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2022.1.8 『833m峰』(大夕張)  4年ぶりのスキー登山

 昨日から5連休となり、

久しぶりに樺戸山地方面で雪が降らないようだったので、

昨日は当別町の「ふくろう湖」の辺りに行ってみた。

ところがしばらく雪が降り続いた沿線は、

除雪車が降り積もった雪を、

路外に寄せるのが精一杯らしく、

自車を停めるスペースが全く見いだせなかった。

しかたなくただ走ってきただけの、

まあ偵察行となってしまった。

「たまにはいいか」、と思いつつも、

燃料が高騰している折、

もったいなかったと悔やまれる。

 今日はずいぶん久しぶりにスキー登山とした。

記録をさかのぼってみると、

最後にスキーで山に登ってから、

もう4年も経過していた。

しかも4年前の積雪期には1回だけ滑っていた。

自分でも驚いたが、

月日の経つのは改めて早いと感ずる。

冬山を始めたころは常にスキーで登っていた。

するとスキーでは登れないところが出てきて、

スノーシューを合わせて使うようになった。

そして8年半前にHiromiを連れて歩くようになり、

Hiromiにも山スキー一式を用意させた。

ところがそのHiromi、

スキーが苦手で滑り下りるのに、

ひどく時間がかかった。

スノーシューで下った方が速いくらいだった。

また、Hiromiが抱える仕事の性質上、

冬季に怪我をして休むことは、

絶対に許されない状況だった。

そんなことからだんだんスキーがおっくうになって、

徐々に回数が減り、

とうとうスノーシュー一本で登り歩くこととなった。

そうやってスキーから離れてしまうと、

今度はそれを準備するのも面倒になる。

歳とともに何でも面倒になるこの頃、

スキーの積み込みやシールの着脱でさえ、

面倒で仕方がない。

ところが今シーズンは、

どういうわけかHiromiがやたらと、

「スキー」、「スキー」と言う。

であるならばスキー道具がないわけではないので、

重い腰を上げることにした。

私の車には積雪期になると、

常時スノーシューを4~5セット積みっぱなしにしている。

雪質によって大きさを変えたり、

故障してもすぐに代わりのものを使うためだ。

それがスキーとなると、

まずそのスノーシューを、

一旦おろすところから始めなければならない。

おっくうだがやりましたよ!

そして大きなスキー靴を積み、Hiromiを迎えに行った。

今日出かけたのは夕張市大夕張地区。

かつてはそこにも炭鉱があり、

大勢の人々が暮らしていた。

そんな名残を見ながら、

国道452号線脇の駐車地をスキーでスタートした。

 現地で準備を始めると、

Hiromiがピンクのヘルメットをかぶり、

黒くて細身のアウターをまとっている。

かっこいい!

やけに「スキー」、「スキー」と言うと思ったら、

これだったんだなあ。

ヘルメットやゴーグルを買ったものだから、

やたらスキーがしたくなったということだ。

かっこよくて、どうみても高い技術を身につけた、

バックカントリースキーヤーのよう。

その立ち姿を見て、

ただの「ハ」の字の人とはだれも思うまい。

 スタートしてすぐ植林された伐採地に入る。

昔からここを登ってきたが、

植林されたトドマツが少しずつ成長して枝を伸ばすため、

年々登りずらく、滑りずらくなっていく。

それらと急登に耐えて上部の林道に上がると楽になる。

その後は林道を忠実に辿っていく。

そして林道終点から沢形を越えて、

急斜面に取り付く。

ここからが今の私にはきつい。

何度も立ち止まって呼吸を整える。

久しぶりに履いたスキー靴も妙なところが当たって辛い。

しかし高度を上げるごとに、

背後に「シューパロ湖」の素晴らしい風景が広がる。

 スタートして2時間ちょっとで、

「833m峰」のピークに達した。

風もないので昼食を摂って下山だ。

しかし私はもうくたびれて、

スキーよりスノーシューでのんびり下りたい。

Hiromiは早く滑りたくて先にスタートした。

すぐに追い越して前に回り、

写真を撮るけどねえ。

Hiromiに「楽しいか?」

と尋ねると「すごく楽しい」と言う。

まあ、楽しけりゃ何でもいいさ。

やはりHiromiでもスキーでの下山は速いか・・・

今後はスキー登山も増やしていくかあ・・・

一旦帰宅して、もちろん夕方「反省会」。

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