goo

2023.7.30 『川崎』(170m)  緑深き当望林道!

 

 日曜日もまた蒸し暑いと言う予報に、

軽装で歩けるところへ、

と言うことで、

当別町「ふくろう湖」そばの三角点ピーク、

「川崎」に登ることにした。

「川崎」と言うと川崎市が頭に浮かび、

どうも都会をイメージしがちだが、

この辺りの地名らしい。

近くには「川崎橋」という名称も存在する。

 日曜日の朝Hiromiの車を我が家に置き、

当別町に向かった。

その際Hiromiが、

地元で購入したと言う卵を持ってきてくれた。

我が家は女房と二人暮らしだが、

卵は大好きで欠かせない。

卵自体が品薄で大変貴重なこの時期に、

ありがたい贈り物だった。

そしてこの卵は15個入りだから、

更に助かることとなった。

 当別町で「ふくろう湖」に架かる、

「望郷橋」手前を左手の林道に入った。

砂利道の林道を1kmほど走ると、

左手に「当望林道」の入口が現れ、

広い駐車帯があるので、

これを駐車地とした。

準備をするため車外に出ると、

ブーン、ブーン!

アブだ。

アブがひどい!

そこで早速「オニヤンマ君」を試すことにした。

これまでブヨや蚊には効果があるんだかないんだか、

さっぱりわからなかったが、

アブで試してみると結論が出るだろう。

 

 高さのあるゲートをくぐり、

「当望林道」に入ると緑が濃い。

春めく新緑も美しいが、

色濃くなった今の緑もまた美しいものだ。

この日は終始曇り空で、

日が出て直射日光に焼かれるより涼しい。

それでも真夏の湿気が容赦なく汗を噴き出ださせる。

 ところで「オニヤンマ君」だが、

やはりダメ!

アブやその他の吸血昆虫に対して、

目立つよう帽子のてっぺんに付けているのだが、

頭上をアブが飛び回るだけではなく、

帽子をかぶった頭に当たってくる。

結論、「オニヤンマ君」に防虫効果なし!

頭のてっぺんで、

歩を出すたびにブラブラ揺れて煩わしいだけだ。

 ゲートから1.5kmほど歩くと、

上空を走る送電線の下をくぐる。

すると間もなく林道の右手に、

送電線を保守管理するための作業道入口が見える。

これに入って一旦下り、

沢形へと下降する。

そこに池ができているが、

水は濁ってきたない。

そして足下には動物の骨が。

おそらくエゾシカのものだろう。

こういうものはなるべく見たくない。

 ドロドロの沢形から作業道は急斜面に続く。

滑る斜面を手をつきながら登る。

長靴ではなく、

登山靴を使用してよかったと思わせる場面だ。

なんとかよじ登って、

足もとが安定すると目指すピークはすぐだ。

送電線の鉄塔まで登り詰め、

その基部に四等三角点「川崎」

送電線が伸びる南北の風景が見通せる。

Hiromiが初登なので、

久しぶりのバウム儀式。

私としてここに立つのは3度目。

初めて訪れた時は、

笹が濃くて標石を見つけられなかったことを思い出す。

 下山は同ルートを引き返した。

一旦ジメジメした沢形に下って、

林道に登り返して「ホッ・・・」。

そしてまた緑深き林道を歩いて駐車地へ。

まずまずの良い林道歩きを楽しめた。

暑い中ではあるが、

体力を維持するためにもう一山行!

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )