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2022.1.27 『長官山』(254m)  困ったときの「長官山」

 昨日の朝起きると、

10cmほど雪が積もっていた。

前夜の天気予報では、

「降っても5cm程度」、

と言っていたのに。

除雪を済ませて今日も、

樺戸山地に向かおうとした。

ところが新たな降雪で、

また道幅が狭くなって、

車同士がすれ違えないところもあり、

とにかくノロノロだ。

嫌気がさして進行方向を夕張方面に変えた。

私が住む江別市の今冬の除排雪の悪さは、

この朝の朝刊にも取り上げられていた。

 江別市を出て南幌町、長沼町を通り抜け、

馬追丘陵を越えて走ったのだが、

走るごとに新たな降雪が多くなり、

長沼辺りで20cmほど。

それが馬追丘陵を越えると更に多くなり、

栗山町桜丘辺りでは、

30cmにもなにってしまった。

しかも除雪車が走っておらず、

路上にはごっそり雪が積もったままだ。

この辺りだって、

天気予報じゃ「大雪になる」、

なんてことは言っていなかったぞ!

そんな状態では、

どこに行っても車を停めることなぞできない。

どうしようもなくなって、

長沼まで戻り『長官山』に登ることにした。

そして火葬場入山口に行くと、

除雪車は来ていなかったが、

駐車場に入ることはできた。

3台ほどの駐車スペースがある。

 遊歩道に沿ってスノーシューのトレースが、

きっちり残っていたので、

大変楽に歩ける。

このコースのほぼ中間点に、

伐採地が広がっており、

そこの風景が私は好きだ。

伐採地からは南方向に、

一等三角点「馬追山」が見えている。

また思いがけない晴天で、

降り注ぐ陽光がまぶしい。

気持ちの良い歩行を続け、

『長官山』に登りつくと、

旧「馬追温泉」から登ってきた、

新しいトレースができていた。

そのスノーシューのトレースは、

既に下降に入っていた。

 『長官山』からは「文学台」へ。

「文学台」からそのまま、

西の急斜面を下って樹林に入った。

ちようど一週間前のルートと同じだ。

樹林を突っ切ると、

一旦新しい林道に出る。

それとクロスする形で、

再び樹林に入って下降する。

そして尾根の末端まで下ると、

旧「マオイゴルフ場」に出る。

と、そこに立派な角を持つ雄鹿が、

後ろ向きで草を食んでいた。

こちらを振り返った写真を撮りたかったが、

振り返ると同時にこちらの存在を察知して、

瞬時に樹林の中へと消えた。

 最後はゴルフ場の広々とした風景を楽しみ、

途中で簡単な昼食とし、

正午を過ぎて駐車地へ。

遊歩道を歩くだけなら飽きてしまうが、

ほんの少し目先を変えただけで、

ずいぶん面白い山行となるものだ。

 毎日低山、里山を歩き続け、

この日で8日連続となった。

それで今日は完全休養日とし、

諸々の用を足す日とした。

 

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