに戻り、
雪雲から逃れるべく苫小牧方面に向かって車を走らせた。
すると千歳辺りで雪雲が切れ、
素晴らしい晴天となる。
ただすぐ北側には雪雲がへばりついていたので、
それから外れた安平町早来の、
『コロイ山』に登ることにした。
ところがスタート地点の「早来墓地」に到着すると、
急に雪雲が張り出してきて、
とうとう雪が降り出した。
まあま、落ち着かないなあ・・・
しょうがないので、
とにかくパッと登って帰ることにした。
何度か登った『コロイ山』には、
いつも「早来墓地」を起点に行動してきた。
ニ等三角点を有するこの山には、
数社の巨大アンテナが建っており、
それらの維持管理のための舗装された管理道路が、
ピークまで続いている。
従って最初から最後まで管理道路を歩くのはつまらないため、
「早来墓地」を起点とすると、
小規模送電線下の作業道を歩くことができる。
私はこの作業道から眺める風景が好きだ。
雪が降りしきる中、
スノーシューを装着して送電線下の作業道を登っていく。
すると一か所林道と交差する地点があるのだが、
そこに雪を踏んで無理やり入ってきた車のワダチがあった。
おそらくハンターが大型四輪駆動車で入った跡だろう。
この林道は奥行きがなく、
すぐに山肌に突き当たって行き止まりとなる。
ということは近くにハンターがいる。
そう思うと緊張する。
こちらの存在を知らせるため、
思い切り鈴を鳴らして登っていく。
そして100で作業道を抜け、
管理道路に出た。
あとは広い管理道路を歩いて行くだけ。
この道路の最奥に建つアンテナ施設のすぐ裏手のピークに立ち、
ニ等三角点『コロイ山』(点名:巨稜威山=ころいやま)。
相変わらず降り続く雪が嫌で、
すぐに下山を開始。
ハンターの存在が気になり、
途中の広い伐採地に寄るのもやめた。
ただひたすら下って、
もう駐車地が近くなったころ、
上空に青空が広がりだした。
皮肉っぽい天候だが、
まあそんなもんだわなあ・・・
そして車中泊を中止し、
帰宅して除雪作業に追われた。